あおきDIARY

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セレクション情報

あおきセレクション更新のお知らせ (1/26)

大寒を過ぎればまもなく立春。東京でもさすがに気温が下がっていますが、ゆっくりと春は近づいてきています。小さな盆栽の白梅の花もそろそろ見頃となりました。

本日あおきセレクションを更新いたしました。

【着物4055】白山紬地 付下げ小紋 鳩羽色 唐花唐草文
【帯5018】西陣 今河織物製「木屋太」袋帯

【着物4051】千總製 訪問着 薄橙色 四季花文
【帯5014】西陣 川島織物製 本袋帯

【着物4053】本場結城紬 璃寛茶色 花兎文 飛び柄
【帯5022】浦野理一作 縮緬地 染名古屋帯

*新着商品の一覧はこちらのページをご覧くださいませ。

次回は2月2日 (金) に更新予定です。

寒さも今がピークでしょうか。それでも東京では日中は10度を下回ることは少ない暖冬、ヒーターを強めなくても綿入れ半纏一枚で、冷え性の娘も縮こまらずに済んでいます。この冬の活躍ぶりに自分用にもと考えておりましたら、ふと京都の老舗和装専門店が作っていらっしゃる真綿を挟んだ裾除けを思い出しました。表地も中綿も全て絹ですから、それは滑りも良くて軽さや暖かさも抜群だと思います。贅沢なお品ではありますが、京都の底冷えは本当に厳しいとのこと。きっと愛用なさっている方が多い必需品なのでしょうね。
真綿についてあれこれ思いを巡らせておりましたら、半纏じゃなくていっそのこと道中着を作ってみたらどうかしら、古い大島など薄手の織りでしたら綿を挟んでもさほど嵩張らないのでは?などと何だか楽しくなってきてしまいました。お若い方でしたら少々野暮ったいかもしれませんが、おばあちゃんならば平気です。数年ごとにマイブームとなってしまう愛しい真綿。この冬には間に合いませんが、じっくり考えて1、2年後には試作してみたいものです。

感染症の流行もまた広がっているようですし、これからひと月程は各地で大雪も心配ですね。
皆さま、どうぞ体調管理にお気をつけて、お元気でお過ごしくださいませ。