あおきDIARY

きもの青木からお伝えしたいこと、
新しく届いた着物や帯のお知らせ、
ときどき急ぎのご連絡

2021年8月

8月も中旬になりましたが、まだまだ暑い毎日。盛夏には家で洗える麻や綿のお着物は大活躍ですね。色や模様を替えてみると盛夏の初めとは違う秋の気配に。季節の先取りは着物ならではの楽しみでもありますね。

体感の涼しさはそのままに、季節の移ろいを表現してくれる店頭のお品をご紹介させていただきます。

藍の濃淡グラデーションが素敵な綿麻素材の浴衣:D-2858

盛夏には・・・
紗献上の帯を合わせてみました。博多の紗献上は空隙が多い組織なので風通しよく、涼しくご使用いただける帯です。すっきり爽やかなミントグリーンは、盛夏の前半に大活躍の清涼感。(写真手前 帯:K-6827

晩夏には・・・
濃い地の紗献上に。はっきりした白、青、紫がモダンな印象の帯は晩夏を迎える準備になりそうです。(写真奥 帯:K-7633

同じ五献上でも、雰囲気の変化に驚きますね。

淡い藍と茶の小千谷縮:A-3388

こちらの小千谷縮は寒色と暖色が程よくミックスされているので、帯あわせが幅広く楽しめますね。

盛夏には・・・
クリーム系の優しい地色は大人らしいソフトな涼やかさ。(写真手前 帯:K-7687

晩夏には・・・
濃い藍地に黄みのピンクがポイントの帯はシックに決まります。(写真奥 帯:K-7599

涼しげな白地の小千谷縮:A-3411

盛夏には・・・
白地にブルーの博多帯は清々しく、盛夏らしいコーデ。(写真手前 帯:K-7422

晩夏には・・・
似せ紫の帯をあわせれば、秋の実りが感じられます。着物姿のアクセントになりそうな無地部分と細かな縞と献上柄の組み合わせが素敵です。(写真奥 帯:K-7695

どちらも通年使える八寸名古屋ですので、袷のお着物にもお使いいただけます。

ひと色かえるとコーディネートのバリエーションが広がります。濃い色やボルドー系のお色には秋風を感じますね。
季節の移り変わりをお好みの色柄で楽しまるのはいかがでしょうか。

店頭には秋単衣のお品の入荷も始まりました。単衣のお品は、こちらのページからご覧いただけます。

秋のお支度のお手伝いをさせていただきます。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

銀座店スタッフ 北島

※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。

セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (8/13)

立て続けに通り過ぎていった台風の影響もあるのでしょうか。日中は相変わらずの厳しい暑さですが、

朝夕は急に秋めいてきたような気がします。

段々と虫の音も聞こえてくるようになりました。

 

【着物3228】白鷹御召 白色 蚊絣に源氏車 (反端 証紙付) 

【帯3952】丹波布 九寸名古屋帯

 

【着物3230】単衣付下げ 黒色 蝶の図

 

【着物3232】伊兵衛織 単衣着物                                         

【帯3956】インドネシア バティック名古屋帯 (畳紙付)

 

次回は来週8月20日 (金) に更新予定です。

 

今日からお盆休みという方も多いことと思います。この状況では帰省や旅行など長距離の移動は憚られて、

折角のお休みがなんとも残念なことですね。離れて暮らしている身内や親しい人にも思うように会うこともできず、

自由に行き来ができたほんの2年前のことが遥か昔のようです。

我が家には帰省する先はありませんが、家族が駐在している都市がロックダウン。かなり厳しい隔離措置で食料の確保にも苦労しているらしく、こちらからいろいろ送ってみようと見繕ってはみたものの、すぐに届くわけでもなくやきもきしてしまいます。

