今年もはや半分が過ぎましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
銀座の街中ではオシャレな短冊をつるした七夕飾りを見かけるようになりました。 この時期は画廊を彩るトウガラシや撫子、オフィスビルの一角にひっそりと咲くアガパンサスなど、季節を感じる風景に思わず心が踊ります。
そして当店では、瑞々しく生き生きとしたお花たちが出迎えてくれています。
今年の夏は着物姿でお出かけするのを楽しみにされている方が多いようですね。
梅雨シーズンにも関わらず、銀座店には多くのお客様が足を運んでくださいました。とても嬉しいことに「毎日のようにオンラインショップを拝見しています。」といったお言葉を多くいただきます。
誠にありがとうございます。引き続きチェックよろしくお願い致します。
ただしその後、必ずといっていいほどこのように続くのです。
「すごく楽しみにしてるけど、青木さんのオンラインショップはいいなと思ったら即SOLD OUTになってしまう。」
確かに…おっしゃる通りですよね。
そこで、せっかくご来店いただいたお客様に喜んでいただけるよう、銀座店では店頭でしかご覧いただけないお品物をご用意いたしました。
今回はその中からいくつかご紹介させていただきますね。
*目を惹く花柄の小紋に紗献上の博多帯をあわせて
着物:(店頭限定P1-31)、 帯:(店頭限定P2-57)、 帯揚げ:(G-1255)、 帯締め:(店頭限定P-338)、 バッグ:(G-1985)
山葡萄の籠バッグはリネンの巾着が取外可能なので、アレンジしだいで何通りにもお使いいただけますね。もちろんお洋服とも相性抜群です。
*涼やかな麻素材で季節感をまとって
着物:(店頭限定P1-29)、 帯:(店頭限定P2-74)、 帯揚げ:(R-808)、 帯締め:(店頭限定P5-210)、 扇子:(G-1957)
本麻ちぢみのお着物に麻地の帯を合わせて、素材を生かした本領発揮のフルコーディネートが完成しました。
盛夏には欠かせない麻の帯揚げは、色違いで何枚か揃えておきたいですね。 帯締めは皇室に献上する草履の鼻緒に使われた組紐第一号となったことでも有名な「五嶋紐」です。
*少し改まったお席には華やかさをプラスして
着物 竪絽:(店頭限定P1-28)、 帯:(店頭限定P2-68)、 帯揚げ:(店頭限定P6-259)、 帯締め:(S-409)、 扇子:(G-1959)
染一ツ紋が入った竪絽のお着物に、市松に花をあしらった袋帯をあわせてみました。
桜色の扇子は安土桃山時代より400年以上続く「西川庄六商品」さんのお品物。
扇子袋もついた桐箱入りですので、プレゼントにもおすすめです。
*ファンが多い琉球絣には小物使いでアクセントを!
着物:(店頭限定P1-33)、 帯:(店頭限定P2-67)、 帯揚げ:(店頭限定P6-212)、 帯締め:(S-221)、 バッグ:(G-909)
濃藍色の帯は二部式になっていて楽に着付けができる分、旅行に持っていくにも便利です。 鼻緒サンダルをあわせて、思いっきり盛夏を満喫したいですね。
いかがでしたでしょうか?
