世田谷【着物1738】型絵染 紬地着物 薄藍色 蝶の図

さっくりとして程良い張りのある上質な紬地に、藍の濃淡で花蝶が表現された型絵染めの着物です。細部まで装飾を尽くした精緻な型と野趣のある紬を素材に用いた藍のみの表現…残念ながら作り手さんの特定に繋がる情報はございませんが、その繊細かつ力強い景色からは、国画会等で活躍なさった方であろう作家さんの作品ならではの優れた技量、群を抜いた個性がはっきりと伝わってきます。制作から年月が経っていますので、さほど目立たぬ程度ではございますが薄い糊染み様のくすみ等がございます。小さな難は気にならぬ程の迫力ある仕事をお楽しみ頂きたく思いますが、その旨予めご了承下さいませ。
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銀座【着物1733】銀座志ま亀製 訪問着 赤朽葉色 鶴に松竹梅・宝尽くし (畳紙付)

着物や帯の殆どを自社の工房で製作、深みのある色遣いと気品豊かな古典意匠で定評ある銀座の老舗呉服店・志ま亀さんの訪問着です。こちらは赤朽葉色が近いでしょうか、志ま亀さん独特のこっくりとした橙系の地色に、鶴や松竹梅、宝尽くしなどの吉祥文様が散りばめられたお品。青丹や卵色などの明るい彩りに金彩を効かせた大らかなモチーフが、美しい地色からくっきりと浮かび上がる晴れやかな景色は、どのようなお席でも安心してお召し頂ける品格と存在感を備えています。重厚でありながらも、どこかおっとりとした女性らしい趣きはこちらのお店ならではの個性ですね。この機会にぜひお手に取ってご覧下さいませ。
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銀座【着物1732】日本工芸会正会員 樋口隆司作 紬訪問着「流星」(端布付)

檳榔子染色が近いでしょうか、青みを含んで広がる深々とした黒系の地に無数の流星が降り注ぐ、紬の訪問着です。尾を引いて流れる星の小さな白がすっきりと効いた景色は、シンプルながらとてもモダン、合わせる帯次第で装いにいろいろな物語が生まれそうですね。こちらは小千谷縮や小千谷紬などの優れた技法を生かし、上質な着物や帯を制作なさる日本工芸会正会員・樋口隆司さんの作品。紬ちりめんとの名の通り、細かなしぼがつくるさらさらとした極上の風合いが心地良いお品です。都会の夜にも良く似合う洗練された装いをお楽しみ頂けそうですね。先ずは聖夜のお出かけにいかがでしょうか。
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銀座【着物1731】日本工芸会正会員 藍田正雄作 繍一ッ紋訪問着 板引き杢 (しつけ付・落款入・端布付)

江戸小紋の第一人者として知られる、日本工芸会正会員・藍田正雄さんの作品です。こちらは藍田さん独自の「板引き杢」技法を用いたもの。糊置きの難しさで知られる毛万筋を得手とする方ならではの作品で、極細かな型を部分的に僅かにずらして二度重ねることで、美しいモアレのような杢目模様が生まれています。紅消鼠色が近いでしょうか、灰みの強いシックな紫系の地に仄かに浮かぶ緩やかな渦は、音も無く漂う霧のようでもあり、端正な毛万筋の景色と相俟って静謐で幻想的な世界を創り出しています。もちろん帯の背景としても万能のお品、少し格高の染め帯から重みのある袋帯まで、様々な帯合わせをお楽しみ頂けますね。江戸小紋ひと筋に生きてこられた藍田さんの熟練の技が冴える一点です。どうぞこの機会にお手に取ってじっくりとご覧下さいませ。
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銀座【着物1730】銀座志ま亀製 小紋 虹色 お軸に短冊 (しつけ付・畳紙付)

虹色が近いでしょうか、優しいピンク色の地に松や梅・牡丹や藤など、折々の花をのせた短冊やお軸が散らされた小紋です。品の良い甘さを備えた色、大らかで動きのあるモチーフが、若い方ならはの清々しい美しさを存分に引き立ててくれそうですね。こちらは銀座の老舗呉服店・志ま亀さんのお品。自社工房制作による、独特の美しい色で表現された気品豊かな意匠の着物や帯には、女性なら誰しも心惹かれることと思います。とりわけ小紋や染め帯は、志ま亀さんのエッセンスを気軽にお楽しみ頂ける素敵なアイテムですね。この機会にぜひお手に取ってその魅力をお確かめ下さいませ。
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銀座【着物1729】縫一ッ紋訪問着 道長取りに折々の花図

一斤染色や白練色、蒸栗色に青白橡色など品の良い淡彩を道長取りに配し、梅に菊花、松に楓など折々の花木を細やかに配した訪問着です。着用すれば、霞取りにも見える柔らかな彩りの流れから優美な華やぎが生まれ、お顔を明るく引き立ててくれますね。着る人を選ばず、どのような場面でも安心してお召し頂ける正統派古典意匠のお品、改まったお席やお祝いの式典などに活躍してくれることと思います。
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