あおきDIARY

きもの青木からお伝えしたいこと、
新しく届いた着物や帯のお知らせ、
ときどき急ぎのご連絡

季節のおすすめ

ごぶさたしております。銀座店スタッフの勝田です。

初夏の気配を感じるこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
日中は暑いくらいの気温になる日も多くなりましたが、上着なしで軽やかにお出かけできるのは嬉しいですね。

ソメイヨシノはすっかり葉桜になりましたが、銀座店に面した桜通りでは八重桜が満開を迎え、とても華やいだ雰囲気です。
ほど近い京橋スクエアガーデン近くの花壇でも、たくさんの春の花たちが街を彩っています。

3月にリニューアルオープンした銀座店ですが、あっという間にひと月が経ちました。
皆さま、もうご来店いただけけましたでしょうか?

本日は季節のおすすめ商品を交えながら、皆さまに改めて、新しくなった銀座店をご紹介したいと思います!

改装前は店内中央にあった仕切りのガラスですが、大きな鏡に変身!
商品棚から振り返ってすぐの位置ですので、着物の柄やお顔映りなどをお近くで確認しやすくなりました。

近年は、4月に入った途端に気温が高くなる日が多くなってまいりました。
お問い合わせが増えている単衣着物や夏物、籠バッグも多数入荷しております。

単衣の着物はこちらから

夏帯はこちらから

篭バッグはこちらから

畳敷きの着装スペースには、床の間ができました。
セレクション商品や季節のおすすめ商品などをディスプレイしています。

壁面にもおすすめの帯をディスプレイ。ご試着いただきながら着物とのコーディネートのご参考にも。

人気の色無地は単衣の新色が仕立て上がりました。
新作の色無地はご要望にお応えして下記の3サイズ展開でご用意しております。

◎色無地サイズ展開

M1:身丈157cm、裄65.5cm、前幅24cm、後幅29.5cm
M2:身丈160cm、裄67.5cm、前幅24cm、後幅29.5cm
M3:身丈165cm、裄69.5cm、前幅25cm、後幅30cm
(サイズは若干前後する場合がございますので、詳細はスタッフにお尋ねください。)

大好評企画の『お茶席のきもの』も随時更新しておりますので、併せてご覧くださいませ。

休業期間中限定で実施しておりましたサービス、『パーソナルカラーと顔タイプ着物(似合う柄タイプ)診断つきコーディネート相談』が大変ご好評をいただき、銀座店でもぜひ、というご要望を多数いただいております。

皆さまのお悩みごと、ご相談により深く寄り添ってまいりますために、今後さらにパワーアップした内容でのご案内を予定しております。続報をどうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

今後は夏に向けて浴衣や夏の着物、帯、小物などが続々入荷の予定です。
新しくなった銀座店にぜひ遊びにいらしてくださいね♪

スタッフ一同お待ちしております。

銀座店 勝田

『きもの青木銀座店』

TEL03-3564-7171
営業時間 11:00~18:00
定休日:月・火曜日

店内混み合う状況もございますので、ご来店予約を頂くと比較的スムーズにご案内できます。ぜひ、ご来店予約フォームをご利用くださいませ。

※ご予約なしでもご相談を承っておりますが、ご予約のお客様を優先して対応させていただきますので長時間お待たせしてしまう場合もございます。コーディネートのご相談やお着物や帯をご持参いただく場合は、ご予約をおすすめしております。

皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。

季節のおすすめ

卒園卒業や入学のお式のためのお母さまの着物

春は卒業式や入学式などセレモニーの季節。
また過ごしやすい気候ですので、七五三の前撮りをなさるご家庭も増えてきているようですね。ご家族の大切な晴れの日、お母さまもお着物をお召しになってはいかがでしょうか。

今回は、卒入式などに出席なさるお母さまの着物の選び方について、きもの青木のフォーマル/セレモニー着物コーディネートをご参考いただきながら、銀座店店長・橋本からご紹介したいと思います。

