あおきDIARY

きもの青木からお伝えしたいこと、
新しく届いた着物や帯のお知らせ、
ときどき急ぎのご連絡

銀座店

色無地は街着にも…

朝晩冷えてくるとともに、青空と木々の紅葉の気持ちよい季節になりましたね。 銀座の都会の中でも、紅葉を見ることができることに感動しております。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

緊急自体宣言も解除されたおかげか、銀座店には 「お稽古に使いたいのですが・・・」との用向きで、お着物をお探しの方が増えております。

初めての一人暮らしの時の大家さんにのんびりお茶を習っている私は、 「先ずは着物を着る気持ちを大切に」との先生の方針で、 決まりごとも緩やかめに着物を楽しんでいます。 唯一初釜だけは、祖母から譲り受けた「色無地」を頑張って着ておりまして、 そんな私にとっては「色無地」はピカピカの「初釜用」の晴れ着です。

合わせる帯を替えれば、色無地は「お稽古」「お茶会」用にピッタリ。
でも、お客様の「普段にも使えますか?」
「お稽古以外にも着ていくことできますか?」
の問いかけに、私も大きく頷きます。
そうですよね…お稽古、お茶会に着ていくことができるものが欲しいけれど、 着物の枚数がまだ少ない身としては、お稽古だけではもったいない。 できたら、使える用途が多い方が嬉しいですよね・・・、と心の中でつぶやきます。

先輩スタッフはニッコリ微笑み「大丈夫ですよ。」と手慣れた様子で 袋帯や名古屋帯を何種類もあわせ、活用用途を広げていきます。 お客様も「なるほど…いろいろなシチュエーションで使えるんですね~」と唸っておいでの傍らで、私も唸っておりました。
改めて青木ホームページを読むと
「色無地も、江戸小紋もセミフォーマルから街着まで」と書いてあります。

紋の有無について、地紋については過去のコラムに詳しく書いてありましたので、ご参照ください。
コラム:「礼をつくした装いで色無地、江戸小紋」

「とっておき」と着る機会の少なかった色無地を街着として着ることができるというのは、 目から鱗とともに、嬉しい発見です。

早速いろいろなシチュエーションでの活用を想像し、ワクワクしながらコーディネートしてみました。
着物は、草木染のやさしい緑色が穏やかな表情の色無地(C-2013)をピックアップ。

・まずはお稽古、お茶会に!

(帯:L-5632、帯揚げ:R-88

・お子様の七五三、成人式、卒業式、入学式に!お友達の結婚式にも!

(帯:L-5853、帯締め:G-1567、帯揚げ:G-1896

・お友達とのお出かけ、秋の美術鑑賞、街歩きに!

(帯:K-6580

ひとつひとつ「この帯も大丈夫でしょうか?」と恐る恐る先輩スタッフに聞きながらコーディネートをしましたが、色無地の懐の深さにびっくりです! 早速、家で眠っている色無地に似合う名古屋帯、見つけてみようかしら?

皆様の中で、「このお着物は、ちょっと改まった場所に使えるかしら?」または、逆に「普段に 使うことできるかしら?」なんてお悩みをお持ちでしたら、是非、お着物をお持ちの上、お気軽にご相談にいらしてくださいませ。経験豊かな先輩スタッフ達が、お悩み解決のお手伝いをさせていただきます。

店舗エントランス、お色直ししました!少し広くなって落ち着いた印象になったでしょうか。
心新たに、皆さまのご来店をお待ちしております! お近くに御用の際は、お気軽にお立ち寄りくださいませ。

銀座店スタッフ 田山

※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。