大寒を過ぎればまもなく立春。東京でもさすがに気温が下がっていますが、ゆっくりと春は近づいてきています。小さな盆栽の白梅の花もそろそろ見頃となりました。
本日あおきセレクションを更新いたしました。
【着物4055】白山紬地 付下げ小紋 鳩羽色 唐花唐草文
【帯5018】西陣 今河織物製「木屋太」袋帯
【着物4051】千總製 訪問着 薄橙色 四季花文
【帯5014】西陣 川島織物製 本袋帯
【着物4053】本場結城紬 璃寛茶色 花兎文 飛び柄
【帯5022】浦野理一作 縮緬地 染名古屋帯
*新着商品の一覧はこちらのページをご覧くださいませ。
次回は2月2日 (金) に更新予定です。
寒さも今がピークでしょうか。それでも東京では日中は10度を下回ることは少ない暖冬、ヒーターを強めなくても綿入れ半纏一枚で、冷え性の娘も縮こまらずに済んでいます。この冬の活躍ぶりに自分用にもと考えておりましたら、ふと京都の老舗和装専門店が作っていらっしゃる真綿を挟んだ裾除けを思い出しました。表地も中綿も全て絹ですから、それは滑りも良くて軽さや暖かさも抜群だと思います。贅沢なお品ではありますが、京都の底冷えは本当に厳しいとのこと。きっと愛用なさっている方が多い必需品なのでしょうね。
真綿についてあれこれ思いを巡らせておりましたら、半纏じゃなくていっそのこと道中着を作ってみたらどうかしら、古い大島など薄手の織りでしたら綿を挟んでもさほど嵩張らないのでは?などと何だか楽しくなってきてしまいました。お若い方でしたら少々野暮ったいかもしれませんが、おばあちゃんならば平気です。数年ごとにマイブームとなってしまう愛しい真綿。この冬には間に合いませんが、じっくり考えて1、2年後には試作してみたいものです。
感染症の流行もまた広がっているようですし、これからひと月程は各地で大雪も心配ですね。
皆さま、どうぞ体調管理にお気をつけて、お元気でお過ごしくださいませ。
明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。
衣桁にディスプレイされている着物は、
【着物4050】読谷山花織 着物 でございます。
続いて左奥から、
・【帯5019】人間国宝 北村武資作 袋帯
・【帯5015】城間栄順作 本紅型 染名古屋帯
・【帯5022】浦野理一作 縮緬地 染名古屋帯
・【帯5021】西陣 織文意匠鈴木製 唐綾錦 袋帯 白色「牡丹唐草文様」
でございます。
【着物4051】千總製 訪問着 薄橙色 四季花文
【着物4055】白山紬地 付下げ小紋 鳩羽色 唐花唐草文
【着物4052】刺繍 訪問着 鳩羽鼠色 唐花唐草文
【着物4053】本場結城紬 璃寛茶色 花兎文 飛び柄
【帯5022】浦野理一作 縮緬地 染名古屋帯
【帯5020】首里花織 名古屋帯
【帯5017】西陣 織楽浅野製 織名古屋帯「唐草装飾文」
【帯5019】人間国宝 北村武資作 袋帯
セレクション新着リスト
着物6点
- 【着物4050】読谷山花織 着物
- 【着物4051】千總製 訪問着 薄橙色 四季花文
- 【着物4052】刺繍 訪問着 鳩羽鼠色 唐花唐草文
- 【着物4053】本場結城紬 璃寛茶色 花兎文 飛び柄
- 【着物4054】千總製 黒留袖 梅に貝桶、薬玉の図
- 【着物4055】白山紬地 付下げ小紋 鳩羽色 唐花唐草文
帯9点
- 【帯5014】西陣 川島織物製 本袋帯
- 【帯5015】城間栄順作 本紅型 染名古屋帯
- 【帯5016】浦野理一作 経節紬 赤香色 無地
- 【帯5017】西陣 織楽浅野製 織名古屋帯「唐草装飾文」
- 【帯5018】西陣 今河織物製「木屋太」袋帯
- 【帯5019】人間国宝 北村武資作 袋帯
- 【帯5020】首里花織 名古屋帯
- 【帯5021】西陣 織文意匠鈴木製 唐綾錦 袋帯 白色「牡丹唐草文様」
- 【帯5022】浦野理一作 縮緬地 染名古屋帯
以上、着物6点、帯9点、計15点をご紹介いたします。