セレモニー着物の選び方

セレモニーのための着物を選ぶ際には、まず”主役”が誰かを念頭に置くのがポイントです。特に卒業式・入学式や七五三では、主役は”お子さま”ですね。

そのような場面では、お付き添いであるお母さまは、控えめな色みを背景に吉祥紋が入った訪問着や付下げをおすすめしております。

(左)着物:【B-4418】付下げ 小箱の図、帯:【L-8683】袋帯 菊菱に華文

(右)着物:【B-4413】付下げ 松竹梅の図、帯:【L-8678】袋帯 菊菱文

こちらのようにすっきりとした上品な柄付けの付下げは、卒業式や入学式だけでなく、仕事関係の式典など、幅広いお席で重宝いただけますね。

色無地をお好みでしたら、一ッ紋が入ったものをお選びになりますと、訪問着と同じ略礼装に。
お手持ちの色無地に紋が入っていない場合には、後付けで縫い紋を施して、略礼装の格に上げておきますと、何かと安心な一枚となります。

(左)【C-3368】色無地 蒼白色

(右)【C-3341】高田倭男 繍一ッ紋 色無地

帯は花菱亀甲や花菱など有職文様の袋帯を持っておくと汎用性が高く、さまざまな式典で着用できます。

(左)【L-8715】西陣製 袋帯 横段に有職文

(右)【L-8681】西陣 袋帯 有職丸文

お母さまやお祖母さまから受け継がれた着物や袋帯をお召しになる場合には、帯揚げ・帯締めを新しいものに変えて頂くだけで、ぐっと現代的な着こなしに。

「コーディネートに悩まれましたら、どうぞご遠慮なくお手持ちの着物や帯をお持ちくださいませ。ご相談をお待ちいたしております。」(橋本店長より)

※現在銀座店は改装中です。3月4日リニューアルオープンまで少々お待ちくださいませ。

(左)【J-098】帯締め 亀甲組 二色暈かし

(右)【W-143】帯揚げ 菱枠に唐花の地紋

ご家族の式典のための装いは、お母さまが華美になりすぎないことも大切なポイント。
最近ではスマホやデジカメの機能も高く、気軽に写真撮影をする機会が増えましたが、やはり晴れの日には写真館での記念撮影を、とお考えの方も多いことと思います。

大切なメモリアルデイに相応しい、美しく上品な着姿を目指したいですね。

「パーソナルカラーと顔タイプ着物(似合う柄タイプ)診断」に基づく、セレモニーに相応しい装い

前回登場いただいたモデルのななさんは、小さな男の子のお母さまでもあります。入園式や七五三など、目白押しで様々なイベントが控えていますね。

今回は、パーソナルカラーと顔タイプ診断の結果を踏まえて、ななさんにぴったりなセレモニーコーディネートを組んでみました。

ななさんはブルーベース・夏タイプ、そして顔タイプ・フレッシュタイプさん。

パーソナルカラー診断と顔タイプ診断結果に基づくと……

※撮影用に袋帯は結ばずにご紹介しております。

ななさんの柔らかく優しい雰囲気を生かしつつ、控えめながらも爽やかな若々しさが光る、上品なママコーディネートの完成です。

前回の記事でもご紹介した通り、明度の高い穏やかな色調がオススメです。今日は、ななさんがお母さまからもお似合いと言われていた優しい黄色を選びました。フレッシュタイプさんがお得意な小さな柄を上品に配した付下げに、吉祥紋の袋帯と亀甲組の帯締めで、品格のある雰囲気に。

こちらのコーディネートは、卒業式、入園式、七五三の前撮りにと、お祝いの席で長く重宝いただけることと思います。

以上、パーソナルカラーサマー・お顔タイプフレッシュさんの、セレモニー着物コーディネイトでした。

待ち遠しい春も段々と近づいてまいりました。きもの青木では、季節に向けてフォーマル/セミフォーマルのための着物や帯、小物が揃っております。

お子さまの心にのこるお母さまの装い、ぜひ素敵なお品に出会えますように。

銀座店 季節のおすすめ

この冬を彩る、着物と帯をご紹介

今年も残すところ、あとわずかとなりました。街はイルミネーションに彩られ、この時期ならではの幻想的な風景は特別なひとときをプレゼントしてくれますね。

師走の恒例行事のひとつ「新語・流行語大賞」が発表されましたが、今年ノミネートされた30語のうち、皆さんはいくつくらいご存知でしたでしょうか?

