あおきDIARY

きもの青木からお伝えしたいこと、
新しく届いた着物や帯のお知らせ、
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2023年9月

セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (9/22)

30度を下回る日々がようやく戻ってきたこの頃、

お彼岸が過ぎればいよいよ秋本番ですね。

 

【着物3947】訪問着 水柿色 四季花文                           

【帯4872】西陣 桝屋高尾製 袋帯

                    

【着物3941】刺繍訪問着 黒色 胡蝶蘭の図

 

【着物3944】本場結城紬 茶鼠色 細縞                 

【帯4875】ムガシルク地 刺繍洒落袋帯 正倉院更紗 

 

次回は9月29日 (金) に更新予定です。

袷の着物の準備も段々と整ってきて、しばらくお休みしていた撮影もいよいよ再開です。

先日は浦野理一さんの経節紬の名古屋帯がメイン。こっくりとした良いお色目の名古屋帯をたくさん手に取ることができました。深い深い紫、葡萄色、少しだけ灰色味を含んだ枯れた茶色、鮮やかな深緑…シンプルな着物にちょっとだけ攻めた小物たちで彩りを足した景色の、なんと美しいこと。豊かな糸味、そして選び抜かれたそれぞれの色が見事に本領を発揮してくれました。

それぞれの取り合わせを眺めていると、すっかり忘れていた秋冬の景色が鮮やかに甦ってまいります。こちらでしたらあの銀杏の樹の下に立って頂きたい、あちらならばクリスマスの準備の頃に、等々と気持ちがぐんぐん前に進んでいきます。いつまでも残る暑さに引きずられている場合ではありませんね。

9月もあと1週間ほど、またすぐにふっくらとした真綿の風合いが恋しくなってくるはずです。

秋が深まる頃から少しずつご紹介させていただきますので、ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。

日中と朝夕との気温差に、体調を崩す方も多くなっています。
皆さま、どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。

                

明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。

衣桁にディスプレイされている着物は、
【着物3942】縮緬地 訪問着 灰梅色 萩の図 でございます。

続いて左奥から、
・【帯4870】西陣 河合美術織物製 袋帯「唐衣ロータス円文」
・【帯4875】ムガシルク地 刺繍洒落袋帯 正倉院更紗
・【帯4871】綾の手紬 花織 八寸名古屋帯
・【帯4873】西陣 織文意匠 鈴木製 袋帯 唐綾錦「吉祥笹蔓文様」
でございます。

【着物3941】刺繍訪問着 黒色 胡蝶蘭の図

【着物3945】刺繍 付下げ 黒色 蔓花の図

【着物3944】本場結城紬 茶鼠色 細縞

【着物3946】本場結城紬 縞によろけの経絣

【帯4875】ムガシルク地 刺繍洒落袋帯 正倉院更紗

【帯4874】龍村平蔵製 本袋帯 銘「宝鏡唐華文」

【帯4868】浦野理一作 縮緬地 染名古屋帯

セレクション新着リスト

着物7点

  • 【着物3941】刺繍訪問着 黒色 胡蝶蘭の図
  • 【着物3942】縮緬地 訪問着 灰梅色 萩の図
  • 【着物3943】千總製 染三ッ紋 色留袖 茶鼠色 松枝の図
  • 【着物3944】本場結城紬 茶鼠色 細縞
  • 【着物3945】刺繍 付下げ 黒色 蔓花の図
  • 【着物3946】本場結城紬 縞によろけの経絣
  • 【着物3947】訪問着 水柿色 四季花文

帯8点

  • 【帯4868】浦野理一作 縮緬地 染名古屋帯
  • 【帯4869】誉田屋源兵衛製 袋帯
  • 【帯4870】西陣 河合美術織物製 袋帯「唐衣ロータス円文」
  • 【帯4871】綾の手紬 花織 八寸名古屋帯
  • 【帯4872】西陣 桝屋高尾製 袋帯
  • 【帯4873】西陣 織文意匠 鈴木製 袋帯 唐綾錦「吉祥笹蔓文様」
  • 【帯4874】龍村平蔵製 本袋帯 銘「宝鏡唐華文」
  • 【帯4875】ムガシルク地 刺繍洒落袋帯 正倉院更紗

