こっくりとした黄唐茶色の塩瀬地にぽっかりと浮かぶ雲取り、蒲公英や菫、蕨やぜんまい、木賊など春の野の花たちの愛ら しい姿が丁寧に描かれています。こちらは着物雑誌などでもお馴染みの東京友禅作家・腰原淳策さんの作品。奥多摩に工房を構えておいでとのことですが、待ちかねた春、弾けるようにいのちが動き出す景色には、その地ならではの豊かな自然がしっかりと映し出されていますね。紬や小紋などの装いに朗らかな春を呼び込んでくれることと思います。

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