あおきDIARY

きもの青木からお伝えしたいこと、
新しく届いた着物や帯のお知らせ、
ときどき急ぎのご連絡

2023年9月

銀座店

江戸小紋で秋のお茶会へ

ようやく朝晩は窓からの風が気持ち良くなってきましたが、みなさま夏のお疲れが溜まっておりませんでしょうか。この夏は我が家でもクーラーを一日中フル稼働する日が続いており、クーラーなしでは過ごせないとはいえ、やはりその中にずっといるのは身体も疲れてしまいますね。お風呂あがりに虫の音を聞きながら、部屋に入ってくる自然の風を感じていると、本当にホッといたします。

銀座店には、秋のお茶会に向けて、必要なものをお探しのお客さまが増えてまいりました。私の先生は高齢で体調を崩してしまい、残念ながらしばらくお稽古もお休みです。というわけで過去のお稽古の写真を懐かしく眺めておりました。

三笠山や鹿の蒔絵の金輪寺棗、「紅葉狩り」の茶碗、そして 秋明菊、ほととぎす、ミズヒキ等の茶花..。

本当に秋が溢れており、先の季節が楽しみになってまいりました。

これからの季節のお稽古に、お茶会に、今回は江戸小紋を中心にコーディネートしてみました。
江戸小紋とは、誠文堂新光社出版の「きもの語辞典」によりますと「遠目には無地にも見えるほど精緻な極小の文様の一色染め、およびそのように染めた着物」とございます。

江戸小紋好きな友人から熱く語られていても、その良さがなかなかわからなかった私ですが、青木に入社して三年め。江戸小紋の懐の深さと汎用性の広さ・・・そして、伊勢型紙に見られる極めて精細な型。これを手で彫っているなんて・・・。とすっかりその魅力に傾倒しております。

コーディネートA

まずは人気の「角通し」。シックに黒色を選んでみました。今でしたら、他にもさまざまなお色とサイズが選べます。

合わせた帯は、こちらも憧れの「龍村美術織物製」それも、気軽な名古屋帯ながらも、二重太鼓に見えるお仕立てです。重宝にお使いいただけると思います。着物と帯がキリリとカッコいい分、帯揚げとバッグに優しい色を添えてみました。

着物:C-2595、帯:店頭限定(P2-179)、帯揚げ:R-101、帯締め:G-2564、バッグ:G-2312、、数寄屋袋:G-2213、草履:G-2485

コーディネートB

次に選びましたお着物は、100年以上もの歴史をもつ名門、廣瀬染工所の三代目、伝統工芸士の廣瀬雄望氏の江戸小紋。柄は縁起のよい瓢箪。着物のお色が淡いイエローベージュなので、濃い焦げ茶色の地にモダンな雰囲気の柄の帯を合わせてみましたがいかがでしょうか。コーディネートした縮緬の帯揚げの鉄納戸色は、使い勝手のよい人気のお色です。

着物:C-2540、帯:L-6906、帯揚げ:R-74、帯締め:店頭限定(P5-161)、バッグ:店頭限定(P3-501)、草履:G-1682

コーディネートC

最後にコーディネートしました組み合わせ。実は、私が今、このまま着てみたいと思っている組み合わせです。 妄想の中では、来月江戸東京たてもの園で開催される「東京大茶会」に♪

選んだ着物は、伊勢型紙道具彫の人間国宝 中村勇二郎さんの型を用いた小紋です。是非、お手にとって見ていただきたい精緻な「古代菊」。そしてこれからの季節にピッタリなお色。コーディネートしました帯は、こちらも大人気の「陰山織物製、箔屋清兵衛」ブランドです。柄もお色も、合わせやすい上に、出過ぎず、引き過ぎず・・・、合わせましたカレンブロッソの草履なら、広い浜離宮も疲れずに歩けそうです。

