銀座【着物2893】南部絞 茜染 胴抜き単衣着物 (反端 証紙付)

盛岡の工房・草紫堂さんは、古くから南部地方に伝わる茜染めと紫根染めを守り続けておいでです。独特の深い彩りと柔らかく滲む絞りが創る趣深い景色は、熟練の技術を持つ近隣の女性が一つ一つ時間をかけて手で絞り、貴重な茜の根を用いて繰り返し染め上げる、草紫堂さんならではの丹念な仕事から生まれます。茜染めは染める温度によって明るい朱系から茶みを帯びた暗めの色まで様々な色を染め分けるそうですが、今回ご紹介するお品は比較的茶みが強めの落ち着いたお色目。南部絞茜染の美しさをより幅広い年代の方にお楽しみいただけることと思います。秋の陽に映える温かな茜色に、一目絞りを並べた松葉のモチーフがくっきりと浮かぶ見事な手仕事の一枚、ぜひお手にとってご覧くださいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【着物2892】ざざんざ織 単衣 着物 

極太に撚った玉糸を草木で染め、手機で織り上げられる個性豊かな織り、ざざんざ織の着物です。着込む程に味わいを増すどっしりとした風合いのお品、地厚ながらしなやかで皺になりにくく、袷の時期にも単衣仕立てで充分に暖かくお召し頂ける、頼り甲斐のある紬です。こちらは白橡色と黒、茜色を経緯に用いたシンプルな格子文、ほぼ均等に織り込まれた白橡色が全体の色調を馴染み良く繋ぎ、赤と黒のコントラストを程よく落ち着かせています。選び抜かれた太糸が創る力強い景色は帯の背景としても万能で、どのような帯を合わせてもその帯の魅力をしっかりと受け止め、引き立ててくれますね。洗練されたカジュアルスタイルを創ってくれるざざんざ織、この機会にいかがでしょうか。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【着物2891】山下八百子作 本場黄八丈 単衣着物 (反端証紙付)

本場黄八丈の世界でもひときわ注目される存在として知られた、故 山下八百子さんの作品です。こちらは緻密な織りによって縞に細かな市松がモザイクのように並ぶ単衣の着物、わずかな光の揺れにも繊細に反応する、輝くような色と絹の光沢が冴えわたる山下さんらしい見事な一枚です。黄八丈の色は刈安、椎、マダミから得る三色。その伝統を守りつつ、複雑な織技を駆使して美しい中間色を表現する八百子さんの黄八丈は、一般的な黄八丈の概念から少し離れたモダンな洗練を備え、独特のドレッシーな表情を見せてくれます。黄八丈の織り元として、昔ながらの方法を守り続けてきた山下家は、先代めゆさんの時代から別格の高い評価を受けておられましたが、八百子さんの代になり、また伝統に一段と大きな足跡を遺されました。めゆさんから八百子さん、そして芙美子さんへと繋がれ、進化する黄八丈、その気品豊かな織り味を、ぜひお手にとってお確かめくださいませ。
※撮影場所:世田谷美術館

この商品のONLINESHOPページを見る