あおきDIARY

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セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (4/14)

4月もはや半ば。通勤のバスの窓から眺める藤棚も若葉に包まれて、

まもなく花の姿も見られそうです。

 

【着物3798】ちそう製 単衣 訪問着 枯草色 流水に花々                   

【帯4674】西陣 川島織物製 絽袋帯                    

 

【着物3796】白山工房製 夏牛首紬地 小紋                       

【帯4677】久呂田明功作 絽塩瀬地 染名古屋帯 淡い青藤色 流水に杜若の図                                      

 

【着物3794】白鷹御召 単衣 生成色 松皮菱文                     

【帯4671】丹波布 八寸名古屋帯 白橡色×藍濃淡 格子                                                           

 

次回は4月21日 (金) に更新予定です。

街路樹の銀杏の若葉が一斉に芽吹いていてきています。小指の先ほどもない大きさですのに形はきちんと銀杏の葉っぱ。これからあっという間にぐんぐんと大きくなっていくのでしょうけれど、生まれたばかりの赤ちゃんの葉っぱ、今だけの姿がとても幼気ですね。この時期は春の花々にすっかり気を取られていましたが、銀杏は若葉と共に花開き、初夏にはもう小さな実を付けているとのこと。背の高い木ですし、その頃にはぎっしりと葉が茂っていてなかなか目に入らないかもしれませんが、心に留めていれば見つけられるでしょうか。黄金色に染まる秋の銀杏はもちろん見事なものですが、ごくごく若葉の時の銀杏がこんなに可愛らしいことにようやく気づきました。生命の力が充ち満ちる季節、まだまだ見落としている素敵なものがたくさんありそうです。

大分気候も安定してきて、春らしい暖かな日が続いています。
皆さま、どうぞお元気で良い季節をお過ごしくださいませ。