あおきDIARY

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銀座店

実りの秋です!葡萄文様で楽しく

いよいよ11月ですね。
朝晩の冷え込みが….というフレーズをよく耳にするようになり、 秋の深まりを感じます。イベントや会合も増える時期ですので、 お着物の準備がいっそう楽しくなりますね。

秋といえば「収穫の秋」「芸術の秋」そして「食欲の秋」。

皆さまはどんなイメージをお持ちでしょうか。

その時期ならではの柄、文様を身につけるのも着物の楽しみのひとつですが、 例えば、秋の実りの代表格である葡萄などはいかがでしょう。

葡萄はたくさんの実をつけることから豊穣の象徴とされ、さらには 子孫繁栄に繋がるという事で、古来から吉祥文様として愛されてきました。

西方から伝わり、日本では鎌倉時代から栽培が始まったそうですが、 着物の世界でもさまざまに意匠化、デザイン化されてすっかりお馴染みとなりました。

紬地 袋帯 葡萄の図(L-5807

写真左から、栗山工房製 縮緬地名古屋帯(K-7807)、 紋屋井関製 御寮織袋帯(L-5821)、 藤本隆士作 螺鈿 袋帯(L-5811

また、便利なのが葡萄唐草文様。
リアリスティックな図柄、また単体で描かれたものは季節限定で着用するのが常ですが、 唐草文が組み合わされたものは、正倉院に由来する古典文様として通年着用できます。

袋帯 葡萄唐草に華文(L-5597

写真左から、岡重製 塩瀬名古屋帯 葡萄唐草文(K-7833)、西陣製 袋帯 葡萄唐草文(L-5823)、袋帯 赤墨色 葡萄唐草文(L-5806

こちらは更紗花文に葡萄も描かれている素敵なバッグです

岡重製 縮緬地トートバッグ 更紗花文(G-1845

ボジョレー・ヌーボーも近々解禁となりますし、楽しい秋のひとときを 葡萄の帯でお洒落に装ってみてはいかがでしょう。

そして、コンサートシーズンでもあるこの季節、 楽器をモチーフとしたこんな素敵な帯も入荷しております。

写真左から、縮緬地名古屋帯 楽器の図(K-7298)、塩瀬名古屋帯 楽器の図(K-5783

これからまた寒くなりそうですので、冬のお支度もぜひ青木で。
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

銀座店スタッフ 松浦

※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。