銀座店
博多帯の魅力
銀座の桜もソメイヨシノから八重桜に移り変わって、銀座店の周りでも、華やかなフリルのような濃いピンクの花びらがビルの谷間を彩っています。
今年は暖かくなるのが早いせいか、すでに多くのお客さまが軽やかな装いのアイテムをお探しです。これからの季節のおすすめとして、先ず思い浮かぶアイテムが博多帯ですね。
博多帯といえば献上柄が有名ですが、江戸時代に筑前福岡藩が博多織物を幕府に献上したことから、献上柄と呼ばれるようになったという歴史があります。仏具の華皿や縞のモチーフのせいかカジュアルな用途にもかかわらず、少し固いイメージをお持ちの方もいらっしゃる一方で、クールで凛とした着こなしをお好みの方には五献が一番、三献がお気に入りという風に、絶大な献上柄ファンもたくさんいらっしゃいます。
博多帯は締める時のなんとも言えない衣擦れの音や、軽くて緩みの出ない締め心地の良さなど、多くの魅力が満載の帯です。
このようなパステルトーンの献上柄も小紋や紬や浴衣にも合わせやすく、色合わせのコーディネートは無限大ですね。
そしてこのような紋織の博多帯も人気があります。「これも博多帯なんですか?」とご質問を頂くこともありますが、博多織のレパートリーは実にさまざま。紋博多帯は洒落感もグッとアップしますので、付下げなどに合わせたコーディネートもおすすめです。
オンラインショップでは、4月12日(水)から豊富なラインナップで博多帯をご紹介する予定です。店頭では4月14日(金)からご覧いただけます。どうご期待くださいませ。
店頭では単衣のお着物、夏帯、麻の帯揚げなどいち早く取り揃えてございます。初夏へと向かう爽やかな季節、きもの青木銀座店にぜひお運びくださいませ。スタッフ一同楽しみにしております。
銀座店スタッフ hassy