桜景色もそろそろ終わろうとしています。あとを追うように通勤路に並んでいるハナミズキが次々に咲き始めていて、この時期は目まぐるしいスピードで季節が進んでいきますね。早め早めにご紹介しているセレクション商品ですが、単衣に手を通すシーズンもすぐに訪れそうです。

【着物3443】千總製 単衣 訪問着 淡い撫子色 芝に秋草や鉄線の図 (落款入)       

【帯4252】絽袋帯 薄鼠色 刺繍 松竹に菊花　                                             

【着物3445】単衣 小紋 蒸栗色 紫陽花の図  

【帯4256】クワバラマキコ作 手描友禅 染名古屋帯「nichi-getsu」

【着物3441】単衣 薩摩絣 象牙色 流水に草花文

【帯4260】藤山千春作 模紗織 名古屋帯 　　　    

次回は来週４月１５日 (金) に更新予定です。

来週は東京でも25度まで気温が上がる日が続くようですね。これからは汗ばむような陽気になることも多くなってきて、また単衣直前の季節特有の悩みが出てきます。連休あたりになれば単衣の木綿や紬を着る方も増えてくると思いますし、日差しが強めの夏日だったりしたら透け感の少ない小千谷縮でも良いのでは、という場合もありますよね。気候も変わってきて、一時期よりも着物人口が増えてきて、その分いろいろな自由度も上がっている昨今、最低限のTPOさえ弁えていたら快適さをもう少し優先しても、と思います。
本日から銀座店とオンラインショップでは博多帯フェアが始まりますが、こちらはそんな難しい合着の頃にはとっても重宝なアイテムです。昔ながらの八寸の献上は伝統柄でありながらすっきりとモダン。紬から小紋、袷から単衣、夏物までさらりとカバーしてくれるオールマイティさが魅力ですね。着物は単衣でも夏帯はまだちょっと…というような時にも重宝頂ける帯ですから、ぜひこの機会にお気に入りを探してみてくださいね。

しばらくはお天気も落ち着いている模様。
皆さま、どうぞお元気で良い週末をお過ごしくださいませ。