檳榔子染色が近いでしょうか、灰みや茶みを含んだニュアンスのある黒系の地に、精緻な織りで様々な楽器や七宝文などを配した袋帯です。小鼓、大太鼓、笙、神楽鈴や鳥兜など様々なかたちが詳しく繊細に表現されており、お出かけ先でも周りの方の目を惹きそうですね。こちらは西陣の名門・河合美術織物さんのお品、フォーマル性の高い帯を中心とした質の高いものづくりで定評ある機屋さんです。雅楽の会など音楽関係のお出かけがとりわけ楽しみになってしまう華麗な一点。機会が多い方には見逃せませ んね。ぜひお手に取ってご覧下さいませ。