銀座【着物2521】林宗平作 国指定重要無形文化財 越後上布 (証紙付・共箱付)

程良く枯れた藍の地に、素朴な幾何文や装飾文がすっきりと並べられた越後上布の着物です。深い雪に閉ざされる冬の越後で、乾燥に弱い手績みの苧麻糸を雪の湿度に助けられながら地機で織り上げ、早春の雪晒しによって仕上げられる布は、その技術が国の重要無形文化財に指定される稀少な織物。夏でもひんやりとした肌触り、風をまとうかのようなふわりとした心地良い張り、本物の越後上布がもたらす極上の着心地は、部外者からは計り知れない厳しい仕事が生み出す贅沢なのですね。生産数が激減した今ではこちらのような繊細な絵絣は制作が難しく、今後ますますご紹介の機会も減ってくることと思います。こちらは塩沢紬や越後上布で名高い林宗平工房の先代、林宗平さんの手になる逸品、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【着物2520】本場小千谷縮 縞 (青山みとも扱い)

やや黄みに寄せた桑染色と樺茶色、そして白の三色を不規則な縞に配した小千谷縮の着物です。麻独特のひんやりとした手触り、肌に付かない細かなシボ、そして家庭での簡単なお手入れもできる小千谷縮は、身近な夏織物としてすっかり定着していますね。こちらのような落ち着いたお色目の細めの縞は、お召しになる方や年齢を選ばず、また季節の染め帯や工芸色豊かな夏素材の八寸など、多彩な帯合わせをお楽しみ頂けることと思います。初めての夏着物としてもおすすめの涼やかな一枚、この機会にいかがでしょうか。

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銀座【着物2519】大彦製 絽訪問着 本紫色 雛芥子の花 (落款入) 

本紫色が近いでしょうか、はっとするような鮮やかな紫の絽を背景に、繊細な筆と繍いによって華麗なヒナゲシの花が表現された夏の訪問着です。こちらは友禅染めや日本刺繍を駆使した重厚な着物や帯で知られる大彦さんの二代目、野口眞造さんの作品。卓越した染繍技術を駆使した贅沢な着物や帯は美術品レベルの価値を備え、高島屋の上品会でも一際眼を惹く存在でしたね。ヒナゲシは薄紙のように繊細な花弁、華奢な茎に細く切れ込んだ葉など独特の可憐な姿が少女を思わせる花ですが、大彦さんの表現では全く印象が異なり、モノトーンをメインにシックな彩りを効かせた妖艶な花。ある種のデカダンスを感じさせるような高い芸術性が、大人の女性を優雅に引き立ててくれそうです。衣桁にかけて眺めているだけでも心満たされる美しい一枚、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【着物2518】国指定重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布

材料となる糸芭蕉の栽培に三年を費やし、二百本もの木から取り出した繊維を細く裂いては結んで糸をつくり、絣を括り…機にかけるまでにも長い長い時間と手間をかけ、その後乾燥に弱く切れやすい糸を丹念に手機で織り上げることでようやく布のかたちとなる芭蕉布。戦後平良敏子さんを中心とする方々の尽力で復興し、守られてきたその技術は国の重要無形文化財に指定されています。今回のご紹介はナチュラルな淡いベージュの地に深い藍色の幾何文が並べられた着物、 細縞に小さな四角形の経緯絣を重ねたシンプルなモチーフは、喜如嘉の芭蕉布保存会編集の冊子によればウチクイ柄の一つでしょうか。素朴で力強い絣がこの布の野趣ある美しさをきりりと引き立てていますね。強い張りによって身体からふわりと離れ、熱を逃がし風を呼んでくれる清々しい布、この夏のお出かけにいかがでしょうか。

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銀座【着物2517】ぎをん齋藤製 小紋 瓶覗色 飛び絞り (畳紙付)

瓶覗色が近いでしょうか、菊唐草の地紋が見え隠れする明るく冴えたブルー系の地に紅白の飛び絞りが配された小紋です。深みのある美しい赤が印象的なお品、昔ながらのシンプルな絞り小紋ですが、丁寧な絞りの仕事や優雅ではんなりとした色選びに京都ならではの洗練を感じます。こちらは京都の老舗呉服店・ぎをん齋藤さんの作。若い女性らしい上品な可愛らしさを存分に引き立ててくれる一枚、季節の染め帯から少し格高の袋帯まで、帯次第で街着から少し華やかな場面に気軽にお楽しみ頂けることと思います。手を入れて頂けば、七五三や十三詣りなどにもお使い頂けそうですね。この機会にどうぞお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【着物2516】五代 田畑喜八作 縮緬地小紋 桜楓文 (落款入)

淡い墨色が近いでしょうか、重みのある落ち着いたグレイ系の地に紺鼠色や褐返色を効かせて、小さな桜や楓を配した小紋です。控えめな柄置きながら糸目の美しさや洗練された色味に卓越した技量を感じさせるお品、茶屋辻で知られる京友禅作家・五代田畑喜八さんの作品です。僅かな濃淡が使い別けられた独特の藍の色も、制作の礎に茶屋辻を置くこの方ならではのもの。古典的な桜と楓のモチーフ、そして藍濃淡と墨色の静かな二色というシンプルな材で、このように洗練された景色を創り出す着物の世界の奥深さに驚きを感じますね。もちろん帯合わせも自在、季節の染め帯から格高の袋帯まで、多彩な帯合わせをお楽しみ下さいませ。

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