銀座店
紫陽花が楽しみな梅雨の季節、浴衣フェアも始まりました
いよいよ関東も梅雨入りしましたね。
この時期の私の大きな楽しみは紫陽花です!近所にお気に入りのスポットが何箇所かあり、毎年それぞれの花の風情を楽しませていただいておりましたが、我が家にも紫陽花を!と、昨年ついに庭先に鉢植えの紫陽花を植えてみました。嬉しいことにたくさんの花をつけてくれて、地植えの逞しさにびっくりしております。土壌の酸性度によって、花の色が青色、紫色、ピンクとなるようですが、初めての我が家の紫陽花。どんな色になるのか、毎日眺めるのが楽しみです。
そうそう、銀座店から近い交番から京橋スクエアガーデンまでの高架下も素敵な紫陽花スポットです。紫陽花好きな方、銀座店にお越しの際には是非、足を伸ばしてくださいませ。
長雨に悩まされる梅雨の季節も、雨に濡れた紫陽花を眺めていると少し気持ちが癒されそうですね。
さて、梅雨が終わったら本格的な夏が始まります。地方の大学生活で初めての一人暮らしをしている娘から「夏に友達と蛍祭りに行くので、浴衣一式を送って欲しい」との電話が入りました。娘には定番の半幅帯、下駄を用意しましたが、私のお支度もついでに…。今年は一歩先の小紋風の着こなしに挑戦してみたいと思い、改めてこちらの過去コラムを読んでみました。
きものコーディネート講座vol3 この夏は、「ゆかた」の一歩先を目指して
小紋風に、夏着物のように着るためには、どのような浴衣を選んだらよいのかしら?
綿コーマ、綿絽、綿紅梅、麻縮、絹紅梅…と浴衣生地にも何種類ものバリエーションがあり、それぞれの素材の持ち味や柄によって、ゆかたらしいさっぱりとした着こなしが向く子、夏着物のように半衿足袋付きで着てもしっくりくる子、がいるようですね。
ふむふむ、帯を半幅帯から名古屋帯に替えるだけでも、ぐっと雰囲気が変わるようです。
先ずは名古屋帯を選んでみました。
*博多織の紗献上八寸名古屋帯
薄手で軽やかなこちらは、浴衣から軽い小紋、夏紬まで重宝にお使いいただけます。
➀~➂店頭限定商品(➀P2-49 ➁P2-51 ➂P2-48 ➃K-7640)
*麻の帯
ざっくりとして張りのある麻の風合いが夏らしい麻の帯は浴衣をぐっと夏着物に近づけてくれそうですね。
*粗紗の八寸帯
他にも粗紗の八寸帯は芯が入っておらず、すっと風を通してくれるので、涼しく表情豊かにお使いいただけそうです。
では、こちらの帯を浴衣にコーディネートしてみましょう。
選んだ浴衣は、繊細な絹の地に木綿糸の格子が浮かぶ絹紅梅。
ふんわりと透ける薄絹に大人の洗練を感じさせるこちらの浴衣。私の目指す一歩先の着こなしが楽しめそうですね。
博多帯に合わせて…
麻帯に合わせて…
博多織と麻の帯、それぞれをあわせてみましたが、いかがでしょう?
浴衣を夏着物に近づけてくれる麻の帯揚げも淡色から濃色まで、ただいま人気のお色味が豊富に揃っております。
浴衣、帯にのせながら小物合わせで悩むひとときも、幸せな時間ですよね。
そして昨日から、きもの青木 では浴衣フェアが始まりました。
今年こそは様々な夏のイベントが開催されることを願うばかり。
きもの青木 の事務所スタッフ間でも盛り上がっているようですが、浴衣でビアガーデンも楽しそうですね!
お気に入りの浴衣、帯を探しに是非、銀座店にお立ち寄りくださいませ。もちろん、お手持ちの浴衣に合う帯のご相談もお待ちいたしております。
夏を楽しみに、梅雨を乗り切りたいものですね。
銀座店スタッフ 田山
今週はお店のお花も紫陽花でした。