銀座【着物1768】松枝哲哉作 本場久留米絣「杉木立」  

久留米絣の重要無形文化財技術保持者であり、また日本工芸会正会員として活躍なさる、松枝哲哉さんの作品です。詩情豊かな絵絣で久留米絣の新たな世界を開いた人間国宝・松枝玉記さんを祖父として幼い頃からこの方の薫陶を受けてきた哲哉さんは、ひたすら藍を愛し、藍と共に生きた玉記さんの心と技をしかと受け継ぎつつ、更なる高みを目指しておいでです。こちらは銘「杉木立」、1994年の作品で第41回日本伝統工芸展に出品されています。淡藍・中藍から黒に近い藍まで、様々な藍の色を自在に操るこの方ならではの豊かな表現力、そして卓越した意匠力によって、凛々しい杉木立の風景が流れるような優しいモチーフとして織り出されたお品。しなやかな上質の木綿に載せられた藍と白の清々しいコントラストは木綿絣ならではのもの。筑後の美しい自然を題材として、現代に生きる久留米絣を創り続ける松枝さんの力強く、そして温かな一枚です。どうぞこの機会にお手に取ってご覧下さいませ。

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銀座【着物1767】浦野理一作 縮緬地 藍型 着物

日本各地に残る染織品やその技法を、ご自身の感性と妥協の無い手仕事によって贅沢なかたちで蘇らせた浦野理一さんの着物や帯は、生産が終わって久しい今も多くの方に愛され続けています。こちらは古来伝わる紅型の手法をそのまま用いた作品で、伝統的な山水文。練色の地に藍の濃淡で幾重にも重なる山々や豊かな水の流れが表現されていますが、藍という色の強さ、そして美しさを存分に生かした迫力ある景色に圧倒されます。多くの作家さんが手掛ける伝統的な型ながら、そして制作されてから長い時間が経っている筈ながら、見事な瑞々しさを保つお品。浦野さんの眼を通した琉球紅型、その豊かな魅力をぜひご覧下さいませ。

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銀座【着物1766】千總製 振袖 紅色 (伊勢丹扱い・落款入)

奈良時代の色名に「紅の八塩」というお色がございます。紅花の濃染めによる深く暗めの赤を指すこの色が最も近いかと思われますが、微かにピンクを含む黒みがかった美しい紅の地に、雲取り・几帳や四季の花木が刺繍を添えてあでやかに表現された振袖です。上品な華やぎを見せる彩りと共に、優美かつ大らかな意匠がくっきりと浮かび上がるお品、京友禅の老舗・千總さんらしい晴れやかな一枚です。どのような場面でも安心してお召し頂ける正統派古典、成人式はもちろんお正月やお呼ばれなど折々にお袖を通して、振袖ならではの輝くような華をお楽しみ頂きたいと思います。

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世田谷【帯1940】祝まな作 縮緬地染名古屋帯 (落款入) 

沖縄の紅型に魅せられ、色彩豊かな型絵染の作品を制作する染色作家・祝まなさんの名古屋帯です。こちらはオフホワイトの縮緬地に大小様々な梅花を大きく立涌の形に配したお品、微笑みかけてくるような花たちの朗らかな表情に心和みますね。愛らしさあふれるモチーフですが、お色みを程良く抑えていますのでお使いになる方や年齢を選びません。紬や小紋に合わせて、作り手の個性が生きる型絵染ならではの、存在感ある装いをお楽しみ下さい。

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世田谷【帯1939】染名古屋帯 花筏に菊藤の図

灰白色が近いでしょうか、微かに灰みを含んだオフホワイトの地に菊藤を載せた花筏が配された御所解の名古屋帯です。紗綾型に菊花が浮かぶ細やかな地紋を背景に、小さく波立つ川面に浮かぶ愛らしい花々が典雅な景色を創っています。ふっくらとした刺繍の深い彩り、絹糸の光沢がはんなりと女性らしい華を添えるお品、ドレッシーな織りから小紋・軽めの付下げなどの装いを、この上なく優雅に引き立ててくれることと思います。

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世田谷【帯1938】森健持作 紬地染名古屋帯 (落款入)

亜麻色が近いでしょうか、ナチュラルな淡いベージュ系の上質な紬地に大きく松皮菱を取り、唐草や七宝繋ぎ風の割付文 が配された染め帯です。こちらは辻が花の復元で知られる小倉建亮さんに師事、その技術をしっかりと受け継ぐ染色作家・森健持さんの作品。辻が花と同じ時代を生きた織部のモチーフが、高い技量の絞りと手描きによって気品豊かに表現されています。桃山期ならではの自由で伸びやかな趣きが真っ直ぐに伝わってくる一本、紬や小紋に合わせて、洒落味ある大人の装いをお楽しみ下さいませ。

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