銀座【帯2124】龍村平蔵製 本袋帯 白橡色「源氏関屋文」

贅を尽くした帯づくりで知られる龍村美術織物さんのお品の中でも龍村錦帯として特別な位置付けにある「龍村平蔵製」の本袋帯です。こちらは銘「源氏関屋文」、源氏物語第十六帖の「関屋」に取材したもので、宗達の屏風を思わせる景色が細密な織りで表現されています。屏風絵には多くの人物が描かれていますが、こちらには人の姿はなく、一台の牛車が残されるのみ…華やかな彩りがより寂寥感を誘います。たれ先や胴前に置いた四色の名物大黒屋金襴によって美しく表装された一幅の画とも見立てたくなる逸品、帯を主役とした贅沢な装いをお楽しみ下さいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯2123】銀座志ま亀製 絽塩瀬染名古屋帯「楓の図」(畳紙付)

仄かに朱みを帯びた鳥の子色の絽塩瀬地に、青楓や紅葉を配した染め帯です。一枚一枚に美しい彩りをのせた葉が象るモダンな構図が印象的ですね。こちらは銀座の老舗呉服店・志ま亀さんのお品。格調高い古典意匠が独特の色遣いで表現されたオリジナルの着物や帯は、洗練された女性らしさや上品な甘さが光り、さり気ない季節の染め帯もやはり志ま亀さん…と思わせる確かな存在感を放ちます。ドレッシーな趣きの織物から小紋、軽めの付下げなど幅広い装いに合わせて、夏衣ならではの風情豊かな装いをお楽しみ下さいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯2122】西陣製 絽袋帯 白色 菱文 (証紙付) 

七宝花菱地紋の灰青と白を横段に置いた絽に、鳩羽色や練色の菱文が重ねられた夏の袋帯です。銀糸の涼しげな煌めきを背景にモダンな幾何文が並ぶ爽やかなお品、僅かに揺らぎを感じさせる表現や優美な色遣いが、装いに品の良い女性らしさを添えて引き立ててくれることと思います。西陣証紙No.2291・株式会社志都香さんの作、小紋から付下げ・訪問着などに合わせて、様々な場面で活躍してくれそうですね。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯2121】しな布 八寸名古屋帯 縞 (未使用・布四季庵 証紙付)

シナの木の硬い樹皮を、長い時間と手間をかけて糸に績み、織り上げた「しな布」の八寸名古屋帯です。しな布は縄文期までその歴史を遡ることができる古代布の一つ、現在では、山形県や新潟県の一部で僅かに織り継がれています。丈夫で水にも強く、野趣豊かな布味は帯地としてもとても魅力的。強い張りもふわりと締めてしまえば、熱がこもらずとても快適です。藍とナチュラルなベージュの縞は合わせる着物を選ばず、麻や木綿、夏紬などの装いに重宝にお楽しみ頂けることと思います。着物雑誌にも良く登場する米沢の布四季庵さんのお品、この機会にいかがでしょうか。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯2120】西陣 川島織物製 絽袋帯

暁鼠色が近いでしょうか、僅かに藤色みを含んだ薄いグレイの絽に雪輪に松皮菱を組み合わせたかたちを置き、芝や楓・撫子などを配した絽の本袋帯です。大胆な構図の中に水柿や青磁鼠・淡藤色などの淡彩が季節の花葉と共に溶け合い、涼やかで優美な景色が生まれていますね。ふんだんに織り込まれた銀糸の煌めきが清々しい華を運ぶお品、格高の小紋から訪問着の装いを爽やかに引き立ててくれることと思います。どのような場面でも安心してお使い頂ける老舗機屋・川島織物さんの作、ぜひお手に取ってご覧下さいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯2119】西陣 河合康幸作 紗唐織 袋帯 

西陣の名門・河合美術織物さんから独立、その高度な技術と品格を受け継ぐ名匠・帯屋河合康幸さんの袋帯です。こちらは淡い亜麻色の紗に、桔梗や撫子・吹き寄せなどの風情ある花葉が彩り美しい甘撚りの絹糸によって表現されたお品、空間を生かした控えめな柄置きですが、透け感のある薄布を背景に、重厚な唐織による意匠や金糸の輝きがくっきりと引き立ち、涼やかで上品な華やぎを見せてくれます。穏やかな色柄は合わせる着物を選ばず、夏を通して様々な場面で重宝頂けることと思います。

この商品のONLINESHOPページを見る