世田谷【帯1903】塩瀬地染名古屋帯 神坂雪佳 遠山文 (落款入・となみ織物扱い)

神坂雪佳の染め帯とのことですから、「吉野」のモチーフから材を
採ったものでしょうか。練色の上質な地に幾重にも連なる山々の幻想的な風景が美しい彩りで表現されています。遠山の暈かしは良く見られるモチーフですが、こちらの帯のようにそれぞれの色をしっかりと効かせ、染め際美しく自然なグラデーションに溶け込ませたものはなかなか見かけませんね。はんなりとして柔和な表情ながら、すっと目を惹く印象的な後姿を創り出してくれることと思います。ドレッシーな紬から小紋などの装いにいかがでしょうか。

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世田谷【帯1902】日本工芸会正会員 福村廣利作 塩瀬地染名古屋帯

辻が花の技法を今に蘇らせたことで知られる小倉建亮さんに師事、辻が花を「絵絞り」として捉え、独創的な意匠も取り入れながら確かな技術で現代に生きる辻が花を追究なさる、日本工芸会正会員・福村廣利さんの名古屋帯です。こちらは木蘭色が近いでしょうか、枯れた味わいのある鈍い黄褐色の塩瀬地に瑞々しい竹の姿がゆったりと配されたお品。優しく揺らぐ絞りの描線を、カチンの繊細な筆がすっきりと引き締める辻が花独特の表現が、端正な帯のかたちに完成しています。控えめな色柄ながら丁寧なお仕事から生まれる確かな存在感が、紬や小紋などの装いを上品に引き立ててくれることと思います。この機会にいかがでしょうか。
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世田谷【帯1901】人間国宝 喜多川俵二作 織名古屋帯

父である平朗さんの技術を引き継ぎ、「有職織物」の重要無
形文化財保持者として気品豊かな作品を制作なさる、喜多川俵二さんの名古屋帯です。こちらは紅鳶と白橡・漆箔糸による端正な織りを背景に、金糸によって格調高い牡丹唐草文が静かに浮かび上がるお品。撚金糸や箔糸を細やかに使い別けた複雑な織りによって、紗を重ねたような奥行きのある景色が丁寧に表現されています。二陪織物のように優美な華を見せる織りとはまた趣きを異にしますが、穏やかで典雅な佇まいにはまた、格別の存在感がありますね。上質な無地紬から江戸小紋、付下げなどの装いにいかがでしょうか。

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世田谷【帯1899】西陣 川島織物製 本袋帯

白練色の地に金銀糸、薄桜色や珊瑚朱色で襷に唐花文が表現
された本袋帯です。絹そのものの白と銀がつくる氷雪のような透明な世界に、金糸とほんのり甘い色みが明るさを添えて、凜として清々しい華やぎが生まれていますね。淡彩で表現された格調ある古典意匠は着物の色柄を選ばず、どのような場面でも安心してお使い頂けます。上質な糸と緻密な織りがつくる本袋のしなやかな締め心地もやはり、西陣を代表する老舗・川島織物さんならではのものですね。綺麗なピンクが使われていますが、ごく淡いお色ですので年齢層も幅広くお楽しみ頂けることと思います。改まったお席や晴れやかなパーティなどにいかがでしょうか。

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世田谷【帯1898】人間国宝 喜多川俵二作 二陪織物 名古屋帯

父である平朗さんの技術を引き継ぎ、「有職織物」の重要無形文化財保持者として気品豊かな作品を制作なさる、喜多川俵二さんの名古屋帯です。こちらは菱文が織り込まれた練色地に、ふっくらと浮線綾が浮き上がる二陪織物。有職文様を代表する端正な意匠が、光沢美しい滅紫色の絹糸と、静かに燦めく金糸によって表現されています。穏やかなオフホワイトに深い紫が凜と際立つ景色には、公家文化の中で洗練を極めた様式美がしっかりと息づいており、装いに心洗われるような清々しさを運んでくれます。名古屋帯の形ですが袋帯とほぼ同等にお使い頂けるお品、改まったお出かけやお茶の席などにいかがでしょうか。
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世田谷【着物1737】銀座志ま亀製 小紋 柿茶色 おもちゃ

着物や帯の殆どを自社の工房で製作、深みのある色遣いと気品豊かな古典意匠で定評ある銀座の老舗呉服店・志ま亀さんの小紋です。こちらは黄みがやや強めの柿茶色が近いでしょうか、志ま亀さんらしいこっくりとしたお色を背景に御神輿や打ち出の小槌、独楽や達磨さん、おままごとの道具や猫、鶏の玩具等々、手のひらでそっと包みこみたくなるような愛らしい小さなおもちゃたちが散らされています。女性の心を和ませる品の良い甘さは、志ま亀さんならではの個性、落ち着いた華やぎを見せるお色目ですので、幅広い年齢の方にお楽しみ頂けることと思います。この機会にいかがでしょうか。

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