本日あおきセレクションを更新いたしました。
今週もまた冷たい雨模様のお天気が続いていましたが、来週はもう4月。ようやく桜の便りもちらほら届いているようですね。
特選会も最終週となりました。今回も美しい品々をどうぞご覧くださいませ。
【着物4117】日本工芸会正会員 知念貞男作 本紅型 小紋
【帯5102】国画会 川村成作 九寸名古屋帯
【着物4113】浦野理一作 経節紬 薄葡萄色 無地
【帯5106】国画会 立花長子作 型絵染 名古屋帯
【着物4115】本場結城紬 淡い薄縹色 無地
*新着商品の一覧はこちらのページをご覧くださいませ。
次回は4月5日 (金) に更新予定です。
4月は始まりの季節。学校であったり、お仕事であったり、新たな場所へと足を踏み出す方も多いことと思います。今年はやや遅れめの桜の花が、そんな皆さまの門出を応援してくれますね。
いつも一緒にお仕事をしているスタッフFさん、先日満を持してお茶のお稽古を始めました。良い先生に出会えたとのことで、とても楽しそうです。覚えることが山のようにあっても、まだ若くて柔軟な頭と心でどんどんん吸収できてしまうのでしょうね。羨ましい…
お茶のお稽古といえば、もちろん着物も大きな楽しみです。着物歴が長いFさんですから、ワードローブは問題なしと思っていましたが、意外にもいろいろお悩みが出てきたとのこと。好きで着る着物とはほんの少し方向性が違っていて、もう少しこんなアイテムがあったら、と気になる点がままあるそうです。そんなあれこれを手持ちのものにプラスしながらの、お茶席のきもの。また素敵な世界が広がりますね。
相変わらず寒暖差の大きな毎日ですが、皆さま、どうぞ体調管理にお気をつけて、お元気でお過ごしくださいませ。
明日のオンラインショップ公開に先駆けて、銀座店ではセレクション新着の品々を本日11時よりご覧いただけますのでご紹介いたします。
ご好評を頂いております「特選会」も今週で最終週のご紹介となります。選りすぐりの逸品をどうぞお楽しみくださいませ。
衣桁にディスプレイされている着物は、
【着物4112】岡重製 染小紋 牡丹鼠色 更紗花文 でございます。
続いて左奥から、
・【帯5101】西陣 織楽浅野製 織名古屋帯「和更紗異文」
・【帯5100】藤山千春作 吉野間道 名古屋帯
・【帯5106】国画会 立花長子作 型絵染 名古屋帯
・【帯5104】龍村平蔵製 本袋帯 白色 銘「円文白虎錦」
でございます。
【着物4112】岡重製 染小紋 牡丹鼠色 更紗花文
【着物4113】浦野理一作 経節紬 薄葡萄色 無地
【着物4115】本場結城紬 淡い薄縹色 無地
【着物4117】日本工芸会正会員 知念貞男作 本紅型 小紋
【着物4114】曽根武勇作 西陣織 訪問着
【帯5099】人間国宝 北村武資作 袋帯 煌彩錦「三彩亀甲」
【帯5105】人間国宝 細見華岳作 爪掻本綴 八寸名古屋帯
【帯5098】国画会 小島秀子作 織名古屋帯「ひかりのふるさと」
セレクション新着リスト
着物6点
- 【着物4112】岡重製 染小紋 牡丹鼠色 更紗花文
- 【着物4113】浦野理一作 経節紬 薄葡萄色 無地
- 【着物4114】曽根武勇作 西陣織 訪問着
- 【着物4115】本場結城紬 淡い薄縹色 無地
- 【着物4116】本場大島紬 泥染 抽象文
- 【着物4117】日本工芸会正会員 知念貞男作 本紅型 小紋
帯9点
- 【帯5098】国画会 小島秀子作 織名古屋帯「ひかりのふるさと」
- 【帯5099】人間国宝 北村武資作 袋帯 煌彩錦「三彩亀甲」
- 【帯5100】藤山千春作 吉野間道 名古屋帯
- 【帯5101】西陣 織楽浅野製 織名古屋帯「和更紗異文」
- 【帯5102】国画会 川村成作 九寸名古屋帯
- 【帯5103】人間国宝 玉那覇有公作 縮緬地 本紅型 名古屋帯
- 【帯5104】龍村平蔵製 本袋帯 白色 銘「円文白虎錦」
- 【帯5105】人間国宝 細見華岳作 爪掻本綴 八寸名古屋帯
- 【帯5106】国画会 立花長子作 型絵染 名古屋帯
以上、着物6点、帯9点、計15点をご紹介いたします。
オンラインショップでは明日3月29日(金)9時45分に更新予定です。
銀座店は本日18時まで営業しております。
お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。
春分を過ぎ、本格的な春の訪れを感じる陽気となってきました。 いよいよ待ちこがれた桜のシーズン到来ですね。
