あおきDIARY

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セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (5/12)

5月もはや半ばです。立夏も過ぎ木々の緑の色も一層深まって、爽やかな日々が続いていますね。

 

【着物3824】人間国宝 小宮康孝作 絽 江戸小紋 ござ目             

【帯4708】久呂田明功作 絽縮緬地染名古屋帯 カサブランカの図

 

【着物3821】本塩沢 単衣 着物「並び蝶」

 

【着物3818】白山工房製 本場夏牛首紬地 訪問着                  

【帯4705】西陣 齋藤織物製 袋帯 

 

次回は5月19日 (金) に更新予定です。

連休中に能登で大きな地震がありましたが、その後も断続的な揺れが続いているようですね。

お住まいの方には心からお見舞い申し上げます。

昨日は関東でも地震がありましたが、緊急地震速報のアラーム音にはいつも身が縮む思いがいたします。

これ以上の被害が起きずに収まってくれるよう祈るばかりです。


SNS界隈でも話題になっていましたが、裏千家の機関誌「淡交」で5月の単衣に言及されていたとのこと。

昨今の気候では袷に拘るのは現実的ではありませんでしたが、やはり場によっては残すべき決まりごととの兼ね合いもあったかと思います。すでに気温や体感で袷と単衣を着分ける流れで過ごしていても、大御所からの確言はとてもありがたいもの。これからは改まったお席でも、安心して軽やかな装いを楽しめますね。

真綿糸の紬、大島のような薄手のもの、さらっとしたシボのあるお召し、木綿…織りだけを考えても様々なお品が浮かびます。単衣ならば質感の違いがそのまま着心地に反映されるのもうれしいですね。一旦袷から離れても、汗ばむような日もあれば、肌寒さが戻ってきたりもする単衣時期。特に5月は帯や小物、色合わせで調節しながら時季に寄り添う着こなしを探したいと思います。本格的な夏が来る前の短いひととき。ぼんやりしていたらあっという間に過ぎていく素敵な季節を、大切に過ごしたいものです。

GWのお疲れは取れましたでしょうか。気温の上下も大きい日々、
皆さま、どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。