桑染色から江戸鼠色への裾暈かしを背景に、大きく砕ける波や潮汲みの桶、苫舟など浜辺の風景と共に松や梅・菊などの季節の花々が細やかに配された、風情香る訪問着です。茶屋辻や御所解、海賦文などの古典的な風景文様は贅沢な小袖の意匠を思い起こさせ、そのはんなり優美な景色はいつの時代も多くの方から愛されていますね。精緻なモチーフが繍いを添えて丁寧に表現された一枚、どのような場面にも安心して臨んで頂ける気品豊かな装いをお楽しみ下さいませ。

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