か抑えられないデルタ株、日本でも本当に心配です。
スタッフの間でもワクチン接種が進みましたが、二回目の接種後の副反応には皆悩まされたようです。

とはいえやはり安心には変えられませんね。

試行錯誤が続くコロナとの戦いですが、せめて重症化や後遺症の危険が僅かでも少なくなりますように、

希望する方への接種が進むことを祈るばかりです。

ピークを越えた感はありますが、まだまだ続く酷暑の日々、
皆さま、どうぞお身体大切にお過ごしくださいませ。

明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。

衣桁にディスプレイされている着物は、
訪問着 水色 コスモスの花束 でございます。
続いて左奥から、
西陣 織楽浅野製 袋帯
塩瀬地染名古屋帯 勿忘草色 御所解文
インドネシア バティック名古屋帯
青戸柚美江作 木綿地 名古屋帯
でございます。

伊兵衛織 単衣着物

白鷹御召 白色 蚊絣に源氏車

白鷹御召 濃藍色 小絣

単衣付下げ 黒色 蝶の図

西陣 川島織物製 本綴八寸名古屋帯

本紅型 縮緬地名古屋帯 藤煤竹色 芭蕉に鳥の図

丹波布 九寸名古屋帯

今回は、着物6点、帯9点、計15点をご紹介いたします。

銀座店は本日18時までの営業時間となっております。暑さ厳しい毎日ですが、皆さまどうぞご無事でご自愛くださいませ。

銀座店

美しい和色に囲まれて

自宅隣の公園では蝉の鳴き声がピークを迎えておりますが、皆さまはいかがお過ごしですか?
入社して初めての夏 の私は、ご来店されるお客様の涼しげな着こなしに、思わずウットリと、毎度見惚れています。

さて皆さま、突然ですが、この色名、読めますか?色の想像つきますでしょうか?

「天鵞絨色」

・・・答えは、「びろうどいろ」

こちらは帯揚げ、帯締め(G-1856G-1870)等の商品説明にも使われていますが、恥ずかしながら、私は入社するまで出会ったことのない漢字であり、和色への第一歩の色でもありました。

私の大事な仕事の一つに、皆さまからオンラインショップでご注文いただきました着物や帯を店頭から探し出す、という務めがございます。ご注文いただいたお品には、それぞれを説明する和の色名がついており、慣れている先輩スタッフ達は「鳥の子色の…」やら「縹色ね」と、商品番号がなくても、すんなり着物も小物も確保してきます。
が、不慣れな私は、まず!この優雅で素敵な色名が読めない・・・

(しろ・みどり)「白緑」と書いて、「びゃくろく」と読むのね・・・
「夏虫色」ってなんて素敵な名前がついているの!・・・と、皆さまも目にしているかもしれません色見本「和名大辞典」を頼りに、先ずは読み方、色あいの勉強です。

次に由来を調べてみると、どの色も奥深いですし、微妙な色の違いにそれぞれ名前がついていることに感動します。

例えば「瓶覗(かめのぞき)」

手元にあります書籍、「日本の伝統色を愉しむ」(東邦出版株式会社発行)によりますと、「濃淡によってさまざまな名前をもつ藍染めのなかでも、もっとも薄い色。藍瓶のなかを一度だけ覗いてきた程度の色」と、書いてあります。
(瓶覗色の帯揚げ:R-80R-218G-1265)

瓶覗色の染め帯:K-6812

そして、色の中には慌ただしい暮らしの中で忘れていた植物との再会もありました。

「木賊色(とくさいろ)」

すっかり忘れておりましたが、小さな頃、節の部分を分解して遊んだ記憶が蘇りました。

木賊は色名だけではなく、着物の中、帯の中にも見ることができます。

(写真左:帯3940、写真右上:B-2931、右下(木賊色):G-1805)

お店の中にあるたくさんの色の一つずつが、季節の移り変わりを空、植物から感じとり、自然、生活に密着していることに畏敬の念すら感じます。 なるほど~と唸りながら勉強していると・・・今度は、江戸鼠、銀鼠、葡萄鼠、藍鼠、、、と「鼠」の文字のラッシュです!! 早速先輩スタッフに尋ねると、どうやら「四十八茶百鼠」というのがあるらしく…

と、まだまだ和色は奥が深く、どうやら今の私は入り口に立ったばかり。これから先が、、、楽しみです!

