あおきDIARY

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季節のおすすめ イベント情報

秋を装う、着物や帯。今年もオータムフェアがはじまります

厳しい残暑が続いてはおりますが、夜半にはいつしか虫の音が響いてくるようになりました。早いものでまもなく単衣、続いてすぐに袷の季節が始まりますね。

銀座きもの青木 にも、ひと足早い秋景色が集まってきています。

お出かけやお食事会、観劇などに気軽にお召し頂ける小紋を中心に、多彩な秋柄の着物や帯をご用意いたしました。

8月31日(水曜日)より、銀座店舗、オンラインショップにてご紹介いたします。

この秋に向けて、どうぞお気に入りを見つけてくださいませ。

オータムフェア2022

2022年8月31日(水)より

銀座店では11:00~、オンラインショップでは15:00~ご覧いただけます。

オータムフェア2022 商品一覧ページはコチラからご覧くださいませ。

お盆休みも終わって、猛暑もひと段落。朝夕にはほんの少し、秋の気配が感じられるこの頃ですね。

 

【着物3576】上田紬 単衣 弁慶格子(反端 証紙付)                                

【帯4409】浦野理一作 縮緬地染名古屋帯 鉄色 芭蕉の図                                 

 

【着物3570】京都しょうざん製 生紬地 単衣 訪問着(反端 証紙付)         

【帯4412】西陣 渡文製 袋帯                

 

【着物3574】人間国宝 小宮康孝作 江戸小紋 染一ッ紋 単衣 着物(落款入 西武扱い)          

【着物3572】道行コート 桔梗鼠色 花籠文(反端付)                                        

 

次回は来週8月26日 (金) に更新予定です。

 

お盆休みは楽しくお過ごしでしたでしょうか。都心では電車やバスなどの交通機関も人が少なかったような…いろいろ心配はあれど、今年は帰省なさった方も多かったと思います。夏休みもあと10日ほど。8月も終わりに近づくと、なんとなくもの寂しくなりますね。
例年通りお盆も予定なし、の我が家ですが、とりあえず気になっていたことを二つほどは片付けようと決めてみました。一つは冷凍庫の食材を消費すること、もう一つは手元にある布を形にすること。手紡ぎ手織りのカディやらマルベリーシルクのとっても気持ちの良い生地を、素材感に魅かれてついつい集めてしまっていたのですが、そのあれこれをペチコートやノースリーブのブラウスやワンピースに。インドの生地はタッサー系も素晴らしく着心地が良いのですが、あのダッカモスリンを生産していた地域ですからコットンも極上です。簡単な形ですので基本部屋着ですが、涼しくてさらさらでうれしくなってしまいました。来年はこの辺の布ですててこを作ってみたいなあ、夏着物の下に着けたら気持ち良いだろうなあ、とあれこれ妄想が広がって、折角在庫を無くしたのにまた新たな布を集めてしまいそうです。贅沢な手仕事をカジュアルに楽しめるインドの布、亜熱帯のようになりつつある日本の夏に、いろいろ取り入れてみたいものです。

そろそろ長い夏の疲れも出てくる頃ですね。
皆さま、どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。

明日のオンラインショップ公開に先駆けて、あおきセレクション新着の品々を、本日11時より店頭にてご覧いただけますのでご紹介いたします。

衣桁にディスプレイされている着物は、
【着物3571】羽田登喜作 単衣 訪問着 水柿色 露芝に秋草文 でございます。

続いて左奥から、
・【帯4415】龍村平蔵製 紗 本袋帯 銘「日野間道手」
・【帯4409】浦野理一作 縮緬地染名古屋帯 鉄色 芭蕉の図
・【帯4414】国画会準会員 佐藤百惠作 型絵染名古屋帯 銘「サーカス」
・【帯4410】龍村晋製 袋帯 銘「近衛富貴文錦」
でございます。

【着物3570】京都しょうざん製 生紬地 単衣 訪問着

【着物3573】太田昌伸作 本加賀友禅 付下げ 霞色「松竹梅」

【着物3574】人間国宝 小宮康孝作 江戸小紋 染一ッ紋 単衣 着物

【着物3576】上田紬 単衣 弁慶格子

【帯4415】龍村平蔵製 紗 本袋帯 銘「日野間道手」

【帯4409】浦野理一作 縮緬地染名古屋帯 鉄色 芭蕉の図

【帯4414】国画会準会員 佐藤百惠作 型絵染名古屋帯 銘「サーカス」

セレクション新着リスト

着物7点

  • 【着物3570】京都しょうざん製 生紬地 単衣 訪問着
  • 【着物3571】羽田登喜作 単衣 訪問着 水柿色 露芝に秋草文
  • 【着物3572】道行コート 桔梗鼠色 花籠文
  • 【着物3573】太田昌伸作 本加賀友禅 付下げ 霞色「松竹梅」
  • 【着物3574】人間国宝 小宮康孝作 江戸小紋 染一ッ紋 単衣 着物
  • 【着物3575】貴久樹製 ナチュラルタッサー 着物 檳榔子染色 無地
  • 【着物3576】上田紬 単衣 弁慶格子
  • 帯8点

