１０月に入って、また一段と季節が進んできたようですね。秋らしいひんやりとした空気が心地よいこの頃です。
さて、今年も１０月恒例の銀座きもの青木 周年祭が始まります。

長年のご愛顧への感謝を込めて、とっておきの贅沢なお品を中心にご案内いたしますので、

どうぞお楽しみに！

【着物3955】本場結城紬 紅掛空色 無地                                                  

【帯4888】日本工芸会正会員 深石美穂作 川平織 九寸名古屋帯 銘「花の川」

【着物3961】浦野範雄作 縮緬地 繍一ッ紋 訪問着 桑染色 秋草の図　　　　　　  

【帯4885】西陣 桝屋高尾製 ねん金綴錦 袋帯「段霞文」             

【着物3958】草紫堂製 南部絞紫根染 着物                                                 

【帯4891】浦野理一作 経節紬 名古屋帯 薄卵色 無地                              

次回は１０月１３日 (金) に更新予定です。

先日所用で岐阜方面へ出かけてまいりました。何十年ぶりかに乗った特急ひだの車窓から眺める景色はすっかり秋。渓流沿いの美しい風景もさることながら、収穫間近の黄金色の田んぼや風に揺れるコスモスの花…懐かしいのどかな山里の風情に、猛暑の夏に疲れた心身がふっとほぐれる感がいたしました。急ぎの旅行でしたので狙っていた栗三昧の楽しみは逃しましたが、秋深まる頃の飛騨路、次回はぜひ車でゆっくりと回ってみたいものです。
例年皆さまからご好評いただいております周年祭、いよいよ今週からスタートいたします。今回もご紹介が難しい稀少な作家作品、ひとの手技を尽くした工芸作品、西陣名門の逸品など美しい品々を、時間をかけて集めてまいりました。ぜひじっくりとご覧頂けましたらと思います。

ようやく過ごしやすい気候となりましたね。
皆さま、どうぞお元気で良い季節をお過ごしくださいませ。