オンラインショップでは明日1月26日(金)9時45分に更新予定です。
銀座店は本日18時まで営業しております。
お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。
年も明け、まもなく大寒。去年の猛暑の頃は今年は冬が来るのかしら?なんて思っていたのが嘘のように、すっかり冷え込みが厳しくなっています。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
寒い寒い、と出勤をしておりましたら、日差しを浴びた大通り沿いの花壇に「沈丁花」の蕾が!ちゃんとこの子は次の季節の準備をしているのね。この寒ささえ超えたら・・・と、ちょっと嬉しくなってしまいました。
ところで皆さま、「悉皆屋(しっかいや)さん」についてどの程度をご存知でしょうか。
「悉皆」とは「ことごとく、すべて」という意味ですが、その通り、着物に関することの全てを相談できる場所なのです。
「色無地に紋を入れたいのですが」「裄を直したいのですが」このようなお問い合わせをオンラインでも、店頭でも頻繁にいただきます。
オンラインにてお問い合わせ下さいましたお客様はご存知かとは思いますが、 残念ながら青木では、基本的にお直しやガード加工等のお手入れは承っておりません。お手数ですが、お客様には商品を購入後に、個々でご相談をお願いすることになるのですが、そんな時の強い味方が、今日ご紹介する「悉皆屋さん」です。
青木で自信を持ってご紹介させていただいておりますお店が、「きものトータルクリニック吉本 日本橋店」さん。
先日お店にて、いろいろなお話しを伺ってまいりました。店長の庭野さんが、私の拙い質問にひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。
店長の庭野さん
Q1:「依頼先は悉皆屋さんとわかったものの、実際どのようにご相談したらよいのでしょうか?」
先ずは電話、あるいはホームページのLINEにて予め簡単なご相談内容を伝え、来訪の日時を予約していただくとスムーズにご相談ができるそうです。 予約がなくても受け付けてもらえますが、予約をされた方がゆっくりご案内いただけるようです。また、LINEですと写真を簡単に添付できますからお勧めです。
吉本さんのお店では、職人さんが作業なさっている現場で直接お客様からお話を聞き、作業内容についても職人さんから説明していただけます。 実際に作業する方からプロの視点でのお話を伺えるので、安心感も格別です。
Q2:「料金や納期についてはいかがでしょうか?」
基本的にはお仕立て、紋入れ、洗いに関しましては京都の本社にて、日本橋のお店では「染み抜き、やけ直し、汚れ落とし」をなさっていらっしゃるそうです。
納期につきましは、「紋入れ」「お直し」等は基本的におおよそ一ヶ月半から二ヶ月ぐらいとのことですが、お着物の状態や受注の混み具合によって追加のお時間が掛かることもあるようです。 また、着用したいお日にちが迫っている場合は、本社の状況等を確認しながら、 できる限りご希望に添えるように努力して下さるとのことですので、是非ご相談ください。
また、初めて悉皆屋さんに行く時にドキドキしてしまうのが「費用」ですよね。お尋ねしましたところ、 「事前見積もりやご提案は必ずいたします。また、お見積り確定後の追加は無いように予めしっかりチェックしますので、ご依頼いただいてからの追加のご費用はありません」とのことです。
「職人の手作業ですので、実際にはどのような仕上がりになるのか手を入れてみないとわからない部分もありますし、安価な仕事でもございません。大切なお着物を保証の無いまま預ける事になりますし、ましてや他店で綺麗にならなかったなど嫌な経験をされている方も多いので、着物歴の浅い方はどこに依頼したら良いかわからず不安になってしまうことも多いと思います。当社では、作業をする職人が直接店頭でお客様のお話を聞いて作業内容を決めたり、お見積りをすることで、どなたでも安心してご利用頂けますようにと心掛けております。」との言葉に、とてもほっといたしました。近くにこのように信頼できる悉皆屋さんが在ること、大切なお客さまにも自信を持ってご紹介できることをとても嬉しく思います。
