あおきDIARY

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セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (6/23)

はや6月も下旬、梅雨真っ只と身構えていますが、

ここしばらくの東京は晴れ間も多く、ちょっとひと息つけましたね。


【着物3862】千總製 絽 訪問着 淡い褐色 流水に葦

【帯4761】西陣 山口成三郎製 絽 唐織 袋帯

 

【着物3864】国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布                                            

【帯4758】しな布 八寸名古屋帯 藍色 抽象文                                                            

 

【着物3860】宮古上布 着物                                                                         

 

次回は6月30日 (金) に更新予定です。

開けたりしまったり、着物や帯を出し入れする際にいつも手で触れている畳紙。ひとくちに畳紙といっても、一般的な洋紙のものから昔ながらの和紙製のものまで、素材も種類も様々ですね。以前からちょっと気になっていたこともあり、先日京都の和紙の専門店に立ち寄った折に、手漉きの和紙の畳紙のことをお尋ねしてみました。すると在庫を置いてはおらず注文制作ですが、黒谷和紙のお品を扱っていらっしゃるとのこと。それも原料の楮からして国産と外国産があり、お色目も漂白した白と無漂白の生成りの2種類、また紐の素材や角のお色目も選べますとのお話です。なんと贅沢なと驚きつつ、試しに数枚だけお願いしてみました。1週間ほどして送られてきた畳紙のまあなんと美しいこと!丈夫でへたりにくく吸湿性もありますので、着物と同様に時折虫干ししながら使いましたら、大切な着物を長くしっかりと守ってくれそうです。もう全部の畳紙を取り替えてしまいたいところですがぐっと我慢して、少しずつ少しずつ。上等な和紙に包まれたお気に入りの着物、眺めているだけでなんだか元気が出てまいりました。

梅雨時の蒸し暑さには、なかなか身体が慣れてくれませんね。
熱中症も増えているそうです。
皆さま、どうぞ体調の変化にはくれぐれもお気をつけくださいませ。