  • 【帯4408】西陣 藤原製 袋帯 亜麻色 花菱文
  • 【帯4409】浦野理一作 縮緬地染名古屋帯 鉄色 芭蕉の図
  • 【帯4410】龍村晋製 袋帯 銘「近衛富貴文錦」
  • 【帯4411】首里花倉織 九寸名古屋帯
  • 【帯4412】西陣 渡文製 袋帯
  • 【帯4413】白山工房製 本場牛首紬地 洒落袋帯
  • 【帯4414】国画会準会員 佐藤百惠作 型絵染名古屋帯 銘「サーカス」
  • 【帯4415】龍村平蔵製 紗 本袋帯 銘「日野間道手」
  • 以上、着物7点、帯8点、計15点をご紹介いたします。

    オンラインショップでは明日8月19日(金)9時45分に更新予定です。

    銀座店は本日18時まで営業しております。感染症対策に万全を期しておりますので、お近くに御用の際はどうぞお立ち寄りくださいませ。

    いつも きもの青木 をご利用いただきましたありがとうございます。

    本日は台風上陸による荒天予報が出ておりますため、銀座店の営業を16:00で終了とさせていただきました。

    来店をご予定されていたお客様には大変申し訳ございません。

    今回の台風で大きな被害が出ることなく、無事に通り過ぎる事を願っております。
    皆さまも十分お気をつけてお過ごしくださいませ。

    暦の上では秋となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
    店内の盛り花には、毎年楽しみにしているホオズキをはじめ、吾亦紅(ワレモコウ)、九蓋草(クガイソウ)、菊、木苺(キイチゴ)、セロシア、ビバーナムコンパクタなどがお目見えしております。

    毎週、彩り豊かな季節の植物に出会えるのは、何よりのご褒美ですね。

    着物に興味をもつようになって変化したことのひとつ、街中を歩いていると空の色や緑の美しさ、花や植物に自然と目がいくようになりました。

    和装の柄に描かれているものを実際に見て、触れておきたいというのもありますし、作り手の方がどのような思いでこれをモチーフにしたのだろうと、ふと考えたりもします。

    洋服にしか興味がなかった頃は、どちらかというとハッキリとした色使いのものが好みで、モチーフも華やかでパっと見を惹くものが好きでした。
    これが、和装になると好み変わってくるから面白いですよね。

    今いちばんに心惹かれるのは秋草の柄です。ひとつひとつに趣と味わいがありつつも、どこか控えめな雰囲気があり、品の良さを感じるからでしょうか。

    秋の七草に数えられるのは、桔梗(ききょう)、萩(はぎ)、女郎花(おみなえし)、撫子(なでしこ)、葛(くず)、芒(すすき)、藤袴(ふじばかま)の7種類の植物です。これに、竜胆(りんどう)や菊など、秋の野原に自生して咲く草花を取り混ぜて文様化したものを、秋草文様といいます。

    寄り添うように咲く秋草の文様は、うつろいゆく時の悲しさを思わせる「静寂」のモチーフでもあります。残暑が厳しい時期に身にまとうことで、季節感が一足早く味わえることから、夏きものや帯に用いられていることが多いです。

    ただいま銀座店には秋草をモチーフにした魅力的な着物や帯が揃っておりますので、一部をご紹介させていただきます。

    まだまだ夏を満喫したい方には、麻地の帯がおすすめです

    写真左(帯4388)、中央(L-6214)、右上(K-7677)、 右下(K-8374

    右下の開き染名古屋帯は何とリバーシブルでお使いいただけます。お着物やその日の気分に合わせて、印象が異なるふたつのお柄をお楽しみくださいませ。

    9月に活躍!紗紬や竪絽、絽塩瀬など透け感のない帯

    写真左(K-8358)、中央(K-8242)、右上(K-8300)、右下(K-7660

    色味にも、秋の涼やかな空気感を思わせるものに心配りしたいですね。

    改まったお席には、秋草が描かれた袋帯

    写真左上(L-6249)、左下(L-6245)、中央(L-6267)、右(店頭限定P2-110)

    改まったお出かけやお祝いのお席に、秋草が描かれた袋帯はいかがでしょうか。きっと会話の糸口にもなるでしょうし、見る人をも楽しませてくれると思います。
    中央の絽の袋帯は西陣の名門機屋・川島織物さんのお品です。夏の袋帯でお迷いの方には、間違いなくオススメの一本です。

    お着物に秋草をとり入れたい方には是非こちら!