きもの青木銀座店では今年も週替わりで桜が登場し、お客様をお迎えしております。
下向きの花弁が特徴とされるオカメザクラ
細い枝に可憐な花を咲かせる啓翁桜は新種のカーネーションとともに
そしてご近所さんのアートアクアリウム美術館GINZA(三越銀座新館9階)では、桜をテーマにした企画展「めっちゃ桜!2024」が開催中とのこと、タイトルが何ともキャッチーで愛らしいですね。 金魚と桜のコラボレーション、幻想的な空間でいつもと違ったお花見が楽しめそうですので、ご興味ある方は是非チェックしてみてください。
アートアクアリウム美術館GINZA 春の企画展「めっちゃ桜!2024」
私事ですが… 着物に興味を持ちはじめて着付教室に通い出したのが、まさにピンクが色めくこの時期でした。 毎年桜を見ると着物をはじめた頃の初々しい気持ちを思い出します。
初めは覚えることがあまりに多すぎて、「えっ、着物きてる人って…これほど多くの手順を覚えてるの?」とにわかには信じられませんでした。 本腰を入れるべく、まずは必要なものを一式揃えるところからスタートしたものの、私の周りには着物に詳しい人はおらず、着物好きの友人や知り合いもいなかったため本当に悪戦苦闘の日々でした。
着物に興味はあるものの、私のように先達にご縁のない方は初めはとても苦労なさると思います。
今回は『はじめてのお買いもの【肌着と襦袢編】』と題しまして、僭越ながら私の失敗談とともにおすすめアイテムをご紹介したいと思います。
今から着物をはじめようとお考えの方に、少しでもお役に立てれば幸いです。
■ 肌着は少しお金をかけてでも着心地のよいものを!
まず肌着ですが、色々な種類のものがありますよね。 上下で分かれているものやワンピースタイプのもの、はたまた肌着はユニクロのエアリズムで十分といった情報も聞こえてきますので、何を買えばいいのか悩みました。
私が一枚目に購入したのは、ポリエステルと綿が混合された着物スリップ(ワンピースタイプ)です。通っていた着付教室では二部式の襦袢がおすすめされていたので、何となく肌着はワンピースタイプの方が楽かなと思い選びました。シワになりにくくお手入れが簡単で、お値段が手頃なところも魅力でした。
実際に使ってみた感想ですが、私の場合はウエスト部分の補正をしっかりと行うので、ワンピースタイプのものは上下が繋がっているため補正がズレやすく感じました。
さらにポリエステルが入っているからか下半身部分がもたつくような感覚もあり、正直あまり着心地がよくなかったです。
はじめて肌着を購入する方には、《着心地の良い肌襦袢と裾よけ》をおすすめいたします!
肌馴染みのよい綿ガーゼ肌襦袢(T-51)
さらりとした肌触りの裾除け(T-61)
私が使っている肌襦袢は、きもの青木でもお取り扱いしている綿ガーゼのものですが、使う度に肌に馴染んでくる感覚があって肌触りがとても気持ち良いです。
裾除けの素材はコットンから生まれた再生セルロース繊維のキュプラ(ベンベルグ)ですが、ポリエステルよりも吸放湿性が格段に優れているため、サラリとした肌触りで蒸れやべたつきを抑えてくれます。 実際の着心地としては、はじめのうちは若干静電気を感じましたが、お洗濯を繰り返すうちに今はほとんど気にならなくなりました。
きもの青木では他にも、着物好きの愛読書『美しいキモノ』とあずま姿さんが共同開発した麻素材の半襦袢や裾除け、相変わらず根強い人気を誇る高島ちぢみの肌襦袢やステテコなどもご用意しております。
➀おすすめmieシリーズ:肌襦袢(T-51)裾除け(T-61)
➁高島ちぢみ:肌襦袢(T-S51)すててこ(T-63)
➂麻素材ひんやりLINE:半襦袢(T-52)裾よけ(T-64)
ちなみにですがユニクロのエアリズムも愛用しています。さらりとした着心地はもちろんのこと、首元が広く背中の衿ぐりも深めなので使いやすいですね。
やはり着ていて気持ちよく感じるのは天然素材ならではといったところでしょうか。 肌に直接触れるものには、少しお金をかけてでも着心地のよいもの選ぶことをおすすめいたします。
2024年春号の巻頭特集は『似合う!叶える!新しい私 マイスタイルのつくり方』です
■ 汗ばむシーズンには洗える襦袢が必需品です
次に襦袢ですが、一枚目として購入するのであれば《洗える素材で着心地のよい長襦袢》がおすすめです。
