
今年もついに炉に火が入りました。
「柚子の色づくを見て囲炉裏に」と仰られた利休居士の時代よりは暖かな気候の現代ですが、やはり朝晩の空気の冷たさに秋の深まりを感じます。
久しぶりに炉を囲むと、先生のお炭点前にも熱が入ります。 新たな気持ちでお茶に向き合う、心弾む瞬間ですね。
そうこうしているうちに、バタバタと年末へ。そして間もなく、一年で最も華やかな行事がやって参ります。待ちに待った初釜です。
社中の皆様やお仲間たちと、年明けて初めて囲む釜。点て初め、初寄り、稽古始めなどとも言われますね。
さてさてお菓子は、お道具は、しつらえはと、お招き側はおもてなしの心と腕に磨きがかかります。

お呼ばれ側も今からワクワクと心が浮き立ちますが、やはり気になるのは装いですね。
今年のコーデはどうしよう? という年季の入ったベテランさんも、初めてで何を着れば? とお悩みの初心者さんも、まだ時間があります。張り切ってお着物の準備をいたしましょう!

新年を寿ぐ晴れの日なので、お着物は格調高い、華やかな訪問着や付下げがおすすめです。
お色目は明るめで、濃色の場合はお顔映りの良いものを。柄は伝統的な古典柄、また新春の晴れがましさを感じさせる吉祥文など。お正月にちなむ柄、その年の干支にちなむ柄なども楽しそうですね。

お茶席にぴったりな訪問着や付け下げはこちらからご覧ください
合わせる帯も金銀糸を用いた唐織、錦織などの重厚な袋帯を。こちらも吉祥文や正倉院文、格高の有職文などがふさわしいでしょう。

皆で新年を迎えられた喜びを分かち合い、心を通わせる場。初釜はやはり特別で、楽しみなお茶の一大イベントですね。
きもの青木ではお着物にマッチする帯揚げ、帯締め、草履やバッグなども各種取り揃えてございます。 楽しく晴れやかな新年を!

※2025年11月発行
※当サイト内の文章、画像等の内容の無断転載、及び複製等の行為は固くお断りいたします。
街が色づき、秋の香りが深まり、空気がひんやりとしてくると、なぜか心が弾んできます。
そうです、また今年もお茶のお正月がやってきます。
待ちに待った炉開きです。
それまで閉じていた炉を開いて火を熾し、新茶を戴くと、心がすっと引き締まり、気分も改まります。皆で新たな年を迎えられる、ありがたくて嬉しい瞬間です。
それでは今シーズンも張り切って参りましょう!
お茶室への持ち物やお道具の準備にも気合いが入りますが、やはり気になるのが着物選びですね。
正式な茶事や茶会なら紋付きの色無地や訪問着に格高の袋帯が適切ですが、炉開きの多くはお稽古を兼ねた社中の行事となりますので、華美になりすぎず、それでいて品格の高い装いとなるとやはり江戸小紋が便利でしょう。
*参照コラム
《お茶ときもの、あれこれvol.3 ― 名残の茶から口切りへ》
《今日は着物で。 vol.1 江戸小紋を着る日》
《礼を尽くした装いで -色無地・江戸小紋》
定番の三役、五役の定め柄はフォーマル度も高く、その凛とした雰囲気はまさにお茶席に適った装いといえましょう。さらに一つ紋を入れれば準礼装となりますので、幅広い場面で着用できて重宝です。
角通し(小紋三役) 縦横垂直に規則正しく並ぶ点の柄。
(信濃戸田家)
縦にも横にもまっすぐ筋を通す、という意を含む。

万筋(小紋五役) 極細の縞が垂直に走る柄。
まっすぐ筋を通す、という意を含む。

雨縞(いわれ小紋) 雨が降った様を表現した縞。
いわれ小紋の中でも洒落た人気の柄
>そのほか、江戸小紋はこちら
合わせる帯は有職文や古典文様の織名古屋帯や袋帯、また季節感を意識した秋柄の染帯なども素敵です。
そして江戸小紋はお茶席以外でも大活躍。
例えば入学式や卒業式などの式典やちょっとしたお呼ばれ、またお友達とのお食事会など、帯合わせや小物を替えれば様々なシーンに対応してくれます。一枚あると心強い味方ですね。
お茶の新シーズンも始まり、いよいよ着物で活動する季節となりました。この秋もご自身を際立たせる一枚を見つけにいらしてくださいませ。
きもの青木がお手伝いさせていただきます。
※2025年9月発行
※当サイト内の文章、画像等の内容の無断転載、及び複製等の行為は固くお断りいたします。

年明けからあっという間にひと月が過ぎました。 まだまだ厳しい寒さが続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
新年は成人式や初釜などで晴れ着を楽しまれた方も多いと思いますが、これから春に向かってお祝い着の出番がより多くなりそうですね。
とりわけお子様にまつわる行事で着物を着られる方も多いと思います。ご誕生のお祝いから卒業式や入学式など、それぞれの節目にぜひ着物姿で花を添えたいものですね。
お祝い着にもTPOがありますので、季節や場所、目的などに合わせ、その場にふさわしい装いでお洒落を楽しみたいものです。 そうした装いの幾つかの例をご紹介しましょう。
1.お宮参り~七五三 祝意溢れる優しい装いで

