染色から絵本等々多彩な活動で知られる国画会の重鎮・柚木沙弥郎さんの作、明るめの藍の紬地に、色付いた木の葉やどんぐり、小鳥たちが配された型絵染の名古屋帯です。秋らしい深く温かな彩りを効かせた力強い表現が印象的なお品、ころころと転がるどんぐりや、冬が近いというのにどこか暢気な鳥たちの表情が微笑ましくて、見る人もほっと心和みますね。優れた作り手さんの型絵染はどれも眺めていて倦くことの無い楽しさに満ちていますが、柚木さんの作品は加えて独特の突き抜けた明るさが魅力です。帯の存在感に負けないしっかりとした紬に合わせて、美しい季節を満喫してくださいませ。

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