着物雑誌などでもお馴染みの東京友禅作家・腰原淳策さんは、自然豊かな奥多摩の工房にて、四季折々の花木や風物を題材とした上品な着物や帯を制作なさっています。こちらは肌色みがかった淡いベージュ系の塩瀬地に、柔らかな色調で一群れの秋明菊が描かれた名古屋帯。楚々とした美しい花たちが、秋の澄んだ空気をふわりと運んでくれそうですね。紬や小紋などの装いに秋を呼ぶ染め帯、ぜひお手に取ってご覧下さいませ。*秋明菊の花期は秋口から11月頃までです。