以上、着物7点、帯8点、計15点をご紹介いたします。

オンラインショップでは明日9月22日(金)9時45分に更新予定です。

銀座店は本日18時まで営業しております。お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。

銀座店

秋に重宝!本塩沢がおすすめです

少しずつ過ごしやすい気温となってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
青空の中に広がる雲を眺めると、ようやく秋らしさを感じるようになってきました。この時期は毎日空を見上げるのが楽しく感じる方も多いことと思います。

銀座通りには、初夏から晩秋にかけて途切れることなく花を咲かせるアンゲロニアが彩りを添えてくれています。

ふり返ると今年の夏も猛暑でしたね。着物姿は修行と自分に言い聞かせていたものの、さすがの暑さに着付けを見直してみました。涼しさを優先して最低限の形を整える補正に変えてみたところ、これが想像以上によかったのです。

今までは補正パッドにプラスして数種類のタオルを駆使していたのですが、思い切ってタオルは使わないことにしてみました。補正バッドのみを使って補正する位置や腰紐の位置を変え、伊達締めや帯の巻き方、お太鼓の作り方も工夫してみました。

さらに肌着類も出来れば一枚でも減らしたいと考え試行錯誤した結果、自分に合ったもの、自分に必要なものを見極めることの重要さに改めて気付かされました。

今回、猛暑を乗りきるために見直した着付けでしたが、涼しいのはもちろんのこと、着付け時間の短縮、お洗濯の負担軽減、何より工夫することの面白さを感じられたことが一番の収穫となりました。

これから単衣~袷へとシーズンが移行しますので、また新しい着付け方法にトライしてみようと思います。銀座店では着付けのお悩みなどございましたら、お気軽にスタッフにお声がけくださいね。

栗が加わると一気に秋らしくなりました

さて本題です。
よく耳にする「おすすめはありますか?」のフレーズですが、今の時期に持っておきたい便利アイテムといえば《単衣の本塩沢》ではないでしょうか。

新潟県南魚沼地方で織られる御召で、緯糸に強い撚りをかけた強撚糸を用いて、織り上げた後に湯もみをして作られます。こうすることで繊細なシボのある、シャキッとした感触の生地になるので、さらりとした肌触りが気持ちよくとてもおすすめです。

特に八掛のない単衣は着心地がダイレクトに伝わってきますので、単衣で一枚持っておくと何かと重宝することと思います。今回は即戦力として使えるアイテムをご紹介させていただきますね。

本塩沢の単衣 左から(A-3842)(A-3873)(A-3870

■ 秋色を加えて気軽なお出かけへ

着物(A-3842)帯(L-6889)帯揚げ(R-08)帯締め(S-406)バッグ(G-2426

黒よりも柔らかい印象になる墨色の濃淡で、市松文を織りだした小粋な一枚です。愛らしい鳥獣戯画の洒落袋帯を合わせて、美術館や展覧会、アートフェアやコンサートホールなど気分を上げてのお出かけにぴったりです。

■ 女子会にはパッと目を惹く帯を合わせて

着物(A-3873)帯(K-9096)帯揚げ(R-96)帯締め(S-402)草履(G-1684

淡いニュアンスカラーの地に、縁起の良い吉祥文様の七宝繋ぎ文を織りだした上品な一枚です。合わせる帯しだいで雰囲気が変わるので、女子会にはパッと目を惹く華のある帯はいかがでしょう。

