銀座【着物2145】琉球美絣 木綿 単衣

父母である真栄城興成さん、喜久江さんから日本工芸会正会員・真栄城興茂さんへと引き継がれた琉球美絣の単衣着物です。「本物」だけを守り続けるこちらの作品は、自ら藍を育て、泥藍をつくるところから始まる、ひたすら時間と手間をかけた丹念なお仕事によるもの。冴え冴えとした見事な藍の色は、真栄城さんの藍への惜しみ無い愛情から生まれたものですね。こちらは藍濃淡の美しいグラデーションを用いて、細縞や横段に小さく緯絣を添えた木綿の着物。綿薩摩を思わせる格別のしなやかさを備えた布からは、美しさのみならず作り手の深い想いそのものがまっすぐに伝わってくるようです。美絣の名に相応しい清澄な景色を、どうぞお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【着物2144】浦野理一作 縮緬地 小紋

紫みの藍の縮緬地に、山々に葦に水鳥などの琉球藍型のモチーフが鮮やかに染め上げられた浦野理一さんの小紋です。日本の染織全般に造詣が深く、その一つ一つを贅沢なかたちで再現なさった浦野さんですが、とりわけ琉球紅型と藍型については魅力的な作品が多く、浦野さんご自身も沖縄の地の大らかで彩り鮮やかな染色品に対して、特別な愛情を注いでいらっしゃったことと推し量られます。こちらも力強い藍型の魅力が存分に発揮された一枚。藍と墨色、そしてくっきりと際立つ赤の色が実に美しい調和を生み出しています。色数の多い紅型と比較しますと藍型はやや 地味な印象になりがちですが、深みのある赤を効かせることで、また趣きの異なる新鮮な表情が引き出されていますね。浦野さんというフィルターを通した琉球染織の粋、ぜひお手にとってご覧くださいませ。

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銀座【着物2143】染一ッ紋 単衣訪問着 淡い秘色色 御所解文 (しつけ付)

やや色を薄めた秘色色が近いでしょうか、透明感のある極淡いブルーの地に花菖蒲や秋草など初夏から秋の花木や垣、槌車などが御所解風に配された単衣の訪問着です。清々しい地色に溶け込むような淡彩の表現が爽やかなお品、竪しぼ風の布味とも相俟って、薄物ともまた異なる単衣ならではの風情ある装いをお楽しみ頂けることと思います。上品で一歩控えた感のある色柄はどなたにも好感度高く、様々な場面でも安心してお召し頂けそうですね。この機会にぜひお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【着物2142】本場結城紬 鴇浅葱色 無地 (証紙付・しつけ付)

やや明るめの鴇浅葱色が近いでしょうか、落ち着いた綺麗なピンク系のお色目が春らしい無地の紬です。こちらは真綿から人の手で撚りをかけずにつむぎ出した、本場結城紬だけに用いられる手紬糸を経緯に用いて高機で織り上げられた本結城。独特のふんわりと軽やかな風合いがうれしいお品です。上質な無地紬は合わせる帯次第で街着から軽めのお茶席など着用の機会も多く、現代ではワードローブに欠かせない一枚となっていますね。出番の多い着物だけに糸質や織り、着心地等じっくりと吟味したいものですが、本場結城紬ならば全ての面でご満足頂けるのではないでしょうか。この機会にぜひお手に取って、その極上の布味をお確かめ下さいませ。

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銀座【着物2141】単衣 新田秀次作 草木染紬 (落款入)

戦後一旦は途絶えた紅花による染めを、大変な苦労の末に見事に蘇らせたことで知られる、米沢の新田秀次さんの作品です。英行さんへと引き継がれた新田さんの工房は、以来米沢を代表する紅花紬の機屋さんとして広く知られていますね。こちらは練色を主調として淡い蒸栗色や柳鼠色、紫鼠色など草木染による様々な淡彩が春霞のように織り込まれた無地感覚のお品。全体としては柔らかな黄みを帯びたオフホワイトとグレイが溶け合っているような印象でしょうか。もちろん帯合わせも幅広く、また帯次第で気軽な街着から少しきちんと感のある装いまで、様々な表情をお楽しみ頂けることと思います。新田さんの紬は質の良い真綿糸ならではのふっくらとした風合いと美しい光沢も大きな魅力、ぜひお手に取ってご覧頂きたく思います。