今年の夏こそ着物デビューしたい方にもおすすめな、少し気軽にお出かけできるようなコーディネートにしてみました。
「お出掛けしたいけど、特に着ていく場所や予定がなくて…」というお話もちらほら…
そのような方がいらっしゃいましたら、是非こちらを覧くださいませ。
たびたび青木でもお勧めしている舞台「一粒萬倍」が今度は軽井沢を訪れます。
古事記をベースに、日本のはじまりと神々の誕生、そして食の起源を描く音楽と舞踊のビジュアル絵巻で、5回を重ねた銀座SIX・観世能楽堂公演でも好評を博してきました。
この軽井沢公演では名優・長塚京三さんが稗田阿礼として語り部を務め、和楽器と洋楽器のコラボによる流麗な音楽と共に物語が進められてゆく交響詩となっております。
会場の大賀ホールはソニー名誉会長であり、声楽家でもあった故・大賀典雄氏が建設した本格的なコンサートホール。
音響的理想を追求した、世界でも類のない五角形サラウンド型の素晴らしい作りで、 音の良さでは群を抜きます。
このホールで響く、一流の俳優とミュージシャンたちが奏でる神話の物語。
初夏の軽井沢を満喫頂ける事と思います。
この夏を軽井沢にてお過ごしになられる皆さま、またお出かけになられる皆さま、お時間が許せば、ぜひお出かけくださいませ。
尚、このブログをご覧になられた方にはチケットをきもの青木割引(10%off)でご提供させて頂きます。
チケットのお問い合わせ、お申し込みは
メール:office@ichiryumanbai.com
またはお電話:070-2218-4357 事務局・内村(月~土10:00~18:00)
までご連絡くださいませ。
今年の夏も是非、銀座きもの青木をご利用くださいませ。
スタッフ一同、皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。
銀座店スタッフ 安藤
※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。
明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。
衣桁にディスプレイされている着物は、
国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布 着物 でございます。
続いて左奥から、
・上布地 藍型小紋 流水に桜
・国指定重要無形文化財 越後上布 八寸名古屋帯
・城間栄順作 麻地 藍型名古屋帯 雲取りに花鳥の図
・西陣 河合康幸製 夏袋帯 彩波兎文
でございます。
上布地 藍型小紋 流水に桜
上布 着物 練色 桐唐草文
絽 付下げ 墨色 流水に撫子の図
宮古上布 着物 立涌文
国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布 九寸名古屋帯
しな布 八寸名古屋帯 捩り織
城間栄順作 麻地 藍型名古屋帯 雲取りに花鳥の図
今回は、着物7点、帯8点、計15点をご紹介いたします。
銀座店は本日18時まで営業しております。感染症対策に万全を期しておりますので、お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。
梅雨のシーズン真っ只中ですが、変わりやすいお天気の日々、皆様いかがお過ごしでしょうか?
銀座店では、雨の中でも着物愛に溢れた多くのお客様のご来店をいただき、活気のある日々を過ごさせていただいております。
浴衣姿も涼やかなお客さまの着こなし
本格的な夏の到来を前に、今年こそは夏着物デビュー☆と心に決めていらっしゃるお客様のご相談もたくさん頂戴しております。
今でこそお出かけ時は着物に日傘で、単衣や薄ものの裾を風が吹き抜ける感覚の心地よさを満喫している私ですが、時折、夏の日差しの中でもストッキングにハイヒールで忙しく銀座の街を歩いていた遠い昔の自分を思い出します。
お着物ライフは気持ちいい…私はもうストッキング履けません…
夏着物は憧れるけどハードルが高いと思っていらっしゃるお客様に、この感覚をぜひお伝えしたい!と願っております。
今日は、夏着物のデビューにおすすめのお品を店内からお伝えしたいと思います。
只今店頭では、小千谷縮、浴衣など麻や綿のカジュアルなお着物から、ご結婚式のゲストなどのフォーマルなシーンに最適な絽の訪問着まで、様々な場面で楽しんでいただける夏もののお品揃えが充実しております。
こちらはカジュアルな夏着物デビューにおすすめなコーデイメージです。 お好みのコーディネートでお出かけしてみませんか?
程よく張りのある軽やかな地風で、涼やかな夏着物
絽塩瀬の染帯、半幅帯ですっきりと
夏ものの最高峰、越後上布の帯は締め心地の良さはもちろん、よそ行き浴衣から上布まで、合わせやすさも抜群です。
(帯4338)
涼しくお召し頂ける高島縮の肌着、気軽にお手入れできる紋紗や麻の長襦袢もおすすめです。
夏の着物姿には欠かせない扇子 各色とても魅力的なお色です。
使いやすい籠バッグなども入荷しております。
皆様どうぞ、今年こそ夏着物☆始めてみませんか? お一人お一人の個性を活かした着こなしのご相談何なりと。
銀座にお越しの際は、ぜひ、お立ち寄りくださいませ。 スタッフ一同、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
銀座店スタッフ 橋本
ご自愛くださいませ
