あおきDIARY

きもの青木からお伝えしたいこと、
新しく届いた着物や帯のお知らせ、
ときどき急ぎのご連絡

セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (1/27)

予報通りの大寒波、交通機関の乱れも大きかったようですね。大雪は免れた東京ですら家を出たくなくなる冷え込みでした。

来週は立春、今季の厳しい寒波はぜひこれでお終いにしてもらいたいものです。

 

【着物3717】小川内龍夫作 国指定重要無形文化財 久留米絣 着物                        

【帯4585】宮城里子作 本紅型 染名古屋帯                          

 

【着物3721】繍一ッ紋 訪問着 亜麻色 御所解文              

【帯4581】西陣 川島織物製 本袋帯              

 

【着物3719】浦野理一作 経節紬 無地 柳色                        

【帯4589】本場黄八丈 八寸名古屋帯                              

 

次回は2月3日 (金) に更新予定です。

何となく暖冬傾向に慣れてしまっていたのか、今週はバス待ちの時間すら耐え難くて、久々に本格的な冬の寒さを実感しました。とはいえ都内の気温ですからたかが知れたもの。大雪やブリザードに見舞われた地域ではどんなにかお辛かったことかと思います。あとひと月もすれば季節も大きく進むことと思いますが、今はただ春の訪れが待ちどおしいですね。
しばらくの間はお出かけも寒さ対策が最優先です。昔とは異なり、保温性が高くて嵩張らない優れた素材の下着も充実していますので、着物の防寒対策も洋服と兼用でいかようにも工夫できますが、やはり首もとや手首足もとはどうしても手薄になりますね。襟や袖口はストールや長めの手袋などで防備しても、足もとだけは冷え切ってしまうことが多いと思います。足袋用タイツなどこれまた少し探すと様々なグッズが出ているようですが、個人的には柔らかい毛羽のあるネルを裏地に用いた足袋に助けられています。別珍も気持ち良くてほっこりしますので、家の中では靴下がわりに使ったりもしていました。晒だけでなく夏の麻足袋、冬のネル裏足袋、薄く綿が入れられているもの…同じかたちの白足袋でもいろいろな素材のものが作られていますね。季節に合わせてあれこれ揃えておくのが楽しくて、ついつい在庫が増えてしまいます。

コロナにインフルエンザ、またウィルス性の胃腸炎も流行っているようですね。
皆さま、どうぞお身体を冷やさぬよう、お大事にお過ごしくださいませ。

明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。

衣桁にディスプレイされている着物は、
【着物3717】小川内龍夫作 国指定重要無形文化財 久留米絣 着物 でございます。

続いて左奥から、
・【帯4582】藤山千春作 吉野間道 名古屋帯
・【帯4583】塩瀬地染名古屋帯 土器色 花鼓に横笛の図
・【帯4588】Reisia 染名古屋帯 更紗花文
・【帯4581】西陣 川島織物製 本袋帯
でございます。

【着物3719】浦野理一作 経節紬 無地 柳色

【着物3721】繍一ッ紋 訪問着 亜麻色 御所解文

【着物3720】ざざんざ織 単衣着物

【帯4589】本場黄八丈 八寸名古屋帯

【帯4585】宮城里子作 本紅型 染名古屋帯

【帯4588】Reisia 染名古屋帯 更紗花文

【帯4584】たつむら製 本袋帯 銘「花卉連環文」

セレクション新着リスト

着物6点

  • 【着物3716】紬織着物 藍濃淡 絣市松文
  • 【着物3717】小川内龍夫作 国指定重要無形文化財 久留米絣 着物
  • 【着物3718】本場結城紬 淡い茶鼠色 無地
  • 【着物3719】浦野理一作 経節紬 無地 柳色
  • 【着物3720】ざざんざ織 単衣着物
  • 【着物3721】繍一ッ紋 訪問着 亜麻色 御所解文

帯9点

  • 【帯4581】西陣 川島織物製 本袋帯
  • 【帯4582】藤山千春作 吉野間道 名古屋帯
  • 【帯4583】塩瀬地染名古屋帯 土器色 花鼓に横笛の図
  • 【帯4584】たつむら製 本袋帯 銘「花卉連環文」
  • 【帯4585】宮城里子作 本紅型 染名古屋帯
  • 【帯4586】西陣 織楽浅野製 織名古屋帯
  • 【帯4587】西陣 川島織物製 本袋帯
  • 【帯4588】Reisia 染名古屋帯 更紗花文
  • 【帯4589】本場黄八丈 八寸名古屋帯

以上、着物6点、帯9点、計15点をご紹介いたします。

オンラインショップでは明日1月27日(金)9時45分に更新予定です。

銀座店は本日18時まで営業しております。お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。

銀座店

お振袖のご相談も承ります

新年を迎え、はや1月も半ばを過ぎました。
皆様、今年はどんなお正月をお過ごしでしたでしょうか?

私はTOKYO Sky View で開催されている、ユーミンミュージアムに行ってまいりました。

私の年代の者にとっては、今の言葉で言ったら、カミ~☆という表現になるのでしょうか。荒井(松任谷)由実さん、そう、ユーミンを置いて青春は語れない!とも言うべき存在なのですが、 今年はデビュー50周年と言う事で、いろいろなイベントが企画されているようです。

東京の景色を一望できる、TOKYO Sky View で開催されている、ユーミンミュージアムは、 50年に渡るユーミンの歩みを一堂に集め、年代を追ってのアルバム、エピソード、写真や実際の衣装などを音で綴ったとても魅力的な空間でした。

当時のメロディーや歌詞が、手書きのままで散りばめられた展示では懐かしく過去を振り返り、またAI技術によって創られた、荒井由実さんと現在の松任谷由実さんのコラボレーションなどの展示では、今も変わらず第一線で活躍なさる姿に本当に感銘を受けました。

50年分の数多くの写真はどれも興味をそそるものばかりでしたが、その中でも、ユーミンのお着物姿の数枚が目に止まりました。
そういえば、ユーミンのご実家は、呉服屋さんと言うのも有名なお話でしたっけ。ステージでも、唯一無二のお振袖姿を披露されていました。

きもの青木でも、1月は、お嬢様方のお振袖のご相談を多く頂く月でもあります。

振袖 久呂田明功作(着物3286

成長されたお嬢様の晴れ着姿は、ご家族にとっても格別の思い入れがおありのことと思います。

ご成人の式典に向けて、2~3年前から入念にご準備なさるお母様もおられますし、ご卒業に向けて2枚目のお振袖をお探しのケースもございます。お振袖をきっかけに、お嬢様方にお着物の魅力が伝わって、お着物好きになっていかれるのを拝見させていただくのも、我々スタッフの大きな楽しみでもあります。

お振袖といえば、未婚の 女性の第一礼装ですので、古い時代には五つ紋を入れていた様ですが、現在では、省略されている場合がほとんどですね。

お振袖の格を表す袖丈を比較してみますと、

大振袖:3尺(114cm前後)、中振袖:2尺9寸(110cm前後)、小振袖:2尺(75cm前後)

それぞれの特徴がありますが、ご着用になるお嬢様のご身長とお好みに合わせて、お選びになられたらよろしいと思います。

振袖 珊瑚色(B-2970

只今、銀座店では、千總さんをはじめ、お嬢様方の晴れの日を彩るにふさわしいお振袖をご用意しております。

振袖(着物3626)帯(帯3300

振袖(B-2972)帯(L-6016

お嬢様の個性を活かしてのお品選び、銀座店で実際のお品で、ご覧になってはいかがでしょうか。きっとお嬢様にぴったりのお品に出会える事と存じます。

ご来店の際は、お電話、又はwebからのご予約を頂きますと、スムーズにご案内できるかと思います。

皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

銀座店スタッフ 橋本

年明け一番の桜、啓翁桜の可憐なピンクが一足早い春を運んでくれています。

※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。

セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (1/20)

今日は大寒、厳しい寒さも今がピークですね。

来週には今季一番の強い寒気が流れ込んでくるとのことで、今から戦々恐々としています。

 

【着物3715】読谷山花織 着物              

【帯4572】国画会 小島悳次郎作 紬地 型絵染 名古屋帯                       

 

【着物3713】小紋 柑子色 宝尽くしに松竹梅など

【帯4576】龍村光翔作 本袋帯 銘「水月盆」 

 

【着物3711】本場結城紬 黒色 色紙重ね                             

【帯4580】紫根絞染 名古屋帯                 

 

次回は1月27日 (金) に更新予定です。

あっという間に1月も下旬となりました。目が回るような速さで時間が過ぎていきますね。来月になれば暦の上では立春、気温はまさに冬の最中ではありますが、気持ちは少しずつ春に向かっていきます。この季節はやはり郡上紬や結城紬など、暖かな真綿系の紬に手が伸びますが、冬の装いの中にもどこかに綺麗な春色を取り入れたくなってくるものですね。
さて、時折この着物は(帯は)何歳くらいまで着用できますか、というお問合せをいただきます。例えば留袖や訪問着などの礼装ですと大体お召しになる方の年代を想定して作られていますし、基本的にどのような場面でも礼を失することがあってはなりませんから、お色目や柄の様子で常識的な範囲をお答えしております。が、紬や小紋などの場合にはお返事にちょっぴり悩んでしまいます。同じ年代の方でも、それぞれの方の雰囲気にもお好みにも一括りにはできない大きな個人差がございます。以前ある方から言われましたのは「自分のために好きなものを着なくては。人のために着るのですか?」との言葉でした。これは!と心に響いたものはきっとお似合いになるものです。ほんの少し勇気が要るかしらとお思いになられても、紬や小紋でしたら基本的にご自身が主役。加えてリユースならばより気軽に一歩を踏み出せます。ぜひ好きという気持ちを大切に、素敵なチャレンジをなさってくださいませ。

