あおきDIARY

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セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (8/19)

お盆休みも終わって、猛暑もひと段落。朝夕にはほんの少し、秋の気配が感じられるこの頃ですね。

 

【着物3576】上田紬 単衣 弁慶格子(反端 証紙付)                                

【帯4409】浦野理一作 縮緬地染名古屋帯 鉄色 芭蕉の図                                 

 

【着物3570】京都しょうざん製 生紬地 単衣 訪問着(反端 証紙付)         

【帯4412】西陣 渡文製 袋帯                

 

【着物3574】人間国宝 小宮康孝作 江戸小紋 染一ッ紋 単衣 着物(落款入 西武扱い)          

【着物3572】道行コート 桔梗鼠色 花籠文(反端付)                                        

 

次回は来週8月26日 (金) に更新予定です。

 

お盆休みは楽しくお過ごしでしたでしょうか。都心では電車やバスなどの交通機関も人が少なかったような…いろいろ心配はあれど、今年は帰省なさった方も多かったと思います。夏休みもあと10日ほど。8月も終わりに近づくと、なんとなくもの寂しくなりますね。
例年通りお盆も予定なし、の我が家ですが、とりあえず気になっていたことを二つほどは片付けようと決めてみました。一つは冷凍庫の食材を消費すること、もう一つは手元にある布を形にすること。手紡ぎ手織りのカディやらマルベリーシルクのとっても気持ちの良い生地を、素材感に魅かれてついつい集めてしまっていたのですが、そのあれこれをペチコートやノースリーブのブラウスやワンピースに。インドの生地はタッサー系も素晴らしく着心地が良いのですが、あのダッカモスリンを生産していた地域ですからコットンも極上です。簡単な形ですので基本部屋着ですが、涼しくてさらさらでうれしくなってしまいました。来年はこの辺の布ですててこを作ってみたいなあ、夏着物の下に着けたら気持ち良いだろうなあ、とあれこれ妄想が広がって、折角在庫を無くしたのにまた新たな布を集めてしまいそうです。贅沢な手仕事をカジュアルに楽しめるインドの布、亜熱帯のようになりつつある日本の夏に、いろいろ取り入れてみたいものです。

そろそろ長い夏の疲れも出てくる頃ですね。
皆さま、どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。