あおきDIARY

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セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (10/14)

秋らしいひんやりとした空気が爽やかな毎日です。8日は十三夜、雲間からのぞく煌々としたお月さまがとっても綺麗でしたね。
さて、銀座きもの青木 周年祭の第二週目。今回も作り手の見事な仕事が光る美しい品々を、どうぞご覧くださいませ。

 

【着物3631】郡上紬 亜麻色 破れ格子(反端付)                         

【帯4478】日本工芸会正会員 釜我敏子作 紬地 型絵染 名古屋帯(落款入)                         

 

【着物3634】浦野理一作 経節紬 茶褐色 無地                          

【帯4475】人間国宝 宮平初子作 首里手花織 名古屋帯(反端 証紙付)

 

【着物3628】千總製 訪問着 霞色 秋草文(落款入)                                       

【帯4472】西陣 川島織物製 本袋帯                                 

 

次回は来週10月21日 (金) に更新予定です。

週末に所用でちょっと山梨の方へ出かけました。収穫を終えた果樹園が広がる麓ではまだ紅葉も進んでいませんでしたが、上の方では霜も降りていたようで、峠のあたりではすっかり秋も深まっている様子。ふと足下を見れば、随分と小さな栗のイガや実が大量に落ちています。初めて見ましたが、ひょっとしてこれは山栗では?少し調べてみましたら、山に自生する栗の原種で柴栗とも呼ばれているそうです。縄文時代から食用とされてきたものでとてもおいしく、甘みが詰まっているとのこと。残念ながらその時間では無傷のものは見当たらず、お味見までには至りませんでしたが、こんなにたくさんの山の幸があるならば、冬眠前の熊たちも里に降りてくることもあるまいと安心しました。いつかまたこの季節に訪れて、少しだけでもお裾分けをいただきたいものです。

お天気次第で肌寒かったり、少し汗ばんだり。寒暖差で体調も崩しがちですね。
皆さま、どうぞくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ。