玉繭から引いたふっくらとした太糸を用い、手機で織り上げた紬・ざざんざ織です。地厚ながらとてもしなやか、丈夫で着込む程に味わいを増すざざんざ織は、用の美を体現した織物として長く愛されてきました。こちらは墨色と白鼠色で入子菱が織り出された道行コート。無地感覚のシンプルな柄ゆきですが、どっしりとした布味や上質な糸ならではの光沢が生きる、存在感ある一枚です。縞や絣に比べますとよりドレッシーな印象ですので、改まったお出かけにも重宝頂けそうですね。真冬にも単衣仕立てでお召し頂く織物ですから暖かさも申し分なく、厳寒の二月にも安心です。この機会にいかがでしょうか。

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