檳榔子染色が近いでしょうか、青みを含んで広がる深々とした黒系の地に無数の流星が降り注ぐ、紬の訪問着です。尾を引いて流れる星の小さな白がすっきりと効いた景色は、シンプルながらとてもモダン、合わせる帯次第で装いにいろいろな物語が生まれそうですね。こちらは小千谷縮や小千谷紬などの優れた技法を生かし、上質な着物や帯を制作なさる日本工芸会正会員・樋口隆司さんの作品。紬ちりめんとの名の通り、細かなしぼがつくるさらさらとした極上の風合いが心地良いお品です。都会の夜にも良く似合う洗練された装いをお楽しみ頂けそうですね。先ずは聖夜のお出かけにいかがでしょうか。
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