紫黒色が近いでしょうか、極深い青みの紫系の地に小さな市松文が浮かぶ江戸小紋です。25個もの極小の珠を整然と並べた正方形が創る市松は、単純な二色のそれとは全く異なる繊細な表情を見せており、目色と地色が溶け合う揺らぎのある景色に精緻な極型の江戸小紋ならではの確かな品格を感じます。こちらは国の重要無形文化財保持者として多大な功績を遺された小宮康孝さんの作品。落ち着いたお色目ですし無地感覚でお召し頂けますので、合わせる帯を選びません。型彫り・染め双方の職人さんの熟練の技が光る逸品、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

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