よく耳にしたもの、何となく知ってるもの、さっぱりわからないものなど、色んな用語が混在してましたが、個人的に気になったのはノミネート30語に入った「二季」です。

四季のうち春と秋が縮まり、夏と冬の二つの季節だけが長く続くように感じられる現象を指す言葉とのことですが、たしかに今年の夏も猛暑で、秋はいつ来るのだろうと心待ちにしていたのに、単衣を着たかと思えばそろそろ袷の着物を準備しなくてはと急がされたのを思い出します。

日本特有と言われた春夏秋冬の移ろいが薄れてしまっているのは残念ですが、「季節をまとう」という言葉がある通り、着物の醍醐味は四季折々のモチーフで季節感を先取りしたり、素材感や質感の違いでちょっとした季節の変化を楽しめることにあると思うのです。

例えば、年末年始のお出かけや新年のご挨拶にはこちらの帯はいかがでしょうか?

左:【K-9390】塩瀬 染名古屋帯 象牙色 中上:【H-0861】塩瀬地 染名古屋帯 黒色、 中下:【H-0862】縮緬地 染名古屋帯 杏色、 右:【H-0879】染名古屋帯 緑色系

改まったお席やお祝いのお席にオススメの袋帯を選んでみました。帯締めは着こなしの印象を決定づけるラストピースとなりますので、決して手を抜かずにお選びくださいね。

左:【L-8491】袋帯 黒色、中:【L-8061】西陣 川島織物製 本袋帯 象牙色、右:【L-8002】袋帯 ベージュ系

寒さが厳しくなる1月2月は、着心地の温かさだけではなく、見た目にもホッコリ感を与えてくれる紬地の着物や帯が大活躍してくれます。

左・郡上紬:【着物4320】、鈴木紀江さんの帯:【帯5784】、右・本場結城紬:【着物4251】、小島悳次郎さんの帯:【帯5092】

ひと目でわかる浦野理一さんの経節紬は憧れの逸品ですよね。大きな節のある手つむぎの糸が織り出す世界観は唯一無二の魅力があります。まだご存知ない方は是非とも手に取って実物をご覧いただきたいです。

左上の帯:【帯5754】浦野理一作 経節紬 名古屋帯、左下の帯:【帯5855】浦野理一作 紬地 型染 名古屋帯、右の着物:【着物4648】浦野理一作 経節紬

そしてなんと言っても贅沢なのは、いわゆる期間限定アイテムの着こなしですね。今の時期でいうと雪もちのモチーフが特に人気です。探されている方も、多いのではないでしょうか?

着物の世界では季節先取りが基本ですので、活躍してくれる期間は短いかもしれませんが、ピンポイントであればあるほど洗練された贅沢なオシャレを楽しむことが出来ると思います。

着物:【C-3053】繍一ッ紋 色無地 黄色系 、帯:【帯5807】西陣 織文意匠鈴木製 唐綾錦 袋帯、帯締め:【J-2230】、バッグ:【G-3264】、草履:【G-1679】

年々、季節の捉え方が難しくなってきてますが、ユニクロでは「ネオ四季」という言葉で、曖昧になった現代日本の季節のあり方を表現しており、「衣替え」ではなく「衣備え」という新しい発想が話題になっています。

着物の着こなしにも「備えておく」という下準備はとても重要かもしれませんね。そこに自分らしさという遊び心を加えて、ネオ四季時代を乗り切っていきたいものです。


最後になりましたが大事なお知らせです。

すでにホームページでも告知しております通り、きもの青木銀座店舗は改装工事のため来年の2026年1月19日(月)~3月3日(火)の間、お休みさせていただくこととなりました。

詳しくはこちらのブログ記事をご覧くださいませ。

https://www.kimono-aoki.jp/aoki_blog/aoki_blog-68388

ご迷惑をお掛けいたしますが、休業期間中は世田谷事務所で商品をご覧いただけますので、ご安心くださいませ。

また、休業期間中のみ特別に「パーソナルカラーと顔タイプ着物(似合う柄タイプ)診断つきコーディネート相談」を承っておりますので、自分に似合うものを知ったうえでお買い物を楽しんでいただけます。いずれも完全予約制となりますので、お手数ではございますがご来店予約をお願いいたします。