私の失敗談は… ポリエステル素材の二部式のものをインターネットで見つけて5,000円ほどで購入しました。 「自宅で洗えてアイロン不要」というコメントが気に入ったのですが、とにかく静電気がひどくて使うのを諦めたという何とも悲しい結末になりました。
その後、東レさんの人気商品であるシルックの長襦袢を購入したところ、これが大正解でした。
一度失敗しているのでポリエステルは大丈夫かな?と半信半疑でしたが、実際の着心地は全くの別物で静電気も起こりにくく、初めからコレを買っておけばよかった!の一言です。
当時のお値段で33,000円くらいと記憶してますが、やはり着心地のよいものは3~4万円くらいが相場でしょうか。
今では袷・単衣・夏用と三種類持っていますが、どれも買ってよかったと満足しているお気に入りアイテムです。
昨年、特に大活躍してくれたのが単衣用の長襦袢です。
袷シーズンでも気温が高い時は長襦袢を単衣用のものにして、半衿を付け替えて対応すると便利です。サラっとした着心地の楊柳タイプの白なので、カジュアルから改まった装いにもお使いいただけます。一番は半衿を付けたまま、洗濯機でジャブジャブ洗えるところが嬉しいですね。
ウォッシャブル半衿 一覧はこちら
銀座店では店頭限定でリユースの洗える長襦袢もございます。
個人的には今年は一枚、麻の長襦袢をお仕立てしようと計画中です。 お着物好きの方や先輩方に話を聞くと、なんだかんだで麻の長襦袢が一番重宝とのこと。 ずっと気になっていたので、ついに麻のマイ長襦袢を作ってみようと思います。この体験談はまた別の機会にお話させてください。
いかがでしたでしょうか。正直なところ、今となっては肌着も襦袢もシーズンによって使うものを変えてますし、皆さんそれぞれに感じ方やお好みも違うと思いますので、コレという正解はないというのが一番の感想です。 あえて言うとするならば、その日の気分によって選べるくらい、肌着も襦袢もお気に入りのものを揃えたいですね。
最後になりましたが、告知です!
3月28日から毎年ご好評いただいております大人気の“博多帯フェア”が開催されます。あわせてガラスジュエリー作家 岡小百合さんの帯留めや、京都 衿秀さんの三分紐もご用意いたしました。
詳細はまた改めてインスタグラムでご案内させていただきます。
春の陽気に包まれながら、是非とも銀座の街に遊びにいらしてください。
松屋銀座8Fテラスにて
銀座店 安藤
『きもの青木銀座店』
TEL03-3564-7171
営業時間 11:00~18:00
定休日:月・火曜日
ご来店の際には是非ご予約をおすすめいたします。ホームページから、またはお電話でも承っております。
※ご予約なしでもご相談を承っておりますが、ご予約のお客様を優先して対応させていただきますので長時間お待たせしてしまう場合もございます。コーディネートのご相談やお着物や帯をご持参いただく場合は、ご予約をおすすめしております。
※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。
彼岸の中日を過ぎても相変わらずの冷たい風。予報では来週からはぐんと気温が上がるとのことですが、今年の春は本当に気まぐれですね。
本日あおきセレクションを更新いたしました。
第4週目の特選会、今回もぜひ楽しみにご覧くださいませ。
【着物4105】本場結城紬 亜麻色 幾何文
【帯5096】山本由季作 紬地 染名古屋帯
【着物4107】浦野理一作 縮緬地 型染小紋 灰青色 鉄線の図
【着物4109】薩摩絣 生成色 幾何文
【帯5092】国画会 小島悳次郎作 紬地 染名古屋帯
*新着商品の一覧はこちらのページをご覧くださいませ。
次回は3月29日 (金) に更新予定です。
気温の大きな波と共に気分も浮かんだり沈んだり。花粉にも悩まされて、なかなかに振り回されるこの頃ですね。年々早まっていたような感のある桜の開花も、今年はちょうど入学式辺りに満開を迎えるのでしょうか。
さて、セレクション商品で常連の本場結城紬ですが、特選会ではとりわけ絣に拘った総柄のお品が選ばれています。ご存知の通り、糸づくりから絣括り、染め、地機で織り上げるまでの工程の全てを、熟練の技術を持った方々の丹念な手仕事を積み重ねて仕上げられる本結城。綺麗に揃った亀甲絣や蚊絣が一面に並ぶ景色は本当に贅沢なものですね。今回もどのような帯もしっかりと受けとめ、現代の着物シーンにすっと溶け込んでくれる洗練された表情のお品が並びます。長く長くご愛用いただける紬織りの最高峰。どうぞお気に召していただけますように。
