あおきDIARY

きもの青木からお伝えしたいこと、
新しく届いた着物や帯のお知らせ、
ときどき急ぎのご連絡

銀座店

着付け教室へ通い始めの頃に選ぶきもの

皆様はじめまして、新人スタッフの安藤と申します。
個人的なことで恐縮ですが、ついにブログデビューの日がやってまいりました!

実は私が着物に興味をもった理由の一つは、弊社のホームページに掲載されている【これから着物をはじめる方へ】を読み、“なんて素敵な世界なんだろう、私もこんな世界を味わってみたい”と思ったことがきっかけなのです。

とはいえ、何からはじめていいかもわからず、とにかく毎日のようにこのブログをチェックしていました。

ご縁とは不思議なもので、まさか書く側になるとは夢にも思っていませんでしたが・・・
私が背中を押してもらえたように、どなたかの扉が開くお手伝いをできればと願っております。

先日、「着付け教室に通っているけど、なかなか上達しないし、この先自分で着付けをしてお出掛けするイメージが湧かない…」とお悩みのお客様がご来店くださいました。思い起こせば、私も着付け教室に通い始めた頃、お着物と帯を借りてレッスンを受けていました。続けていくうちにやっぱり家でも練習したい、もっと言えば家で練習しないことには話にならないと思い、まずは練習用にと小紋と名古屋帯を購入したものです。

それからちょっと考えてみました!
自分の経験も踏まえて、同じような悩みをお持ちの方に、是非お伝えしたいことがあります。

上達する一番のコツは、やはり“自分がこれを素敵に着たい”と思えるものを手に入れることだと思うのです。

ただ、はじめは何を買ったら良いのかわからないんですよね。どういうものが似合うかもわからないし、なかなか手を出せずに時間だけが過ぎてしまうんですよね。。。

そこで個人的にオススメしたいのは、最初は《一目惚れ》で購入する方法です。お洋服でもそうですが、実は“なんか気に入った”という感覚はとても重要で、後に何故それが気になったかを知る機会が訪れたりするものです。一目惚れで手に入れたその一点から、無限に広がる着物のお洒落を、是非たのしんでいただきたいと思います。

今回は、これから着物をはじめてみたいと思っている方にむけて、タイプ別にセレクトしてみました。

①まずは着付けの練習ができて、お手軽にはじめたい方へ

(着物:D-2932、帯:K-7878、帯締め:G-1886、帯揚げ:R-08

(着物:D-2932、帯:K-7836、帯締め:S-406、帯揚げ:R-49

帯の色を変えると全体の印象がガラっと変わる小紋に、使いやすい六通柄の名古屋帯を二点選んで合わせてみました。 もうたくさん練習してください!このセットで着付けが出来るようになれば、あとは草履をはいてお出掛けするだけですね。

②個性を出してモダンに着こなしたい方へ

(着物:A-3475、帯:K-7297、帯締め:S-763、帯揚げ:R-405

(着物:A-3475、帯:L-5437、帯締め:S-402、帯揚げ:R-610

コーディネートを考えるのが楽しすぎる穏やかなベージュ色の無地紬です。
合わせた帯は、アクセントカラーが人目を引く濃地の名古屋帯と、くっきりと松菱文が浮かび上がる大島紬の洒落袋帯です。どちらも個性を活かしつつ、モダンな着こなしをお楽しみいただけますね。

③ずっと使えて、はじめからクラス感のあるアイテムが欲しい方へ

(着物:C-2043-4、帯:K-7759、帯締め:S-767、帯揚げ:R-94

(着物:C-2043-4、帯(箔屋):L-5604、帯締め:G-1820、帯揚げ:R-500

間違いなく一枚は絶対に持っておきたい江戸小紋から、五役の一つ「万筋」です。 カジュアル~少し改まったお席まで、使うシーンの幅が広がるお役立ちアイテムです。
名古屋帯は洋風な雰囲気を持ち合わせたバイカラー&市松文で、モダンな装いがぐっとお洒落を引き立ててくれます。
一方、箔屋清兵衛ブランドの少し格高の袋帯を合わせると、全く違った雰囲気で洗練された装いに!お茶席や改まったシーンでも活躍してくれますね。

いかがでしたでしょうか?
是非、一目惚れアイテムを見つけに銀座店へお越しくださいませ。 お着物大好きなスタッフがスタンバイしていますので、お手伝いさせてください。 一人でも多くの方にお会いできるのを楽しみにしております。

銀座店スタッフ 安藤

※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。