■ 個性を受けとめてくれる万能な一枚

着物(A-3870)帯(K-9164)帯揚げ/店頭限定(P6-268)帯締め/店頭限定(P5-161)バッグ(G-2649

沖縄の工芸色豊かな花織の帯、アフリカ伝統の草ビロードのバッグをも受け止めてくれる万能な一枚です。モノトーンのすっきりとしたお柄は個性的なアイテムとも相性がよく、コーディネートの楽しみが尽きませんね。

いかがでしたでしょうか? リユースですとなかなかマイサイズのものに出会うのは難しいと思いますが、お直ししてでも手に入れておいて間違いないアイテムではないでしょうか。
実は私の初めての本塩沢は先輩からお譲りいただいたもので、迷うことなく即マイサイズにお直ししました。もうそろそろ出番となりそうなので、今から帯あわせを考えるのが楽しみです!

季節の染め帯はもちろん、くすみカラーを取り入れるとぐっと秋らしい装いになって素敵ですね。

左上(K-7023)左下(K-6785)真ん中(K-9149)右(帯4698

写真右端にある白山工房さんの牛首紬の洒落袋帯は、どことなく月の満ち欠けのような情緒を感じるモチーフで、秋にさり気なくコーディネートに取り入れると何ともオシャレだと思います。

青子さんに着てもらった単衣の着物に、秋らしいくすみカラーの羽織と岡小百合さんの羽織紐を合わせてみました。

相変わらずご好評の羽織やコート類も銀座店にてご用意しております。

単衣に合わせる羽織やコート類ですが、今の時期は何を選んでよいか悩んでらっしゃる方も多いことと思います。必要ではあるものの、実際に袖を通すとまだ暑いというのが正直なところですよね。そこでおすすめなのは、紋紗でも透け感があまりないもの、秋らしい落ち着いた色や深みのあるお色目のものですと安心してお召しいただけます。

京都衿秀さんの利休バッグや人気のトートバッグなど、小物類も揃っております。

より一層コーディネートが楽しくなるこれからのシーズン、是非銀座店へお越しくださいませ。皆さまのご来店をお待ちしております。

銀座店 安藤

『きもの青木銀座店』

TEL03-3564-7171
営業時間 11:00~18:00
定休日:月・火曜日

ご来店の際には是非ご予約をおすすめいたします。ホームページから、またはお電話でも承っております。

皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。

セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (9/15)

来週はもう秋のお彼岸ですね。朝夕は段々と気温も下がってきましたが、暑さ寒さも彼岸まで。

そろそろ日中も過ごしやすくなってくるのでしょうか。

 

【着物3940】染一ッ紋 刺繍訪問着 濃紫色 松竹梅図            

【帯4859】西陣 龍村美術織物製 たつむら 本袋帯 銘「透飾光華文」

              

【着物3936】本場久米島紬 ゆうな染 着物                                     

【帯4867】国画会会員 岡本隆志作 型絵染 名古屋帯                          

 

【着物3938】刺繍訪問着 薄黄色 疋田に四季折々の花図                         

【帯4863】帯匠 誉田屋製 袋帯 黒色 撥鏤文                            

 

次回は9月22日 (金) に更新予定です。

そろそろ実りの秋の到来ですね。インスタグラムなどの画像でも栗を使ったお菓子やおこわなど美味しそうなものばかりが流れてきます。和洋を問わず、芋栗南京を使ったものはまず外れなし。あれこれ誘惑が多くて困ってしまいますね。
月末に所用で岐阜の方に行く予定がありますが、岐阜県の恵那や中津川といえば有数の栗の産地です。以前秋にこの辺りを旅行した娘の情報によれば「もう全面的に栗しかない」とのこと。すやさんなど良く知られる栗きんとんの名店も甘味処を併設していたりするらしく、その地でのみ楽しめるお品もいろいろとあるようです。時間が許すかどうか微妙ではありますが、折角この季節に近くまで行くのだから、ちょっと足を延ばしてみたいなあと思っています。


