七宝花菱地紋の灰青と白を横段に置いた絽に、鳩羽色や練色の菱文が重ねられた夏の袋帯です。銀糸の涼しげな煌めきを背景にモダンな幾何文が並ぶ爽やかなお品、僅かに揺らぎを感じさせる表現や優美な色遣いが、装いに品の良い女性らしさを添えて引き立ててくれることと思います。西陣証紙No.2291・株式会社志都香さんの作、小紋から付下げ・訪問着などに合わせて、様々な場面で活躍してくれそうですね。