着物:C-2214、帯:店頭限定(P2-285)、帯揚げ:店頭限定(P6-346)、帯締め:G-2573、バッグ:G-2588、草履:G-1689

もう少し華やかな帯をご希望のお客様には、西陣の川島織物さんのお品も揃っております。確かな糸質や織りに裏付けられました締め心地の良さ、美しいさが魅力の帯。 お太鼓のかたちの良さでも定評がありますね。

左よりL-6854L-6088L-6838

また、お稽古、お茶会に行く際のバッグも悩みますよね。今でしたら荷物が少し多くても安心な衿秀さんのトートバッグも、お色が揃っております。お太鼓の間にスッと収まる数奇屋袋も大変重宝するお品です。

いかがでしたでしょうか。

今年は既にお茶席の応募は締め切ってしまいましたが、茶道の経験の浅い方、全くない方でも安心して参加できる「東京大茶会

大都会の中にある庭園内では二つのお茶室、野点等を気軽に味わえます。また、季節ならではのお道具、お手前、お運びをしてくださる各流派の方のお着物を見るだけでも楽しめます。当日参加可能なプログラムも多数あるようですので、よろしかったらいかがでしょうか。

色無地、江戸小紋、そしてお茶会にお使いいただきやすい帯が豊富に揃っております今のシーズン、銀座店やオンラインショップに是非遊びにいらして下さいね。 皆さまのご来店を楽しみにお待ちいたしております。

青子ちゃんも、お友達に誘われてお茶会に!

銀座店 田山

『きもの青木銀座店』

TEL03-3564-7171
営業時間 11:00~18:00
定休日:月・火曜日

ご来店の際には是非ご予約をおすすめいたします。ホームページから、またはお電話でも承っております。

皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。

セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (9/29)

いよいよ10月です。段々と過ごしやすい日々が戻ってきて、ほっと一息ですね。

 

【着物3951】浦野理一作 経節紬 利休茶色 無地                           

【帯4884】染名古屋帯 蒲葡色 辻が花文

                               

【着物3953】清染居製 訪問着 紫鼠色 松の図                                           

【帯4880】西陣 川島織物製 本袋帯

                                                     

【着物3949】千總製 訪問着 淡黄色 几帳に花枝の図                                                                    

【帯4876】西陣 河合美術織物製 袋帯

 

次回は10月6日 (金) に更新予定です。

この時期になると、あちらこちらでふいに姿を現す彼岸花。先日お墓参りに出かけたお寺でも、すいっと伸びた茎の先に真っ赤な花を咲かせていました。夏の間には葉も出さず、お彼岸の頃を見計らったように何もない場所から花茎をぐいぐいと伸ばしてくる不思議な花ですね。
有毒であることやお寺でよく見かけることもあるのでしょうか、不穏当な別名をたくさん持っているようで、子ども心にちょっと怖い印象がありました。が、土の中で出番を待っている花芽は、温度の変化をしっかりと捉えて地上に出てくるとのこと。まるで花火のように弾けた花の姿に独特の激しさが感じられますが、この個性の強さがきっちりと夏とのけじめをつけてくれるような気がして、また少し違った思いで眺めるようになりました。
さて今日は中秋の名月、いよいよ秋も本番です。今年も満月に重なるそうですから、見事なお月さまに会えそうですね。まずはゆっくりと美しい月を眺めて、夏の疲れを癒したいものです。

もうしばらくは気温の上下も大きいことと思います。
皆さま、どうぞ体調にお気をつけてお過ごしくださいませ。

明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。

衣桁にディスプレイされている着物は、
【着物3949】千總製 染一ツ紋 訪問着 淡黄色 几帳に花枝の図 でございます。

続いて左奥から、
・【帯4878】西陣 龍村美術織物製 たつむら 本袋帯 銘「豊饒葡萄文」
・【帯4884】染名古屋帯 蒲葡色 辻が花文
・【帯4883】西陣 小川英作 爪掻本綴 八寸名古屋帯
・【帯4880】西陣 川島織物製 本袋帯
でございます。

