西陣を代表する名門機屋・龍村美術織物さんの本袋帯です。こちらは銘「英窯春秋文」、澄んだ海の青と金の輝きが晴れ晴れとした景色を創る華麗な一点です。ヨーロッパに渡った古伊万里からのモチーフでしょうか、シノワズリを感じさせる楼閣や海辺の風景が繊細な織りで生き生きと表現されたお品。銘は春秋ですが、楽しげに飛び交うツバメたちや若々しい柳の緑などからは、朗らかな春の息吹があふれていますね。龍村さんならではの贅沢なお仕事から生まれる重厚な個性が、パーティなど華やかな場面の装いを格調高く引き立ててくれることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

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