あおきDIARY

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セレクション情報

あおきセレクション更新のお知らせ (6/7)

予想では今年の梅雨入りはやや遅れめで、関東では中旬頃とのこと。青空の日を大事に使わなくては…
またちょっぴり気が重い季節が始まりますね。

本日あおきセレクションを更新いたしました。

【着物4178】千總製 絽 染五ッ紋 黒留袖
【帯5194】龍村平蔵製 夏袋帯 銘「瓦燈印金錦」

【着物4180】大羊居製 絽 染一ツ紋 訪問着 鳩羽鼠色 鷺草の図
【帯5186】西陣 川島織物製 絽袋帯

【着物4176】古代越後上布 亜麻色 割付文
【帯5190】国指定重要無形文化財 越後上布 八寸名古屋帯

*新着商品の一覧はこちらのページをご覧くださいませ。

次回は6月14日 (金) に更新予定です。

盛夏の着物や帯のご紹介が始まって、清涼感あふれる絽や紗、ひんやりとした手触りの上布の着物や帯が続々と入荷しています。強い陽射しの中で涼やかに透ける夏衣の姿は、やはりいつまでも残したい日本の夏の風物詩。眺めているだけでうれしくなってしまう、極上の夏素材の出番ももうすぐです。しな布など自然布系の素材はもちろん、八重山や越後の上布も帯でしたらひと足早くお使いいただけますから、すぐに装いに取り入れていきたいですね。

以前は単衣は6月、薄ものは7月からと着別けていましたが、すでに5月の単衣は公認。この気温では梅雨前でも小千谷などさほど透けない麻ものならばお召しの方も多いですね。お住まいの場所によっても、またその日によっても気温の上下が大きな時期、どの素材がぴったりであるかは体感に合わせて臨機応変に、という緩さがありがたい時代です。同じ単衣でも絹、麻、木綿という区分だけでなく、真綿系と大島などの生糸系、また木綿でも薩摩絣と弓浜絣、浴衣などそれぞれ全く質感が異なりますね。本格的な夏まであと少し。多種多彩な素材の違いを楽しみながら合いの季節を乗り切りましょう。

気圧や気温の変化に体調も崩しがちな毎日ですが
皆さま、どうぞお身体大切にお過ごしくださいませ。