あおきDIARY

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セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (1/20)

今日は大寒、厳しい寒さも今がピークですね。

来週には今季一番の強い寒気が流れ込んでくるとのことで、今から戦々恐々としています。

 

【着物3715】読谷山花織 着物              

【帯4572】国画会 小島悳次郎作 紬地 型絵染 名古屋帯                       

 

【着物3713】小紋 柑子色 宝尽くしに松竹梅など

【帯4576】龍村光翔作 本袋帯 銘「水月盆」 

 

【着物3711】本場結城紬 黒色 色紙重ね                             

【帯4580】紫根絞染 名古屋帯                 

 

次回は1月27日 (金) に更新予定です。

あっという間に1月も下旬となりました。目が回るような速さで時間が過ぎていきますね。来月になれば暦の上では立春、気温はまさに冬の最中ではありますが、気持ちは少しずつ春に向かっていきます。この季節はやはり郡上紬や結城紬など、暖かな真綿系の紬に手が伸びますが、冬の装いの中にもどこかに綺麗な春色を取り入れたくなってくるものですね。
さて、時折この着物は(帯は)何歳くらいまで着用できますか、というお問合せをいただきます。例えば留袖や訪問着などの礼装ですと大体お召しになる方の年代を想定して作られていますし、基本的にどのような場面でも礼を失することがあってはなりませんから、お色目や柄の様子で常識的な範囲をお答えしております。が、紬や小紋などの場合にはお返事にちょっぴり悩んでしまいます。同じ年代の方でも、それぞれの方の雰囲気にもお好みにも一括りにはできない大きな個人差がございます。以前ある方から言われましたのは「自分のために好きなものを着なくては。人のために着るのですか?」との言葉でした。これは!と心に響いたものはきっとお似合いになるものです。ほんの少し勇気が要るかしらとお思いになられても、紬や小紋でしたら基本的にご自身が主役。加えてリユースならばより気軽に一歩を踏み出せます。ぜひ好きという気持ちを大切に、素敵なチャレンジをなさってくださいませ。

例年にない強い寒波の予報が出ているようです。
皆さま、どうぞくれぐれも暖かくなさって、お身体お大事にお過ごしくださいませ。