【着物3953】清染居製 訪問着 紫鼠色 松の図

【着物3952】小紋 灰茶色 束柴に花枝散らし

【着物3951】浦野理一作 経節紬 利休茶色 無地

【帯4878】西陣 龍村美術織物製 たつむら 本袋帯 銘「豊饒葡萄文」

【帯4883】西陣 小川英作 爪掻本綴 八寸名古屋帯

【帯4877】西陣 桝屋高尾製 ねん金綴錦 袋帯「彩変桐文」

【帯4876】西陣 河合美術織物製 袋帯

セレクション新着リスト

着物6点

  • 【着物3948】琉球花織 着物
  • 【着物3949】千總製 染一ツ紋 訪問着 淡黄色 几帳に花枝の図
  • 【着物3950】刺繍 訪問着 灰梅色 疋田に折々の花
  • 【着物3951】浦野理一作 経節紬 利休茶色 無地
  • 【着物3952】小紋 灰茶色 束柴に花枝散らし
  • 【着物3953】清染居製 訪問着 紫鼠色 松の図

帯9点

  • 【帯4876】西陣 河合美術織物製 袋帯
  • 【帯4877】西陣 桝屋高尾製 ねん金綴錦 袋帯「彩変桐文」
  • 【帯4878】西陣 龍村美術織物製 たつむら 本袋帯 銘「豊饒葡萄文」
  • 【帯4879】浦野理一作 経節紬 名古屋帯 深緑色 無地
  • 【帯4880】西陣 川島織物製 本袋帯
  • 【帯4881】縮緬地染名古屋帯 鉄紺色 花の図(二部式)
  • 【帯4882】西陣 龍村美術織物製 たつむら 本袋帯 銘「江戸絵格子」
  • 【帯4883】西陣 小川英作 爪掻本綴 八寸名古屋帯
  • 【帯4884】染名古屋帯 蒲葡色 辻が花文

以上、着物6点、帯9点、計15点をご紹介いたします。

オンラインショップでは明日9月29日(金)9時45分に更新予定です。

銀座店は本日18時まで営業しております。お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。

セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (9/22)

30度を下回る日々がようやく戻ってきたこの頃、

お彼岸が過ぎればいよいよ秋本番ですね。

 

【着物3947】訪問着 水柿色 四季花文                           

【帯4872】西陣 桝屋高尾製 袋帯

                    

【着物3941】刺繍訪問着 黒色 胡蝶蘭の図

 

【着物3944】本場結城紬 茶鼠色 細縞                 

【帯4875】ムガシルク地 刺繍洒落袋帯 正倉院更紗 

 

次回は9月29日 (金) に更新予定です。

袷の着物の準備も段々と整ってきて、しばらくお休みしていた撮影もいよいよ再開です。

先日は浦野理一さんの経節紬の名古屋帯がメイン。こっくりとした良いお色目の名古屋帯をたくさん手に取ることができました。深い深い紫、葡萄色、少しだけ灰色味を含んだ枯れた茶色、鮮やかな深緑…シンプルな着物にちょっとだけ攻めた小物たちで彩りを足した景色の、なんと美しいこと。豊かな糸味、そして選び抜かれたそれぞれの色が見事に本領を発揮してくれました。

それぞれの取り合わせを眺めていると、すっかり忘れていた秋冬の景色が鮮やかに甦ってまいります。こちらでしたらあの銀杏の樹の下に立って頂きたい、あちらならばクリスマスの準備の頃に、等々と気持ちがぐんぐん前に進んでいきます。いつまでも残る暑さに引きずられている場合ではありませんね。

9月もあと1週間ほど、またすぐにふっくらとした真綿の風合いが恋しくなってくるはずです。

秋が深まる頃から少しずつご紹介させていただきますので、ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。

日中と朝夕との気温差に、体調を崩す方も多くなっています。
皆さま、どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。

                