寒暖差の大きさに、花たちも戸惑ってしまうような毎日ですが。
皆さま、体調管理にくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ。
明日のオンラインショップ公開に先駆けて、銀座店ではセレクション新着の品々を本日11時よりご覧いただけますのでご紹介いたします。
今月からご紹介しておりますセレクション「特選会」もいよいよ終盤です。今週も選りすぐりのラインナップをご紹介しておりますので、どうぞお楽しみにご覧くださいませ。
衣桁にディスプレイされている着物は、
【着物4104】白山工房製 本場牛首紬地 染小紋 でございます。
続いて左奥から、
・【帯5089】人間国宝 北村武資作 袋帯
・【帯5096】山本由季作 紬地 染名古屋帯
・【帯5092】国画会 小島悳次郎作 紬地 染名古屋帯
・【帯5095】西陣 織文意匠鈴木製 袋帯 唐綾錦「大牡丹唐花文様」
でございます。
【着物4107】浦野理一作 型染小紋 灰青色 鉄線の図
【着物4108】本場結城紬 黒色 蚊絣
【着物4105】本場結城紬 亜麻色 幾何文
【着物4109】薩摩絣 生成色 幾何文
【帯5094】宮城里子作 本紅型 名古屋帯
【帯5093】人間国宝 北村武資作 袋帯 織繧繝 魚々子縞
【帯5091】新垣みどり作 道屯織 名古屋帯
【帯5090】日本工芸会正会員 生駒暉夫作 紬地染名古屋帯 藤の図
セレクション新着リスト
着物6点
- 【着物4104】白山工房製 本場牛首紬地 染小紋
- 【着物4105】本場結城紬 亜麻色 幾何文
- 【着物4106】曽根武勇作 西陣織 訪問着
- 【着物4107】浦野理一作 型染小紋 灰青色 鉄線の図
- 【着物4108】本場結城紬 黒色 蚊絣
- 【着物4109】薩摩絣 生成色 幾何文
帯9点
- 【帯5088】浦野理一作 経節紬 名古屋帯 ローズダスト色 無地
- 【帯5089】人間国宝 北村武資作 袋帯
- 【帯5090】日本工芸会正会員 生駒暉夫作 紬地染名古屋帯 藤の図
- 【帯5091】新垣みどり作 道屯織 名古屋帯
- 【帯5092】国画会 小島悳次郎作 紬地 染名古屋帯
- 【帯5093】人間国宝 北村武資作 袋帯 織繧繝 魚々子縞
- 【帯5094】宮城里子作 本紅型 名古屋帯
- 【帯5095】西陣 織文意匠鈴木製 袋帯 唐綾錦「大牡丹唐花文様」
- 【帯5096】山本由季作 紬地 染名古屋帯
以上、着物6点、帯9点、計15点をご紹介いたします。
オンラインショップでは明日3月22日(金)9時45分に更新予定です。
銀座店は本日18時まで営業しております。
お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。
気温の乱高下に加えて、先日は台風のような激しい雨。例年春の歩みはあちこち寄り道が多いものですが、さて、そろそろ落ち着いてくれますでしょうか。
特選会も第3週目に入りました。今回も選りすぐった品々をご覧くださいませ。
本日あおきセレクションを更新いたしました。
【着物4103】草紫堂製 南部絞紫根染 着物
【帯5079】伊兵衛織 八寸名古屋帯 入子菱
【着物4099】絞り小紋 柳茶色 小菊に水玉
【着物4101】浦野理一作 経節紬 灰青色 無地
【帯5087】国画会 小島悳次郎作 型絵染 名古屋帯
*新着商品の一覧はこちらのページをご覧くださいませ。
次回は3月22日 (金) に更新予定です。
日々の慌ただしさに少し目を離しているうちに、楽しみにしていた白木蓮の花がふっくらと花開いておりました。このところの寒さで足踏みしていた桜も、東京ではまもなく開花が始まるようですね。花の便りが楽しみな季節となりました。
特選会もあっという間に3週目に入りました。作り手さんの想いが込められた見事な着物や帯を前にしますと、ご紹介が楽しみな一方で、実際に手に触れてご覧いただくことが難しい遠方のお客さまに、このお品の魅力をどのようにお伝えしたら…と常にも増して悩んでしまいます。まずは遠近様々な角度からの画像を大切に、基本情報の説明を確実に、そして拙いながら私自身が魅了された、その感じたままのイメージをお渡しして、素晴らしい作品たちの表情を想像いただけましたらと願っております。一生お付き合いいただける品々を、どうぞご覧くださいませ。
いよいよ春本番となってまいりますね。
どうぞ皆さま、お元気で良い季節をお過ごしくださいませ。