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銀座【着物2140】訪問着 淡黄色 菊花に琴などの図 (松坂屋扱い)

淡黄色が近いでしょうか、落ち着いたクリームイエロー系の地に繊細な糸目友禅や精緻な刺繍によって、菊花や琴を華やかに散らした訪問着です。松坂屋さんの染織名作展の扱いということですから、高島屋さんの上品会同様に大彦さんや千總さんらトップクラスの作り手によるものと思われます。小袖風の大胆な構成には、素晴らしいコレクションで知られる松坂屋さんの個性も投影されているのでしょうか。確かな存在感を備えながらも、女性らしく上品で柔らかな表情が映える逸品、ぜひご覧くださいませ。

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銀座【帯2526】西陣 河合康幸製 絽唐織袋帯

西陣の名門・河合美術織物さんから独立、その高度な技術と品格を受け継ぐ名匠・帯屋河合康幸さんの袋帯です。こちらは象牙色の絽地に大きく花菱文を配した夏の袋帯。薄手の絽を背景に、甘撚りのふくよかな糸のボリュームが一層の存在感を見せる贅沢な唐織です。画像でもご確認頂けることと思いますが、厚みのある絹糸の重なりが刺繍を超えるような見事な光沢を放つお品、紋付きや訪問着などフォーマルな夏の装いを、気品豊かに引き立ててくれることと思います。

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銀座【帯2525】西陣 山口美術織物製 袋帯「マロニエの道」

唐織で名高い西陣・山口美術織物さんの袋帯です。こちらは銘「マロニエの道」、利休鼠色を主調として同じシックなグリーン系の彩りや金糸を用いて、欧米では街路樹として良く知られるマロニエの花や葉がふっくらとした唐織で織り出されています。背景には金糸の石畳がゆるやかに続いており、マロニエに覆われた小径がモダンに、そして生き生きと表現されていますね。この木の花は初夏に花開くとのことですから、これからの季節のお呼ばれにも最適ですね。唐織の格調はそのままに、洋のイメージがさらりと取り入れられた洗練された一点、格高の小紋から訪問着などの装いにいかがでしょうか。

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銀座【帯2524】西陣 渡文製 洒落袋帯 (落款入)

西陣証紙No.37 老舗機屋・渡文さんの洒落袋帯です。こちらは亜麻色が近いでしょうか、ナチュラルなベージュ地に更紗調の花文が配されたお品。多種多彩な糸を操り、柘植櫛を用いた手織りによって、時を経て掠れた壁画のような趣きある景色が丹念に表現されています。裏面はシンプルモダンな横段模様のリバーシブルとなっており、一本の帯で全く異なる二つの顔をお楽しみ頂けますね。薄手で程良い張りがありますのでとても軽く締め易く、真夏以外のスリーシーズンお使い頂けます。上質な紬やドレッシーな織り、小紋など幅広い装いにあわせてお楽しみ下さいませ。

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銀座【帯2523】人間国宝 喜多川平朗作 織名古屋帯 (栞付)

「有職織物」そして「羅」の重要無形文化財保持者として、気品あふれる作品の数々を遺された喜多川平朗さんの名古屋帯です。こちらは青木でもこれまで何点かご紹介しております「彩亀甲文」。桑染色が近いでしょうか、やや黄みを帯びた薄茶色を背景に、滅紫色や老竹色、土器色など穏やかな色調で亀甲花菱文を敷き詰めたお品です。ふっくらとした糸の柔らかな光沢、穏やかな淡彩が端正な割付文を品の良い華やぎで包んでいますね。室町の頃から装束を織り続けた機屋・俵屋を率い、有職織物を極めたこの方ならではの典雅な世界を、この機会にどうぞご覧くださいませ。

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