セレクション情報
HPあおきセレクション更新のお知らせ (6/2)
各地でいよいよ梅雨入りとの報、例年より随分早めのようですね。
道端の紫陽花もいつの間にかすっかり満開です。
【着物3842】本場黄八丈染 夏黄八 縞 着物
【帯4735】森健持作 夏紬地 染名古屋帯 白色 楓の図
【着物3839】上布 藍色 亀甲詰
【帯4732】城間栄順作 芭蕉布地 本紅型 名古屋帯
【着物3845】日本工芸会正会員 小倉淳史作 紗紬地 訪問着
【帯4729】西陣 山口美術織物製 紗袋帯
次回は6月9日 (金) に更新予定です。
今年はとりわけ上質な黄八丈の着物をたくさんご紹介できましたが、輝くような黄金色をずっと眺めてまいりましたせいでしょうか。このところやたらと黄色に吸い寄せられてしまいます。とはいえ黄八丈のあの深みのある独特のお色目は別格ですから、着物でも洋服でも他で探すとなるとなかなか難しいものですね。そんな折、ちょっとのぞいてしまったのが京都の吉岡さんのお店、それはそれは美しい彩りが揺れる魅惑の空間にくらくらしつつ、一枚のハンカチをいただきました。シックな色の品々が並ぶ中から手に取ったのは苅安色。目を惹くお色ながら、植物による染めですから派手すぎず絶妙な落ち着き加減で、眺めていると不思議と心が休まります。黄八丈につながる温かくて豊かな黄色。なんでもない平織りの一枚の四角い布ながら、しみじみと色の力は大したものと思います。疲れたときにちょっと気持ちを上げてくれる小道具として、そっとバッグに忍ばせています。
<<浴衣フェアのお知らせ>>
どんよりとしたお天気、しとしと降る雨、、着物でのお出かけには何かと気を遣う季節が始まりました。が、こんな時期こそ気楽にお楽しみ頂ける木綿の浴衣が活躍してくれますね。きもの青木では本日6月2日(金曜日)より、夏を通してお召しいただける浴衣の装いに注目したフェアが始まります。気軽な普段着から軽い街着にもお使い頂けるものまで色柄や素材も幅広く取り揃え、合わせる帯も定番の紗献上から麻、八寸や半幅帯など涼しげで風情ある夏帯を集めています。足元を引き締めてくれる下駄も煤竹や樺細工などの素敵なお品を探してまいりました。
店頭にはオンラインショップでご紹介していない浴衣や小物も入荷しております。詳しくはこちらまで。ぜひご覧くださいませ。
体調を崩しやすい季節の変わり目ですね。
皆さま、どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。