お宮参りは出産の無事への感謝と、お子様の成長を願って氏神さまにお参りする儀式です。お祝いの掛け着を着た赤ちゃんを母親や祖母が抱いて参拝しますが、 その時の母親の着物は訪問着や付下げ、紋付きの色無地などがよろしいでしょう。
色調は優しく、柄付けもさっぱりとしたおめでたい吉祥文様や古典文様が好まれます。帯も有職文様や吉祥文様を織り出した袋帯や名古屋帯を合わせて品格のある装いを。
七五三や十三参りも同様に主役のお子様を引き立てるよう、控えめな地色と柄付けの訪問着や付下げ、紋付きの色無地や江戸小紋を着用します。 なお七五三は秋の行事なので、季節を感じさせる色柄を纏うのもお洒落ですね。
2.卒業色・入学式 正統派のセミフォーマルで

かつては色無地や小紋に紋付きの黒羽織を合わせるのが定番だった時代がありましたが、現在は訪問着や付下げ、一つ紋付きの色無地や江戸小紋を着用するのが一般的です。
色調は明るく晴れやかで、柄は正統派の古典文様や季節を問わない四季花や御所解、宝尽くしや唐花文などが便利ですが、春らしい風物を表す模様を身につけるのも楽しいですね。
こちらも七五三と同様、主役はお子様なので出過ぎず、控えめな色柄が好まれるようです。なお入学式はこれから人間関係を築いてゆく方々との出会いの場なので、装いも多少控えめに。対して卒業式は慣れ親しんだ方たちとの記念の日ですので、華やかな装いを楽しみましょう。
3.祝賀会やパーティ 会趣や規模に合わせて

お祝い事やパーティは授賞式や祝賀会、記念式典など様々ですが、装いは会場の場所や規模、格によっても変わってきます。
例えば和風のお席なら季節の色柄をふんだんに取り入れたもの、ホテルやレストランでは洋風のデザインや鮮やかな色彩のものなども素敵です。また格式ばらない内輪の集まりには特徴のある織りや染めのもので、趣味性の高い色柄なども楽しいですね。
このほか、ご婚礼の際は親族の方々は紋付きの第一礼装の着用が必要となりますので、その場面場面でのTPOや格を考慮し、個性を際立たせる装いをお楽しみくださいませ。
きもの青木ではお祝いの様々なシーンにお使い頂ける小物なども豊富に取り揃えてございます。ぜひ実店舗の銀座きもの青木、また青木オンラインショップをご利用くださいませ。
撮影協力:世田谷美術館

冬の気配と共に各地のイルミネーションが話題に上る季節となりました。
クリスマスが楽しみなのは子どもたちだけではありません。プレゼントの用意をしたり、親しい方たちと集まったり、大人にとっても素敵なホリデーシーズンの始まりですね。

きもの青木 にも、この時期のための心弾む着物や帯、小物たちが揃いました。





今週から少しずつご紹介を始めています。
銀座店舗、オンラインショップにてぜひご覧くださいませ。


9月に入り、ようやく朝夕は暑さも鎮まってまいりました。長かった夏も終わりが見えてきて、きもの青木 の店内も、いよいよ秋本番です。
春夏秋冬、折々の風情がございますが、秋という言葉からつながる多彩なモチーフは 古来この季節が日本人にとって特別なものであったことを教えてくれますね。
楚々とした秋草の美しさ、落葉を前に鮮やかに色づく紅葉、豊饒の喜び…


着物や帯に映し出された様々な日本の秋景色を、どうぞお楽しみ下さいませ。



そしてガラス作家岡小百合さん作のガラスの羽織紐もご紹介しております。

今回の新作は、どんぐりやリスなどのかわいらしいモチーフを使用。秋の外出が楽しくなりそうですね。


普段の気軽な外出に、また改まったお席へのお呼ばれに
着物でのお出かけがより心弾むものとなりますように

お品物は日々追加されておりますので、お気に入りの一点を探しにお出かけくださいませ。

オータムフェア2023
2023年9月11日(月)より
日々の更新で少しずつ秋色、秋柄のお品をご紹介して参ります。
オータムフェア2023 商品一覧ページはコチラからご覧くださいませ。

気温もぐんぐんと上がり、すっかり緑のいろも濃くなって、 すぐそこに夏の気配を感じるこの頃です。
そろそろ浴衣でさらりとお出かけできる季節ですね。
今年は入谷の朝顔市も4年ぶりに開催とのこと、あちこちの花火大会も再開されるようですし、賑やかな 夏となりそうです。

銀座きもの青木 にも素敵な浴衣たちが集まりました。

肌触りも柔らかな絞り、木綿着物のようにお楽しみ頂ける奥州紬、江戸好みの上品な長板中形、清々しい藍白の古典柄などなど、気軽な普段着から軽い街着にもお使い頂けるちょっとよそ行き感のあるものまで色柄や素材も幅広いラインナップで取り揃えております。


帯も定番の紗献上や麻の八寸、季節の染め帯などに加えて、より気軽にお楽しみ頂ける半幅帯もご用意いたしました。お好みの着こなしに合わせてお選び下さいませ。




今回は足もとにも拘りの品々を選んでまいりました。煤竹表、塗り、樺細工など足裏にも心地良く、素材そのものの個性が目を惹く台にすっきりとシンプルな鼻緒を添えております。

素足で、また足袋を付けて、大人のカジュアルスタイルをお楽しみ下さいませ。
この夏のお気に入りに出会っていただけますように。

ゆかたのコーディネートや着こなしに関しては、過去のコラムでご紹介しておりますので、どうぞご参照くださいませ。
浴衣フェアは6月2日(金)より販売開始いたします。
- ・銀座店では当日11時~、浴衣、半幅帯、下駄をご覧いただけます。
- ・オンラインショップでは浴衣が6月2日(金)15時~、半端帯が6月5日(月)15時~、下駄は6月6日(火)15時~ご覧いただけます。
銀座店では、帯締め、帯揚げなどの小物類も様々にご用意しておりますのでお近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りくださいませ。