Q3:「紋を入れてほしいのですが…」
先ず大切なのは入れてほしい「紋」の写真や、コピーをご用意ください、ということです。 洒落紋でしたらお好きなものをご用意いただければ大丈夫ですが、ご自分の家の正式な家紋をご存知でしょうか。私は、ついお墓で見る家紋を想像してしまいましたが、ご注意ください。白黒が反転している可能性もあるかもしれませんので、間違っていたら大変です。家紋を入れたいとお考えの場合には、先ずは正式な家紋をお調べください。
〈縫紋〉
お着物に入れてほしい家紋の写真やコピーをもとに、どんな種類の縫い紋にするかを決めます。 縫い紋には四種類あり、 「菅縫(すがぬい)」「まつい縫」「相良縫(さがらぬい)」「芥子縫(けしぬい)」 とそれぞれ、縫い方が違います。
価格につきましては縫いの細かさによっても変わりますし、紋自体が一般的ではない場合には下書きの紋を作る作業が発生するため、それぞれ変わってくるそうです。既に入っている縫紋を一旦外して、新しく紋を入れ替える作業も可能です。
〈染め抜き紋〉
こちらもお願いできますが、着物の染料によっては色抜きが難しい場合もあるようです。実際に作業を行いながらのご相談とお考え下さい。
Q4:「裄を出してほしいのですが、」「身幅を出してほしいのですが…」
どのくらい中に入っているかは、一部開いてみないとわかりませんが、出せる寸法に関してはその場でおおよそ、お答えが可能とのことです。 訪問着等の柄があるものに関しては、開いてみないと柄がどのように繋がっているかが 難しい場合もございます。
また肩からだけ出す場合はスジがでにくいのですが、肩、袖両方から出す場合は、 袖側にスジが残りやすくなってしまいます。 「スジ」と書きましたが、このスジとは「仕立ての際の折り筋」であったり、「縫い目の筋」のことです。
吉本さんでは必ず折れスジを伸ばしながら確認をし、スジが汚れていたり、ヤケていたり、 生地の色が違う場合も、スジ直し、ヤケ直し、そして汚れも落としていただけます。 襦袢との兼ね合いもありますので、直し方についてもご相談してみてください。
Q5:「染みをつけてしまった場合はどうしたらよいのでしょうか?」
まず、大前提として「何もせずに持ってきてください」そして 「できるだけ日にちを置かずに」とのことです。 青木にも「ファンデーションをつけてしまったのですがどうしたらよいでしょうか?」とのお電話がたまにございます。汚れにもいくつか種類がございますが、下記の表を目安にお早めにご相談ください。
汚れの種類とタイミング | ||
---|---|---|
血液、体液、ステーキの肉汁等タンパク質のもの | 一ヶ月以内に | |
紅茶、コーヒー、お抹茶等 (タンニンが含まれるもの) | できるだけすぐに | |
汗、ファンデーション等 | シーズンオフのお手入れの際に |
※紅茶、コーヒー、お抹茶等はタンニンが含まれるので「染め」られてしまいますので「できるだけすぐに」お出しください
そして一番大事なことは「濡れたおしぼり等でこすることは、絶対なさらないでいただきたい」とのことです。 ちょうど取材時に擦ってしまったお着物がございましたが、表面が白く毛羽立ち、生地が傷んでしまったとのこと。素人目には色をかけたらよいのでは?と思いましたが、やはり一度生地が傷んでしまうと、修復は難しいようです。
ということですので「万が一、お醤油など食べこぼした際は、乾いたハンカチやタオルで押さえて吸い取る」のみ。そして、「悉皆屋」さんまでお持ちください。あとは職人さんにお任せ!!これ、試験に出ます(笑)!!これだけは、着物を着る際に覚えていてくださいね。
職人さんにお任せください
いかがでしょうか? 「悉皆屋さん」を身近に感じていただけましたでしょうか?
