200年以上の歴史を誇る西陣屈指の名門・服部織物さんの袋帯です。こちらはインドのマハラジャの一行でしょうか、華やかに装飾された象や駱駝・馬を含む堂々たる行列を、更紗花と共に精緻な織りで表現したお品。人々や動物たちの生き生きとした表情から横段に並ぶ端正な連続文様まで、繊細で複雑な図案が見事に織り上げられていますね。西陣の底力を感じさせる手織りならではの逸品、高度な仕事が創る重厚な存在感、そしてエキゾティックな祝祭感が、様々な装いを贅沢に彩ってくれることと思います。

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