    写真左(店頭限定P1-75)、中央(D-3108)、右(B-3174

    オレンジがかったピンクの絽の小紋は、お食事やお出かけにぴったりですね。 全体に秋草文が描かれたモダンな絽の小紋は、街着やお稽古におすすめの一枚です。
    紫みを含んだグレーのお色目はその名も“桔梗鼠”で、秋草の図がしっくりとくる上品な付下げです。裾の暈かしが何とも雰囲気を盛り上げてくれてますね。

    他にも、上質な絽織りの帯地から仕立てた秋草柄の利休バッグ、胸元からちらりと覗く桔梗が愛らしい絽縮緬の帯揚げ、当店定番人気の綾竹組の帯締めは色違いが続々と入荷しております。

    帯揚げ 絽縮緬 (京都衿秀製 帯揚げ 飛び絞り) 、帯締め 二色ぼかし(京都衿秀製 帯締め 綾竹組)、利休バッグ(G-589

    また新型コロナの感染者数が増えてきておりますが、銀座店では皆さまにもご協力をいただき、感染予防を徹底しながら営業しております。

    ゆっくりとお買い物を楽しみたいという方には、ご来店予約をおすすめいたします。

    お電話でもインターネットからでも承っておりますので、是非ご利用くださいませ。

    銀座店ご来店予約申し込みフォームはこちら

    《きもの青木 銀座店》
    TEL 03-3564-7171
    営業時間 11:00~18:00 定休日:月火曜日

    暑い日が続いておりますが、体調を崩さぬよう、どうぞお気をつけくださいませ。
    皆さまにお会いできるのを、心より楽しみにお待ち申し上げます。

    銀座店スタッフ 安藤

    ※ブログ内でご紹介させていただきました商品は一点ものが多いため、すでに販売済の場合もございますのでその旨ご了承くださいませ。

    日中の外出には身の危険を感じてしまうような酷暑が続く毎日、暑さもピークでしょうか。

    いろいろと厳しい夏ですが、あとひと月もすれば少しは凌ぎやすくなるはず。今はじっと我慢ですね。

     

    【着物3569】千總製 単衣 染一ッ紋 訪問着 蕎麦切色 秋草に琴柱の図(落款入)                             

    【帯4404】西陣 河合美術織物製 袋帯                            

     

    【着物3563】本場結城紬 単衣 濃藍色 縞に風景文(反端 証紙付)             

    【帯4401】本場黄八丈 八寸名古屋帯(反端 証紙付)                             

     

    【着物3566】琉球美絣 木綿 単衣 着物(畳紙付)

    【帯4407】首里織 手花織 九寸名古屋帯

     

    次回は来週8月19日 (金) に更新予定です。

    8月に入ったと思いましたら、もうお盆。立秋が過ぎても一向におさまる気配のない猛暑ですが、先日明け方にふっと目が覚めて窓を開けましたところ、意外にもひんやりとした風がありエアコンを止めました。日中には全く耳に届かなかった虫の音も微かに響いてきて、知らぬ間に秋の準備が始まっているようです。とはいえ子供たちは夏休み真っ只中、来週になればそろそろ宿題が気になってくる頃ですから今は思い切り羽を広げたいところでしょうね。

    数日前に所用で出かけた奥多摩では、秋川沿いにバーベキューと思しきテントが隙間なくぎっしりと並んでいて、川遊びやら釣りやらで驚くほどの賑わいでした。アウトドア用件ではない私は橋の上から眺めるだけでしたが、みんなとっても楽しそう。が、容赦なく照りつける陽射しの下、子供たちから目を離せない水辺ではお父さんお母さんはなかなか大変だろうなあ、と遠い昔を思い出してしまいました。先ずは無事に元気にお家に帰って、素敵な夏の思い出の1ページとなりますように!


    第七波も相変わらず猛威を振るっています。あちこちから聞こえてくるお話からも、感染を防ぐ難しさを実感します。
    皆さま、どうぞくれぐれも体調管理にお気をつけて、良いお盆休みをお過ごしくださいませ。