身の回りでもコロナやインフルエンザに罹る方が本当に増えています。
気温差も大きくなる季節の変わり目、
皆さま、どうぞお身体大切にお過ごしくださいませ。

明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。

衣桁にディスプレイされている着物は、
【着物3936】本場久米島紬 ゆうな染 着物 でございます。

続いて左奥から、
・【帯4860】龍村平蔵製 本袋帯 銘「金地二重蔓大牡丹錦」
・【帯4861】染名古屋帯 瓶覗色 秋草御所解文
・【帯4867】国画会会員 岡本隆志作 型絵染 名古屋帯
・【帯4866】西陣 帯屋捨松製 袋帯「フレンチ刺繍文」
でございます。

【着物3940】染一ッ紋 刺繍訪問着 濃紫色 松竹梅図

【着物3938】刺繍訪問着 薄黄色 疋田に四季折々の花図

【着物3937】繍一ッ紋 刺繍訪問着 葡萄鼠色 秋草の図

【着物3939】本場結城紬 枯色 無地

【帯4867】国画会会員 岡本隆志作 型絵染 名古屋帯

【帯4858】首里花織 九寸名古屋帯

【帯4859】西陣 龍村美術織物製 本袋帯 たつむら 銘「透飾光華文」

セレクション新着リスト

着物5点

  • 【着物3936】本場久米島紬 ゆうな染 着物
  • 【着物3937】繍一ッ紋 刺繍訪問着 葡萄鼠色 秋草の図
  • 【着物3938】刺繍訪問着 薄黄色 疋田に四季折々の花図
  • 【着物3939】本場結城紬 枯色 無地
  • 【着物3940】染一ッ紋 刺繍訪問着 濃紫色 松竹梅図

帯10点

  • 【帯4858】首里花織 九寸名古屋帯
  • 【帯4859】西陣 龍村美術織物製 本袋帯 たつむら 銘「透飾光華文」
  • 【帯4860】龍村平蔵製 本袋帯 銘「金地二重蔓大牡丹錦」
  • 【帯4861】染名古屋帯 瓶覗色 秋草御所解文
  • 【帯4862】西陣 川島織物製 本袋帯
  • 【帯4863】帯匠 誉田屋製 袋帯 黒色 撥鏤文
  • 【帯4864】総刺繍 袋帯 青褐色 装飾文
  • 【帯4865】本場黄八丈 八寸名古屋帯
  • 【帯4866】西陣 帯屋捨松製 袋帯「フレンチ刺繍文」
  • 【帯4867】国画会会員 岡本隆志作 型絵染 名古屋帯

以上、着物5点、帯10点、計15点をご紹介いたします。

オンラインショップでは明日9月15日(金)9時45分に更新予定です。

銀座店は本日18時まで営業しております。お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。

新入荷情報 季節のおすすめ

秋を楽しむ着物や帯|オータムフェアが始まりました

9月に入り、ようやく朝夕は暑さも鎮まってまいりました。長かった夏も終わりが見えてきて、きもの青木 の店内も、いよいよ秋本番です。

春夏秋冬、折々の風情がございますが、秋という言葉からつながる多彩なモチーフは 古来この季節が日本人にとって特別なものであったことを教えてくれますね。

楚々とした秋草の美しさ、落葉を前に鮮やかに色づく紅葉、豊饒の喜び…

着物や帯に映し出された様々な日本の秋景色を、どうぞお楽しみ下さいませ。

そしてガラス作家岡小百合さん作のガラスの羽織紐もご紹介しております。

今回の新作は、どんぐりやリスなどのかわいらしいモチーフを使用。秋の外出が楽しくなりそうですね。

普段の気軽な外出に、また改まったお席へのお呼ばれに
着物でのお出かけがより心弾むものとなりますように

お品物は日々追加されておりますので、お気に入りの一点を探しにお出かけくださいませ。

オータムフェア2023

2023年9月11日(月)より

日々の更新で少しずつ秋色、秋柄のお品をご紹介して参ります。

オータムフェア2023 商品一覧ページはコチラからご覧くださいませ。