ひんやりとした秋雨も止んで、今週は爽やかな青空が広がる気持ちのよいお天気に恵まれましたね。 いよいよ十月に入りました。今月は 銀座きもの青木 の周年祭です。５回に別けてご紹介する今月のセレクション商品ではご紹介の機会も限られる選りすぐりの品々を中心にご覧頂きます。

 

【着物2942】日本工芸会正会員 真栄城興茂作 琉球美絣 着物 /【帯3585】人間国宝 鈴田滋人作 木版摺更紗 名古屋帯 (落款入)

 

【着物2944】菊池洋守作 八丈織 着物 /【帯3581】人間国宝 佐々木苑子作 紬織名古屋帯

 

【着物2946】日本工芸会正会員 湯本エリ子作 付下げ 若松文 /【帯3577】西陣 誉田屋源兵衛製 袋帯

 

次回は来週更新予定です。

 

銀座きもの青木 のお店も、おかげさまで今年で20年という節目の年を迎えました。試行錯誤しながらのあっという間の歳月でございましたが、皆さまに支えていただいて何とか無事に走り続けることができました。これからもたくさんの方に着物を楽しんでいただけますよう、精一杯努力してまいりたいと思います。
今後とも、銀座きもの青木 を温かく見守ってくださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

季節が変わったと感じた途端、不思議とふっくらとした紬の風合いが恋しくなりますね。絹真綿の暖かさはもちろんですが、まださほど気温が下がらないこの時期は、手紡ぎの木綿の温もりもうれしいもの。丹波布や藍絣など比較的地厚のしっかりとした木綿ならば十月中は単衣でも充分ですね。袷でしたら今回ご紹介の青戸さんの木綿も真っ先におすすめ！いつまでも触れていたくなる柔らかな肌触りは、手間暇を惜しまぬ素晴らしいお仕事ならではの恩恵です。 寒さや暑さをさほど意識せずに好きな布を選ぶことができるのは、一年のうちでも限られた僅かな時間。ぜひお気に入りの着物と一緒に、素敵な秋の日をお楽しみくださいませ。

一日の寒暖差が大きく、体調も崩しがちな季節です。

皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。