世田谷【着物1759】藤娘きぬたや製 大島紬 絞り訪問着

精緻な絣による青海波が織り出された白大島に、多彩な絞りの技法を駆使して大波に立ち向かう南蛮船の姿が表現された 訪問着です。こちらは絞りの名門として知られる藤娘きぬたやさんによる制作、織りと絞り双方に人の手と時間が惜しみ無く費やされた、贅を極めた作品ですね。重厚な表情を備えながらも、大島紬の軽やかな着心地はそのまま。観劇やパーティなど様々な機会にお楽しみ頂けることと思います。この機会にどうぞお手に取ってご覧下さいませ。

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銀座【帯1932】 伊兵衛織 八寸名古屋帯 入子菱文 (畳紙・栞付き)

静岡県浜松市の旧家・高林家で織られる伊兵衛織は、極太に撚った玉糸を丁寧に手染めし、手機にて織り上げられる工芸色あふれる織物です。民芸運動に育てられた織りは、その原点である用の美と共に時代を超えたモダンな洗練を併せ持ち、多くの方に愛されてきましたが、作り手の求める糸の供給が途絶えたことから、残念ながら 先年その生産を終了しています。どっしりとした風合いで知られる伊兵衛織ですが、帯地は更にふっくらと地厚、芯の入らない単帯で伸縮性に富んでいますのでとても締めやすく、お太鼓も美しく形が整います。こちらは定番の綾織りによる入子菱文。どのようなお色の着物にも合わせ易い深々とした葡萄色です。無地感覚ながら上質 な絹糸が持つ柔らかな光沢が気品豊かな華を見せるお品、作家作品など個性の強い着物にも決してひけを取らない存在感に、伊兵衛織ならではのちからを実感いたしますね。一度手にしましたら忘れられない独特の風合いを、どうぞこの機会にお確かめ下さいませ。

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銀座【帯1931】本場牛首紬地 洒落袋帯 (落款入)

白山工房製の牛首紬地に、絞りや金銀彩などが贅沢に施された洒落袋帯です。シンプルな絞りや七宝花菱、地紙文などが段替わりに並ぶお品。藍媚茶色が近いでしょうか、渋みある灰緑系を覆うように配された金彩が鈍く煌めき、古い金更紗のような趣きを添えていますね。玉繭から人の手でのべ引きした糸を用い、手機で丹念に織られる牛首紬は、小さな節があちこちに顔をのぞかせる表情豊かな織物です。釘抜きとも呼ばれる堅牢さを備え、張りのあるしなやかな風合いは極上の締め心地を運んでくれることと思います。紬や小紋などの装いにいかがでしょうか。

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銀座【帯1930】誉田屋源兵衛作 楼蘭織 袋帯

帯問屋として京で270余年の歴史を持ち、その卓越した染織技術から生まれる個性的な帯で名高い老舗・誉田屋源兵衛さんの袋帯です。こちらは楼蘭織、鈍い煌めきを放つ金銀糸を贅沢に用いたどっしりとした織り味のお品で、美しい彩りの段替わりを背景に、波飛沫にも見える唐草文に瑞雲を重ねた華麗な意匠が浮かんでいます。特殊な糸を自在に操る誉田屋さんらしい複雑な糸遣いが奥行きある景色を創る帯、見た目の重量感とは異なる軽い締め心地もうれしいですね。古典の品格をしっかりと守りながらも見事にモダンなフォーマル帯、確かな素材と技術、そして鋭敏な感性が作りあげる誉田屋さんらしい存在感ある一本です。晴れやかなお席にいかがでしょうか。

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銀座【帯1929】曽根武勇作 西陣織 袋帯 (落款入)

公家装束の製織などを担ってきた西陣の高度な技術を今に伝える伝統工芸士・曽根武勇さんの作品です。こちらは砂色、利休茶、芥子色が近いでしょうか、淡彩ながら重厚な趣きの色を用い、非常に複雑な幾何文様が精緻な織技で表現されています。金糸の入らない静かな景色ながら、光に揺れる見事な絹の光沢は華やかなお席にも充分対応できる力を備えており、確かな仕事によってのみ引き出される絹そのものの輝きを教えてくれます。薄手でしなやかな締め心地のお品、ドレッシーな織りから訪問着まで、幅広い装いを典雅に引き立ててくれることと思います。

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銀座【帯1928】龍村晋作 傳匠名錦 「如源列仙遊楽錦」袋帯

初代龍村平蔵さんの三男・龍村晋さんの「如源列仙遊楽錦」袋帯です。父平蔵さんの下で学び培った技術や感性を新たなかたちに結実させた「傳匠名錦」シリーズで良く知られるこの方の作品は、龍村の芸術性に加え、実用性も兼ね備えた帯として高い評価を受けています。こちらは漆の手法である堆朱や堆黒の景色を織りで見事に表現したお品。漆を塗った和紙を箔糸として折り込み、様々な割付文を背景に仙郷に遊ぶ仙人達の姿が細やかに表現されています。地紅堆黒仙遊図文錦として初代平蔵さんの作品としても名高い重厚感あふれる意匠、堂々たる後姿を創り出す逸品です。

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