年末年始、楽しいイベントが目白押しですが、体調管理には十分気をつけたいですね。

皆さんどうぞお元気でお過ごしくださいませ。

銀座店 安藤

『きもの青木銀座店』

TEL03-3564-7171
営業時間 11:00~18:00
定休日:月・火曜日

店内混み合う状況もございますので、ご来店予約を頂くと比較的スムーズにご案内できます。ぜひ、ご来店予約フォームをご利用くださいませ。

※ご予約なしでもご相談を承っておりますが、ご予約のお客様を優先して対応させていただきますので長時間お待たせしてしまう場合もございます。コーディネートのご相談やお着物や帯をご持参いただく場合は、ご予約をおすすめしております。

皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。

季節のおすすめ

特別な初釜の日の装い

今年もついに炉に火が入りました。

「柚子の色づくを見て囲炉裏に」と仰られた利休居士の時代よりは暖かな気候の現代ですが、やはり朝晩の空気の冷たさに秋の深まりを感じます。

久しぶりに炉を囲むと、先生のお炭点前にも熱が入ります。 新たな気持ちでお茶に向き合う、心弾む瞬間ですね。

そうこうしているうちに、バタバタと年末へ。そして間もなく、一年で最も華やかな行事がやって参ります。待ちに待った初釜です。

社中の皆様やお仲間たちと、年明けて初めて囲む釜。点て初め、初寄り、稽古始めなどとも言われますね。 

  

さてさてお菓子は、お道具は、しつらえはと、お招き側はおもてなしの心と腕に磨きがかかります。

お呼ばれ側も今からワクワクと心が浮き立ちますが、やはり気になるのは装いですね。

今年のコーデはどうしよう? という年季の入ったベテランさんも、初めてで何を着れば? とお悩みの初心者さんも、まだ時間があります。張り切ってお着物の準備をいたしましょう!

新年を寿ぐ晴れの日なので、お着物は格調高い、華やかな訪問着や付下げがおすすめです。

お色目は明るめで、濃色の場合はお顔映りの良いものを。柄は伝統的な古典柄、また新春の晴れがましさを感じさせる吉祥文など。お正月にちなむ柄、その年の干支にちなむ柄なども楽しそうですね。

お茶席にぴったりな訪問着や付け下げはこちらからご覧ください
 

合わせる帯も金銀糸を用いた唐織、錦織などの重厚な袋帯を。こちらも吉祥文や正倉院文、格高の有職文などがふさわしいでしょう。

皆で新年を迎えられた喜びを分かち合い、心を通わせる場。初釜はやはり特別で、楽しみなお茶の一大イベントですね。

きもの青木ではお着物にマッチする帯揚げ、帯締め、草履やバッグなども各種取り揃えてございます。 楽しく晴れやかな新年を!

※2025年11月発行
※当サイト内の文章、画像等の内容の無断転載、及び複製等の行為は固くお断りいたします。

季節のおすすめ

お茶のお正月『炉開き』に、江戸小紋を

街が色づき、秋の香りが深まり、空気がひんやりとしてくると、なぜか心が弾んできます。
そうです、また今年もお茶のお正月がやってきます。 
待ちに待った炉開きです。


それまで閉じていた炉を開いて火を熾し、新茶を戴くと、心がすっと引き締まり、気分も改まります。皆で新たな年を迎えられる、ありがたくて嬉しい瞬間です。


それでは今シーズンも張り切って参りましょう!


お茶室への持ち物やお道具の準備にも気合いが入りますが、やはり気になるのが着物選びですね。


正式な茶事や茶会なら紋付きの色無地や訪問着に格高の袋帯が適切ですが、炉開きの多くはお稽古を兼ねた社中の行事となりますので、華美になりすぎず、それでいて品格の高い装いとなるとやはり江戸小紋が便利でしょう。


*参照コラム
《お茶ときもの、あれこれvol.3 ― 名残の茶から口切りへ》
《今日は着物で。 vol.1 江戸小紋を着る日》
《礼を尽くした装いで -色無地・江戸小紋》

定番の三役、五役の定め柄はフォーマル度も高く、その凛とした雰囲気はまさにお茶席に適った装いといえましょう。さらに一つ紋を入れれば準礼装となりますので、幅広い場面で着用できて重宝です。


角通し(小紋三役)
(信濃戸田家)

縦横垂直に規則正しく並ぶ点の柄。
縦にも横にもまっすぐ筋を通す、という意を含む。

万筋(小紋五役)