例年にない強い寒波の予報が出ているようです。
皆さま、どうぞくれぐれも暖かくなさって、お身体お大事にお過ごしくださいませ。

明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。

衣桁にディスプレイされている着物は、
【着物3713】小紋 柑子色 宝尽くしに松竹梅など でございます。

続いて左奥から、
・【帯4576】龍村光翔作 本袋帯 銘「水月盆」
・【帯4580】紫根絞染 名古屋帯
・【帯4572】国画会 小島悳次郎作 紬地 型絵染 名古屋帯
・【帯4577】龍村平蔵製 本袋帯 銘「慶州龍鳳錦」
でございます。

【着物3710】刺繍 訪問着 枯野色 雪輪芝に松竹梅など

【着物3715】読谷山花織 着物

【着物3711】本場結城紬 黒色 色紙重ね

【帯4572】国画会 小島悳次郎作 紬地 型絵染 名古屋帯

【帯4575】西陣 織文意匠鈴木 唐綾錦 袋帯 白色「早雲寺宝相文様」

【帯4577】龍村平蔵製 本袋帯 銘「慶州龍鳳錦」

【帯4578】西陣 川島織物製 本袋帯

セレクション新着リスト

着物6点

  • 【着物3710】刺繍 訪問着 枯野色 雪輪芝に松竹梅など
  • 【着物3711】本場結城紬 黒色 色紙重ね
  • 【着物3712】米沢新田製 真綿手引紬「かぎろい」
  • 【着物3713】小紋 柑子色 宝尽くしに松竹梅など
  • 【着物3714】染五ッ紋 黒留袖 波に貝合わせの図
  • 【着物3715】読谷山花織 着物

帯9点

  • 【帯4572】国画会 小島悳次郎作 紬地 型絵染 名古屋帯
  • 【帯4573】西陣 川島織物製 本袋帯
  • 【帯4574】読谷山花織 名古屋帯
  • 【帯4575】西陣 織文意匠鈴木 唐綾錦 袋帯 白色「早雲寺宝相文様」
  • 【帯4576】龍村光翔作 本袋帯 銘「水月盆」
  • 【帯4577】龍村平蔵製 本袋帯 銘「慶州龍鳳錦」
  • 【帯4578】西陣 川島織物製 本袋帯
  • 【帯4579】洛風林製 織名古屋帯
  • 【帯4580】紫根絞染 名古屋帯

以上、着物6点、帯9点、計15点をご紹介いたします。

オンラインショップでは明日1月20日(金)9時45分に更新予定です。

銀座店は本日18時まで営業しております。お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。

セレクション情報

HPあおきセレクション更新のお知らせ (1/13)

一月も二週目、この季節らしい厳しい寒さが続いていますね。

今週末は大学入学共通テスト、受験生がいらっしゃるご家庭では健康管理に気を張り詰めていらっしゃることと思います。

予報では全国的に雨模様のようですが気温は高め、元気に頑張れますように!

 

【着物3707】日本工芸会正会員 藍田正雄作 江戸小紋 千歳茶色 冊子文  

【帯4571】人間国宝 喜多川俵二作 織名古屋帯

 

【着物3705】総刺繍 訪問着 淺縹色 胡蝶蘭の図               

 

【着物3709】郡上紬 千歳緑色 格子文

【帯4568】関美穂子作 型絵染 名古屋帯「たま小花」

 

次回は1月20日 (金) に更新予定です。

先日の成人式は全国的にとても穏やかな良いお天気だったようですね。

大人になって初めての晴れ着が素敵な思い出になりましたら、きっとその後も着物を着てみようという気持ちになります。入り口となる大切な一日、雨や雪で歩きづらくなりませんよう、強い風で髪や袖裾が乱れたりしませんようにと、家族に当事者がいなくても、毎年この日だけは晴天を祈ってしまいます。

私が成人した頃は一時的に振袖姿がやや少なくなった時代で、振袖よりも車や旅行、といったドライな娘のお話があちこちから聞こえてきました。が、その頃の女の子たちが親になっている現在では、成人式の振袖姿がまたとっても増えているように思います。当時はそれで良しとしていても、今思えば少なからぬ後悔もあって、娘にはやはり…と考える方が多いのかもしれませんね。

世代ごとの波がありながらも、振袖は若い女性のための美しい晴れ着として生き続けています。成人式で振袖をお召しになった方が、それを機に少しずつでも着物に興味を持ち続けてくれましたら、と願うばかりです。

 

コロナにインフルエンザ、冷え込みに乾燥、いろいろ油断ならない毎日です。
皆さま、どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。