あおきDIARY

きもの青木からお伝えしたいこと、
新しく届いた着物や帯のお知らせ、
ときどき急ぎのご連絡

セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (10/29)

今週で十月も終わり。来月になれば酉の市も始まって、一気に年末へと走り出しそうです。本当にあっという間に時が過ぎていきますね。
銀座きもの青木の周年祭も今週が最後、今回も見事な手仕事の品々が揃いました。ぜひご覧くださいませ。

 

【着物3298】浦野理一作 経節紬 無地 着物 青鈍色                  

【帯4073】人間国宝 鈴田滋人作 木版更紗 染名古屋帯 「茶の花」(落款入 畳紙付) 

 

【着物3300】国画会 村江菊絵作 熨斗目 訪問着

【帯4067】西陣 誉田屋源兵衛作 袋帯 鳥襷文  

 

【着物3302】本場結城紬 濃藍色 亀甲詰 (反端 証紙付)            

【帯4070】龍村平蔵製 本袋帯 銘「甲比丹仙瓢」       

                       

次回は来週11月5日 (金) に更新予定です。

風が冷たく感じるようになってくると、身体を暖める食べ物が恋しくなってきますね。先日京料理のお店で購入した牛肉のしぐれ煮が生姜たっぷりでとても美味しかったのですが、これからの季節、風邪にも手足の冷えにも効果的な生姜は飲み物や食べ物いろいろな形で摂りたいものです。

実はこの歳になって初めて生姜の花というものを見てしまいました。それも窓のすぐ外で。少し調べてみましたら、熱帯原産の生姜は日本では花が開花することは稀、のはず…家人の話では、裏庭の小さい花壇のようなところに生姜を埋めておいたら夏の間に大成長してそのまま花が咲いたとのこと。高さはゆうに背丈をこえて、色といい姿といい絶対どこか南の国からきたのでしょ?と言いたくなるような迫力です。これが生姜の本来の姿かと、そのパワーに圧倒されてしまいました。最近の夏の暑さが尋常ではなかったということかもしれませんが、未だ青々として花も残っているのは何故?と少々引き気味で見ています。肝腎の根っこ部分は大きくなっているのかどうかが気になりますが、ちょっと怖くて手を出せず。11月が旬とのことですので、少し葉が枯れてくれるのを待って掘りだしてみようかな、と思っています。


コロナも少し落ち着いてきているようですね。
皆さま、どうぞお元気で良い季節をお楽しみくださいませ。