極細の縞が垂直に走る柄。
まっすぐ筋を通す、という意を含む。

雨縞(いわれ小紋)

雨が降った様を表現した縞。
いわれ小紋の中でも洒落た人気の柄


>そのほか、江戸小紋はこちら

合わせる帯は有職文や古典文様の織名古屋帯や袋帯、また季節感を意識した秋柄の染帯なども素敵です。



そして江戸小紋はお茶席以外でも大活躍。
例えば入学式や卒業式などの式典やちょっとしたお呼ばれ、またお友達とのお食事会など、帯合わせや小物を替えれば様々なシーンに対応してくれます。一枚あると心強い味方ですね。


お茶の新シーズンも始まり、いよいよ着物で活動する季節となりました。この秋もご自身を際立たせる一枚を見つけにいらしてくださいませ。

きもの青木がお手伝いさせていただきます。



※2025年9月発行
※当サイト内の文章、画像等の内容の無断転載、及び複製等の行為は固くお断りいたします。
 

季節のおすすめ

TPOに合わせたお祝い着で 特別な日を華やかに

年明けからあっという間にひと月が過ぎました。 まだまだ厳しい寒さが続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

新年は成人式や初釜などで晴れ着を楽しまれた方も多いと思いますが、これから春に向かってお祝い着の出番がより多くなりそうですね。
とりわけお子様にまつわる行事で着物を着られる方も多いと思います。ご誕生のお祝いから卒業式や入学式など、それぞれの節目にぜひ着物姿で花を添えたいものですね。

お祝い着にもTPOがありますので、季節や場所、目的などに合わせ、その場にふさわしい装いでお洒落を楽しみたいものです。 そうした装いの幾つかの例をご紹介しましょう。

1.お宮参り~七五三 祝意溢れる優しい装いで

お宮参りは出産の無事への感謝と、お子様の成長を願って氏神さまにお参りする儀式です。お祝いの掛け着を着た赤ちゃんを母親や祖母が抱いて参拝しますが、 その時の母親の着物は訪問着や付下げ、紋付きの色無地などがよろしいでしょう。

色調は優しく、柄付けもさっぱりとしたおめでたい吉祥文様や古典文様が好まれます。帯も有職文様や吉祥文様を織り出した袋帯や名古屋帯を合わせて品格のある装いを。

七五三や十三参りも同様に主役のお子様を引き立てるよう、控えめな地色と柄付けの訪問着や付下げ、紋付きの色無地や江戸小紋を着用します。 なお七五三は秋の行事なので、季節を感じさせる色柄を纏うのもお洒落ですね。

2.卒業色・入学式 正統派のセミフォーマルで

かつては色無地や小紋に紋付きの黒羽織を合わせるのが定番だった時代がありましたが、現在は訪問着や付下げ、一つ紋付きの色無地や江戸小紋を着用するのが一般的です。

色調は明るく晴れやかで、柄は正統派の古典文様や季節を問わない四季花や御所解、宝尽くしや唐花文などが便利ですが、春らしい風物を表す模様を身につけるのも楽しいですね。

こちらも七五三と同様、主役はお子様なので出過ぎず、控えめな色柄が好まれるようです。なお入学式はこれから人間関係を築いてゆく方々との出会いの場なので、装いも多少控えめに。対して卒業式は慣れ親しんだ方たちとの記念の日ですので、華やかな装いを楽しみましょう。

3.祝賀会やパーティ 会趣や規模に合わせて

お祝い事やパーティは授賞式や祝賀会、記念式典など様々ですが、装いは会場の場所や規模、格によっても変わってきます。

例えば和風のお席なら季節の色柄をふんだんに取り入れたもの、ホテルやレストランでは洋風のデザインや鮮やかな色彩のものなども素敵です。また格式ばらない内輪の集まりには特徴のある織りや染めのもので、趣味性の高い色柄なども楽しいですね。

このほか、ご婚礼の際は親族の方々は紋付きの第一礼装の着用が必要となりますので、その場面場面でのTPOや格を考慮し、個性を際立たせる装いをお楽しみくださいませ。

きもの青木ではお祝いの様々なシーンにお使い頂ける小物なども豊富に取り揃えてございます。ぜひ実店舗の銀座きもの青木、また青木オンラインショップをご利用くださいませ。

撮影協力:世田谷美術館