皆さまも、改めてこの美しい響きを趣を持つ、たくさんの和色を眺めてみませんか? そして、お着物、帯だけではなく、帯揚げ、帯締めの微妙な色の違いから生まれる色のマジックを体験してみませんか?

私が奥で仕事をしていると、「えー、この色入れると全然雰囲気違うのね」「自分では選ばないけれど、びっくり!」と嬉しそうなお客様のお声と笑い声に、ついつい「どんな色あわせかしら?」と気になりながら、こちらも笑顔にさせていただいております。

銀座店では、自分では気づかない色合わせや新しい発見のお手伝いをさせていただけたらと、豊富な経験を持つスタッフがお待ちしております。また、合わせてみたいお着物や帯をお持ちいただいてのコーディネートのご相談も承っております。
是非お近くにお越しの際は、お立ち寄りくださいませ。

銀座店スタッフ 田山

※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。

今週末(8月7日)からの3連休とお盆期間中の発送業務につきまして、下記の通りご案内させていただきます。

今月も祝日(山の日)が変更となっておりますので、今一度お手元の手帳やカレンダーをご確認くださいませ。
※8月9日(月)は山の日の振替休日となり、11日(水)は平日となります。

世田谷事務所の営業時間

※8月はカレンダー通りに営業いたします
※8月7日(土)~9日(祝) は3連休となります。

銀座店の営業時間

※8月はカレンダー通りに営業いたします
※緊急事態宣言に伴い、ひき続き時短営業となります

平日(水~土曜日):11:00~18:00
日曜日のみ:11:00~17:00

定休:月・火曜日

ご注意くださいませ

※3連休中のメールやお電話のお問い合わせ、及び入金確認、商品発送等の業務は、 連休明けの8月10日(火曜日)より順次対応させていただきます。 ご不便をおかけいたしますが、その旨どうぞご了承くださいませ。

※お盆期間中の配送業者の繁忙期、また東京オリンピック開催による首都圏の交通規制なども重なり、オンラインショップにてご注文いただいたお品をご希望の日時指定にお届けができない場合がございます。その旨どうぞご了承くださいませ。

 

 

セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (8/6)

苛酷な暑さが続いていますが、気がつけば明日は立秋。

少しずつ少しずつ、また季節が進んでいますね。

 

【着物3222】小紋 黒色 御所解文

【帯3948】西陣 河合美術織物製 袋帯

 

【着物3220】笠瀬治夫作 本加賀友禅 紋紗 道中着 (反端 証紙付) 

【着物3226】人間国宝 小宮康孝作 単衣 江戸小紋 (落款入 三越扱い) 

 

【着物3224】南風原花織 単衣着物 (反端 証紙付) 

 

次回は来週8月13日 (金) に更新予定です。

 

冷房があまり好きではない猫たちも、流石にこの暑さには耐えきれず、エアコンの下で長〜くなっています。夏真っ只中ですね。
酷暑の下でのマスク生活も二年目、慣れてきたとはいえやはり辛いものですが、デルタ株が広がる中では内側にもう一枚重ねようかしらとも考えてしまいますね。満員電車での通勤を余儀なくされている方々は本当にご不安なことと思います。布マスクやウレタンマスクが殆ど意味をなさないという研究結果が出ている以上、多少肌に負担がかかっても不織布のものが手放せませんので、肌が弱い娘は不織布の内側に当て布を一枚入れて凌いでいます。いろいろな布を試してみたところ、夏はアイスコットンという襦袢用の生地がとても快適とのこと、マスクより一回り小さな大きさの布の周囲をかがって、一週間分用意して愛用中です。肌触りが良く吸湿性もある生地ですと、一枚挟むことで夏場のマスクもずいぶんと楽になるようです。この状況ではとにかく不織布マスク+消毒手洗いが基本。なんとか自衛しながら生活しなくてはなりませんね。


目まぐるしい日々のニュースにいろいろな感覚がおかしくなってしまいそうですが、今はまず感染予防と熱中症対策。
この厳しい夏を無事に越えるために、
皆さま、どうぞ体調管理にくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ。