あおきDIARY

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銀座店

季節の変わり目の羽織もの

東京の今年の桜は少し遅めの開花でしたが、今やすっかり葉桜となりました。
満開が今月初めだったこともあり、ちょうど入学式と重なったという方も多かったのではないでしょうか。

先日、友人のお子さんが小学校に入学されるとのことで、訪問着の着付けをしてきました。 式の1週間前は雨予報だったのでどうなるかと心配していましたが、当日は清々しい晴天!満開の桜が映える入学式だった事と思います。 知り合ったころはお互いまだ中学生だったのに、時が経つのは早いものだなあ…としみじみ思うとともに、入学式という節目のお手伝いができたことがとても嬉しくなりました。

最寄駅前の大きな桜の木。今年も通勤時にお花見気分を味わうことができました♪

この頃はようやく気温が安定してきましたが、冬から春への季節の変わり目は三寒四温という言葉があるように寒暖の差が激しいものです。 そんなとき、着物の上にはなにを着たらいいの?そもそも羽織はいつまで着てOKなの?とお悩みのご相談をたくさんいただきます。

一般に袷の羽織を着る時期は紅葉から桜の頃までと言われていますので、11月から3月ごろがおおよその目安ですね。ただ気温差が大きな季節の境目には、その日の体感に合わせてお選びになればよろしいのではと思います。 花冷えの日には袷仕立ての羽織。軽やかな色合いは春の日差しにも映えそうですね。

袷仕立ての羽織

気温が高くなってくると活躍してくれるのは透け感の少ない紋紗のコート。

道中着型はお茶席や改まった場面に、気軽なお出かけなら羽織型がおすすめです。

紋紗の道中着

紋紗の羽織

一味違うお洒落を楽しみたい方におすすめなのはふんわりとした質感のシルクオーガンジー。 レースのような風合いがエレガントな雰囲気を演出してくれます。

シルクオーガンジー

羽織に欠かせない羽織紐も各種ご用意しています。

結ぶタイプ

ガラスジュエリー作家・岡小百合さんのビーズの羽織紐

そして羽織の『ち』に付けるSカンもございます♪

着るものはあまり重ねたくないけれど、帯付きで外出するのは少し不安…という方には、大判のショールもおすすめです。 着物用のショールもありますが洋装用に市販されているものでも代用できます。 シルクはもちろん、オーガンジーやガーゼなど様々な素材のものがありますので、着物のテイストに合わせて選んでみてください。

東京ではソメイヨシノに続いて八重桜が見頃を迎えています。 銀座店に面したさくら通りにはたくさんの八重桜の街路樹が植わっており、今の季節はとても華やかです。 お買い物ついでに八重桜を鑑賞しながら着物でお散歩もおすすめです♪

大型連休に向けて気温の高くなる日が多くなっていますね。
銀座店では単衣、夏物が毎日続々と入荷しております。Instagram『todays_kimono』などの情報をチェックしてみてくださいね。

皆様のご来店をお待ちしております。

銀座店 勝田

『きもの青木銀座店』

TEL03-3564-7171
営業時間 11:00~18:00
定休日:月・火曜日

ご来店の際には是非ご予約をおすすめいたします。ホームページから、またはお電話でも承っております。

※ご予約なしでもご相談を承っておりますが、ご予約のお客様を優先して対応させていただきますので長時間お待たせしてしまう場合もございます。コーディネートのご相談やお着物や帯をご持参いただく場合は、ご予約をおすすめしております。

皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。