吉本さんでは店長の庭野さんの他、女性の職人さんが数名お仕事をなさっています。
実は、この取材の前に、来年成人式の娘の振袖の振りの長さのことで相談をさせていただきました。 初めての「吉本」さんへの訪問に緊張していたのですが、優しい笑顔で対応していただき、 先ず、丁寧に着物の寸法を図り、娘の寸法を確認し、実際に着用した上で振りの柄等を確認しながら、 今回は切らずに中に織り込んで長さを調節するようにしていただきました。 こんなことができるのか?と思うのと同時に、今度は娘にこの長さだったら当日気をつけること、 また写真を撮る時のアドバイスをいただき、緊張しがちな娘も嬉しそうにおしゃべりさせていただきました。 扉を開ける時の緊張はどこへやら。本当に「悉皆屋さん」は着物についてなんでも相談できるところだなあ、と 嬉しい気持ちでお直しをお願いしてきました。
お手持ちのお着物、青木で購入したお着物、悩んでいたら「案ずるより産むが易し」! 先ずは「きものトータルクリニック吉本 日本橋店」さんにご相談してみてはいかがでしょうか?
私は都営新宿線、浜町の駅から歩いたのですが、「A1出口」から歩いて2分ほど。 「染み抜き 吉本」の看板が見えたらもう安心。優しい職人さんたちが相談にのってくださいますよ。
今週の銀座店のお花
ついに「桜!啓翁桜」が登場いたしました。
皆さまのご来店を楽しみにお待ちいたしております。
銀座店 田山
『きもの青木銀座店』
TEL03-3564-7171
営業時間 11:00~18:00
定休日:月・火曜日
ご来店の際には是非ご予約をおすすめいたします。ホームページから、またはお電話でも承っております。
※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。
暖冬にすっかり慣れてしまって、この時期としては当たり前の冷え込みも、随分厳しく感じられますね。避難生活の過酷さはいかほどかと思います。まだ一月、せめて少しでも早く春が訪れてくれると良いのですが。
本日あおきセレクションを更新いたしました。
【着物4049】染の北川製 訪問着 折々の花に貝桶の図
【帯5009】 西陣 山口美術織物製 袋帯 黒色「有職七宝八つ藤文」
【着物4045】人間国宝 小宮康孝作 繍一ッ紋 江戸小紋
【帯5005】人間国宝 喜多川俵二作 織名古屋帯
【着物4047】本場結城紬 黒色 縞
【帯5013】吉野織染分 九寸織名古屋帯
*新着商品の一覧はこちらのページをご覧くださいませ。
次回は1月26日 (金) に更新予定です。
先日は東京でも初雪でした。冷たい雨がいつの間にか雪に変わり、偶々居合わせたビルの大きな窓から眺める景色はとても美しいものでしたが、ニュースから流れてくる崩壊した家々が白く覆われてゆく画像には、時も場所も選んではくれない自然災害の脅威だけが突きつけられますね。これからひと月ほどの厳寒期、なんとかご無事でと祈るばかりです。
家の中を大整理しておりましたら、十年ほど前に作ってあった綿入れの半纏が出てまいりました。寒がりの娘のために本真綿をたっぷり入れて仕立てた、軽くて暖かい秘密兵器です。お年頃もありましてスタイル的にやや…という時期はしまい込んでいましたが、今は若さの勢いが削がれてきたこともあり、先ずは心地良さ優先。昭和の子みたいね、と言いながら四六時中羽織っています。機能性の高い化学素材のものが出回っている時代ですが、ふんわり優しい軽さと暖かさはやはりお蚕さま。自分用にも作りたくなってしまいました。
明日は大寒、冬本番の寒さとなっています。
皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。
明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。