※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。
明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。
衣桁にディスプレイされている着物は、
国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布 着物 でございます。
続いて左奥から、
・龍村平蔵製 紗 本袋帯 黒色 銘「白舫」
・羽田登喜作 絽塩瀬地染名古屋帯 紅掛花色 蛍袋の図
・南風原花織 九寸夏名古屋帯
・西陣 川島織物製 絽 本袋帯
でございます。
国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布 着物
単衣 薩摩絣 亜麻色 抽象文
絽 染一ッ紋訪問着 秘色色 御所解文
本場黄八丈染 夏黄八 縞 着物
国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布 八寸名古屋帯
生平麻地 染名古屋帯 紺鼠色 葡萄唐草文
西陣 都製 絽綴地 八寸名古屋帯
今回は、着物6点、帯9点、計15点をご紹介いたします。
銀座店は本日18時まで営業しております。感染症対策に万全を期しておりますので、お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。
夏着物の魅力はそのバリエーションの豊かさにあると思います。
絹物でも軽い単衣から透け感の美しい極薄の盛夏もの、浴衣に代表される木綿、そして様々な植物布など、 夏ならではの着こなしが楽しめる素材のものが満載で、チョイスに困ってしまいます。
とはいっても着用期間が短いのにお手入れが大変、また近年の気候変動による高温・多雨で着用を躊躇ってしまう・・・というご意見もちらほら。
そこで、人気を高めているのが小千谷縮なのです。軽くてシボのあるさらっとした質感、麻なので水に強く、 ご自宅で洗えるという気軽さもあって、近年では夏着物の定番にされている方も多いと思います。
店頭にもいろいろ・・・
写真左から:(A-3411)小千谷縮 生成り 流水文/ (A-3412)小千谷縮 白練×藍鼠 竪縞/ (A-3595)小千谷縮 檳榔子染色 細縞
小千谷縮のルーツは生産地・新潟の近隣で作られている越後上布に遡ります。
越後上布は、千数百年前から朝廷に納められていたという最高級の平織の麻布。この越後上布に、江戸初期に播州明石からやってきた堀次郎将俊が明石縮の技法をもって改良を加えたのが小千谷縮です。
その技術と工程は1955年には国の重要無形文化財に、 1975年には伝統的工芸品に、さらに2009年にはユネスコ無形文化遺産に 指定されるという快挙を成し遂げました。
しかし、重文のものは経緯とも苧麻の手績み糸を使用し、いざり機による手織など、古式に則った5つの条件を満たす事が必須であり、生産者が激減した今では高価な希少品になっているのが現状です。
そこで近年は紡績糸による機械織りの普及品が進出してきました。
縞や格子のモダンな柄付けで、カラフルな近代の小千谷縮は目を惹きます。手に入りやすいお値段も魅力的ですね。
こうした背景には世情に沿った、気軽に着れる製品を提供したいという生産者さんたちの思いがあるようです。
越後上布も同様に作り手や後継者が激減している今、「遺していく技術」も大切ですが、「着てもらえる着物」 を作ることも重要だと力説されていた生産者さんのお話が印象的でした。着物に関わる人々の熱くて優しい思い。
その思いを、楽しく着る事で大切にしていきたいと思う今日この頃です。
銀座店には希少な小千谷縮の名古屋帯も入荷しております。
(帯4271)国指定重要無形文化財 小千谷縮 名古屋
すっきりと、夏の着こなしに欠かせない小千谷縮の半衿もございます。
(G-1945)小千谷縮 半衿 白色 無地
楽しみな一枚を探しに、ぜひ銀座店にお出かけくださいませ。
お待ちしております。
銀座店スタッフ 松浦
今週のお店のお花
紫陽花のアソートにブルーベリーが忍び込んでおります。
本格的な夏はこれからですね。
※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。
明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。
衣桁にディスプレイされている着物は、
八重山上布 藍色×亜麻色 網代文 でございます。
続いて左奥から、
西陣 帯屋捨松製 粗紗八寸名古屋帯
宮城里子作 八重山上布地 本紅型名古屋帯 (上布/新垣幸子作)
小田島克明作 楮布 八寸名古屋帯「夏浮花」
刺繍 夏袋帯 絹鼠色 古裂文
でございます。
八重山上布 藍色と亜麻色 網代文
人間国宝 小宮康孝作 絽 江戸小紋
絽 染一ッ紋 付下げ 深川鼠色 波に千鳥の図
染の北川製 紋紗 小紋 灰白色 野の花の図
宮城里子作 八重山上布地 本紅型名古屋帯 (上布/新垣幸子作)
西陣 川島織物製 絽 本袋帯
西陣 川島織物製 絽 織名古屋帯
薄もの 道中着 天然阿波藍染 唐草文
今回は、着物7点、帯7点、はおりもの1点、計15点をご紹介いたします。
銀座店は本日18時まで営業しております。感染症対策に万全を期しておりますので、お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。