銀座店
春のブルー
(桜の名残の風景)
桜の季節があっという間に駆け抜けて行ってしまいした。本当に、近年は気候の移行の速度が速まっていますね。それでも着物のおしゃれは止まりません。気温や天候に合わせて、お出かけのお支度にいそしまれている方も多いのではないでしょうか。銀座店のお客さまも、今年は早くから単衣や夏物をお探しの方が多くみられます。夏向けの小物も店頭に並び始めました。楽しい風景です。
そしてこの時期、食欲ならぬ "着物欲" をそそられるのが明るい春色のアイテムです。 虹色、菜の花色、萌黄色..。いろいろ素敵なお色は多いですが、私的には、今年はなんと言ってもブルーです。青系のお色は年間を通して使いやすく、人気も高いですが、春ならではの爽やかなブルーを身につけたい!そんなワクワク感が高まるお品をご紹介したいと思います。
【帯3789】城間栄順作 本紅型縮緬地名古屋帯「立波」
自然を愛し、海をこよなく愛す栄順さんの力作。逆巻く波の躍動感が素晴らしい逸品です。
【帯3767】日本工芸会正会員 大髙美由紀作 紬織 名古屋帯 銘「春の水」
ご銘の通り、緩やかな水の動きが見事に表現されている大髙さんの作品。染料使いも織の手法も見事な希少な一品です。
【帯3768】鈴木紀絵作 染名古屋帯
常に楽しく、色鮮やかな独特のワールドを繰り広げる鈴木さんの作品。明るい春を演出してくれそうです。
【K-7339】染名古屋帯 勿忘草色 流線文
緩やかな流線と水色の地色がなんとも爽やかな染名古屋帯。人気の綾竹組の帯締めも、どれにしようか迷ってしまいます。
ブルーを効かせた羽織紐もこの時期のお役立ちアイテム。
人気の定番、絽ちりめんにスッキリ小千谷縮、そして二色使いの夏の帯揚げも到着しました!
目下、お単衣や夏物も続々入荷しております。 皆さまも是非ご自身の "旬のお色" を探しにお出かけくださいませ。 お待ちしております。
銀座店スタッフ 松浦