明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。

衣桁にディスプレイされている着物は、
【着物3942】縮緬地 訪問着 灰梅色 萩の図 でございます。

続いて左奥から、
・【帯4870】西陣 河合美術織物製 袋帯「唐衣ロータス円文」
・【帯4875】ムガシルク地 刺繍洒落袋帯 正倉院更紗
・【帯4871】綾の手紬 花織 八寸名古屋帯
・【帯4873】西陣 織文意匠 鈴木製 袋帯 唐綾錦「吉祥笹蔓文様」
でございます。

【着物3941】刺繍訪問着 黒色 胡蝶蘭の図

【着物3945】刺繍 付下げ 黒色 蔓花の図

【着物3944】本場結城紬 茶鼠色 細縞

【着物3946】本場結城紬 縞によろけの経絣

【帯4875】ムガシルク地 刺繍洒落袋帯 正倉院更紗

【帯4874】龍村平蔵製 本袋帯 銘「宝鏡唐華文」

【帯4868】浦野理一作 縮緬地 染名古屋帯

セレクション新着リスト

着物7点

  • 【着物3941】刺繍訪問着 黒色 胡蝶蘭の図
  • 【着物3942】縮緬地 訪問着 灰梅色 萩の図
  • 【着物3943】千總製 染三ッ紋 色留袖 茶鼠色 松枝の図
  • 【着物3944】本場結城紬 茶鼠色 細縞
  • 【着物3945】刺繍 付下げ 黒色 蔓花の図
  • 【着物3946】本場結城紬 縞によろけの経絣
  • 【着物3947】訪問着 水柿色 四季花文

帯8点

  • 【帯4868】浦野理一作 縮緬地 染名古屋帯
  • 【帯4869】誉田屋源兵衛製 袋帯
  • 【帯4870】西陣 河合美術織物製 袋帯「唐衣ロータス円文」
  • 【帯4871】綾の手紬 花織 八寸名古屋帯
  • 【帯4872】西陣 桝屋高尾製 袋帯
  • 【帯4873】西陣 織文意匠 鈴木製 袋帯 唐綾錦「吉祥笹蔓文様」
  • 【帯4874】龍村平蔵製 本袋帯 銘「宝鏡唐華文」
  • 【帯4875】ムガシルク地 刺繍洒落袋帯 正倉院更紗

以上、着物7点、帯8点、計15点をご紹介いたします。

オンラインショップでは明日9月22日(金)9時45分に更新予定です。

銀座店は本日18時まで営業しております。お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。

銀座店

秋に重宝!本塩沢がおすすめです

少しずつ過ごしやすい気温となってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
青空の中に広がる雲を眺めると、ようやく秋らしさを感じるようになってきました。この時期は毎日空を見上げるのが楽しく感じる方も多いことと思います。

銀座通りには、初夏から晩秋にかけて途切れることなく花を咲かせるアンゲロニアが彩りを添えてくれています。

ふり返ると今年の夏も猛暑でしたね。着物姿は修行と自分に言い聞かせていたものの、さすがの暑さに着付けを見直してみました。涼しさを優先して最低限の形を整える補正に変えてみたところ、これが想像以上によかったのです。

今までは補正パッドにプラスして数種類のタオルを駆使していたのですが、思い切ってタオルは使わないことにしてみました。補正バッドのみを使って補正する位置や腰紐の位置を変え、伊達締めや帯の巻き方、お太鼓の作り方も工夫してみました。

さらに肌着類も出来れば一枚でも減らしたいと考え試行錯誤した結果、自分に合ったもの、自分に必要なものを見極めることの重要さに改めて気付かされました。

今回、猛暑を乗りきるために見直した着付けでしたが、涼しいのはもちろんのこと、着付け時間の短縮、お洗濯の負担軽減、何より工夫することの面白さを感じられたことが一番の収穫となりました。

これから単衣~袷へとシーズンが移行しますので、また新しい着付け方法にトライしてみようと思います。銀座店では着付けのお悩みなどございましたら、お気軽にスタッフにお声がけくださいね。