衣桁にディスプレイされている着物は、
【着物4049】染の北川製 訪問着 折々の花に貝桶の図 でございます。
続いて左奥から、
・【帯5005】人間国宝 喜多川俵二作 織名古屋帯
・【帯5013】吉野織染分 九寸織名古屋帯
・【帯5012】浦野理一作 縮緬地 型染名古屋帯 藍色 山水文
・【帯5009】西陣 山口美術織物製 袋帯 黒色「有職七宝八つ藤文」
でございます。
【着物4045】人間国宝 小宮康孝作 繍一ッ紋 江戸小紋
【着物4047】本場結城紬 黒色 縞
【着物4048】千總製 付下げ 茶鼠色 花扇散らし
【帯5013】吉野織染分 九寸織名古屋帯
【帯5010】読谷山花織 名古屋帯
【帯5008】浦野理一作 縮緬地 型染名古屋帯
【帯5012】浦野理一作 縮緬地 型染名古屋帯 藍色 山水文
【着物4044】浦野理一作 繍一ッ紋 経節紬 紺青色 無地
セレクション新着リスト
着物6点
- 【着物4044】浦野理一作 繍一ッ紋 経節紬 紺青色 無地
- 【着物4045】人間国宝 小宮康孝作 繍一ッ紋 江戸小紋
- 【着物4046】繍一ッ紋 訪問着 御召御納戸色 色紙に四季花
- 【着物4047】本場結城紬 黒色 縞
- 【着物4048】千總製 付下げ 茶鼠色 花扇散らし
- 【着物4049】染の北川製 訪問着 折々の花に貝桶の図
帯9点
- 【帯5005】人間国宝 喜多川俵二作 織名古屋帯
- 【帯5006】西陣 藤田織物製 紬八寸名古屋帯
- 【帯5007】誉田屋源兵衛製 袋帯
- 【帯5008】浦野理一作 縮緬地 型染名古屋帯
- 【帯5009】西陣 山口美術織物製 袋帯 黒色「有職七宝八つ藤文」
- 【帯5010】読谷山花織 名古屋帯
- 【帯5011】西陣 龍村美術織物製 たつむら 本袋帯 銘「八花菱文錦」
- 【帯5012】浦野理一作 縮緬地 型染名古屋帯 藍色 山水文
- 【帯5013】吉野織染分 九寸織名古屋帯
以上、着物6点、帯9点、計15点をご紹介いたします。
オンラインショップでは明日1月19日(金)9時45分に更新予定です。
銀座店は本日18時まで営業しております。
お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。
1月とは思えない暖かさが続いた東京では、寒中とはいえ来週も平年よりも気温は高めのようですね。 北陸は寒さに加えて雨雪の予報が入っているようで、被災地の状況が本当に心配です。せめて暖かさとお食事だけはなんとか行き渡ってくれますように。
本日あおきセレクションを更新いたしました。
【着物4043】刺繍 訪問着 藍墨茶色 雪持ち笹の図
【帯5000】西陣 龍村美術織物製 本袋帯 銘「透花更紗文」
【着物4041】本場結城紬 檳榔子染色 籠目崩し
【帯5004】荒川眞理子作 型絵染 名古屋帯 「たからもの II」
【着物4039】草紫堂製 南部絞紫根染 着物
【帯4996】浦野理一作 経節紬 名古屋帯 胡桃染色 無地
*新着商品の一覧はこちらのページをご覧くださいませ。
次回は1月19日 (金) に更新予定です。
8日は成人の日。穏やかなお天気の中、あちこちで華やかな振袖姿をお見かけしました。ご家族の皆さまも、さぞや感無量でいらっしゃったことと思います。希望に満ちた若い方の瑞々しい美しさが、このところの沈みがちな気持ちをすっと引き上げてくれるような感がいたしました。
と同時に、やはりこの晴れの日を諦めなくてはならなかった20歳の方々のことを考えてしまいますね。なんとか少しでも早く日常を取り戻すことができますように、遅れたとしてもきちんとお祝いの日を迎えられますようにと、ただただ祈っております。
寒の入りを過ぎて、流石に夜の冷え込みが厳しくなってまいりました。
皆さま、どうぞ暖かくなさって、くれぐれもご自愛くださいませ。