あおきDIARY

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セレクション情報

あおきセレクション更新のお知らせ (12/1)

いよいよ12月に入りました。ますます早まって行く時間の流れに乗り遅れないよう、日々の生活も大急ぎで師走モードに切り替えなくてはなりませんね。

本日あおきセレクションを更新いたしました。

【着物4012】千總製 訪問着 深川鼠色 料紙文に花木や唐草の図
【帯4952】総刺繍 袋帯

【着物4010】小紋 淡い水浅葱色 束ね熨斗
【帯4956】縮緬地 染名古屋帯 御所解文

【着物4008】浦野理一作 経節紬 格子 着物
【帯4960】久呂田明功作 縮緬地染名古屋帯 菊花の図

*新着商品の一覧はこちらのページをご覧くださいませ。

次回は12月8日 (金) に更新予定です。

上がったり下がったり、大きな気温差に振り回されていましたが、ようやくこの時期らしい気候に落ち着きそうです。
銀杏の葉も黄金色に染まって、東京の紅葉もずいぶん進んできましたね。

先週末は黄八丈で出かけてまいりました。いつも鼠色やら藍色やら黒茶色やら、とにかく地味めの色合いの着物ばかりの私としては、少々強めのお色。黒や鳶色が等分に織り込まれていますので苅安の色はごく抑えめな印象ですが、やっぱり黄八丈の色には独特の迫力があります。加えておとなしい染め帯にするはずがつい吉野間道を合わせてしまい、こっくり系×こっくり系で強さも倍増。そわそわしないか心配でしたが、なんだか不思議と落ち着いていられました。やはり季節の「色」に助けられたのでしょうか。

モチーフ、素材感、そして色。着物で季節を楽しむにはいろいろなアプローチがありますね。私にはこの色たちと今の空気がちょうど頭の中でぴったり重なって、とても安心できたように思います。もう少し早くても、暮れが近づいてもちょっと違う…そんな短い時の色が感じられた楽しい一日でした。

クリスマスや忘年会などなど、楽しいイベントが盛りだくさんのシーズン、
皆さま、どうぞお身体大切に、お元気でお過ごしくださいませ。