栗が加わると一気に秋らしくなりました

さて本題です。
よく耳にする「おすすめはありますか?」のフレーズですが、今の時期に持っておきたい便利アイテムといえば《単衣の本塩沢》ではないでしょうか。

新潟県南魚沼地方で織られる御召で、緯糸に強い撚りをかけた強撚糸を用いて、織り上げた後に湯もみをして作られます。こうすることで繊細なシボのある、シャキッとした感触の生地になるので、さらりとした肌触りが気持ちよくとてもおすすめです。

特に八掛のない単衣は着心地がダイレクトに伝わってきますので、単衣で一枚持っておくと何かと重宝することと思います。今回は即戦力として使えるアイテムをご紹介させていただきますね。

本塩沢の単衣 左から(A-3842)(A-3873)(A-3870

■ 秋色を加えて気軽なお出かけへ

着物(A-3842)帯(L-6889)帯揚げ(R-08)帯締め(S-406)バッグ(G-2426

黒よりも柔らかい印象になる墨色の濃淡で、市松文を織りだした小粋な一枚です。愛らしい鳥獣戯画の洒落袋帯を合わせて、美術館や展覧会、アートフェアやコンサートホールなど気分を上げてのお出かけにぴったりです。

■ 女子会にはパッと目を惹く帯を合わせて

着物(A-3873)帯(K-9096)帯揚げ(R-96)帯締め(S-402)草履(G-1684

淡いニュアンスカラーの地に、縁起の良い吉祥文様の七宝繋ぎ文を織りだした上品な一枚です。合わせる帯しだいで雰囲気が変わるので、女子会にはパッと目を惹く華のある帯はいかがでしょう。

■ 個性を受けとめてくれる万能な一枚

着物(A-3870)帯(K-9164)帯揚げ/店頭限定(P6-268)帯締め/店頭限定(P5-161)バッグ(G-2649

沖縄の工芸色豊かな花織の帯、アフリカ伝統の草ビロードのバッグをも受け止めてくれる万能な一枚です。モノトーンのすっきりとしたお柄は個性的なアイテムとも相性がよく、コーディネートの楽しみが尽きませんね。

いかがでしたでしょうか? リユースですとなかなかマイサイズのものに出会うのは難しいと思いますが、お直ししてでも手に入れておいて間違いないアイテムではないでしょうか。
実は私の初めての本塩沢は先輩からお譲りいただいたもので、迷うことなく即マイサイズにお直ししました。もうそろそろ出番となりそうなので、今から帯あわせを考えるのが楽しみです!

季節の染め帯はもちろん、くすみカラーを取り入れるとぐっと秋らしい装いになって素敵ですね。

左上(K-7023)左下(K-6785)真ん中(K-9149)右(帯4698

写真右端にある白山工房さんの牛首紬の洒落袋帯は、どことなく月の満ち欠けのような情緒を感じるモチーフで、秋にさり気なくコーディネートに取り入れると何ともオシャレだと思います。

青子さんに着てもらった単衣の着物に、秋らしいくすみカラーの羽織と岡小百合さんの羽織紐を合わせてみました。

相変わらずご好評の羽織やコート類も銀座店にてご用意しております。

単衣に合わせる羽織やコート類ですが、今の時期は何を選んでよいか悩んでらっしゃる方も多いことと思います。必要ではあるものの、実際に袖を通すとまだ暑いというのが正直なところですよね。そこでおすすめなのは、紋紗でも透け感があまりないもの、秋らしい落ち着いた色や深みのあるお色目のものですと安心してお召しいただけます。

京都衿秀さんの利休バッグや人気のトートバッグなど、小物類も揃っております。

より一層コーディネートが楽しくなるこれからのシーズン、是非銀座店へお越しくださいませ。皆さまのご来店をお待ちしております。

銀座店 安藤

『きもの青木銀座店』

TEL03-3564-7171
営業時間 11:00~18:00
定休日:月・火曜日

ご来店の際には是非ご予約をおすすめいたします。ホームページから、またはお電話でも承っております。

皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。