薄卵色が近いでしょうか、ほんのり淡い優しいベージュ系の竪絽地に鉄線の花がさらりと描かれた付下げです。ひんやりとした煌めきの銀彩の縁取りも涼しげで、季節の趣き香る景色そのものが、清々しい風を運んでくれますね。こちらは京で名高い老舗呉服店・ぎをん齋藤さんのお品、女性の美しさを最大限に引き立てる洗練された表現は、花街の衣裳を長く扱ってこられたこちらのお店ならではのものですね。単衣時期の素材とされてきた竪絽ですが、現在では夏を通してお召しになる方も多くなってきています。鉄線ならば6月の単衣から夏の前半のお出かけがよろしいでしょうか。夏衣らしい風情豊かな装いをお楽しみ下さいませ。

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