
銀座【着物4398】小紋 消炭色 桜散らし(畳紙付)
色を深めた消炭色が近いでしょうか。微かに青みを含んだごく暗いグレイの地に、穏やかな橙色の濃淡色や白色で彩られた桜の花がふわりと浮かぶ、美しい小紋です。思わず微笑んでしまいそうな優しい花景色が印象的なお品。地色に静かな色を選ぶことで可愛らしさや甘さが程良く抑えられ、大人の女性に相応しい洗練された華やかさが引き出されていますね。こちらは銀座の老舗呉服店・志ま亀さんの作。志ま亀さんならではのニュアンス豊かな色遣い、古典を基調に心弾むアレンジがなされたオリジナルの着物や帯は、品の良い女性らしさや軽やかな洒落みが光る優品揃い。今回のご紹介も、多くの方から愛されるそんな志ま亀さんの個性を存分にお楽しみいただける素敵な桜小紋です。様々な帯合わせで、麗らかな春の街にお出かけくださいませ。
この商品のONLINESHOPページを見る銀座【着物4397】琉球花織 着物
色を深めた鉄紺色が近いでしょうか。微かに鉄色がかったごく暗い藍色系の地に、シンプルな白の緯絣を絡めた小鴨色や鈍い辛子色の細縞を置き、間には縞に用いた彩りに暗い赤を効かせた精緻な緯浮花織によって、繊細な幾何文様が配された着物です。沖縄には読谷山、首里、南風原、与那国や知花など各地に花織が伝えられていますので、証紙が無い場合には断定はいたしかねますが、こちらは読谷山花織と思われる端正な景色の一枚。白を沿わせて鮮やかな色を引き立たせた縞、控えめな分量ながら景色を柔らかく整えるシンプルな絣が、可憐な花織たちと共に実に表情豊かな世界を生み出していますね。沖縄の染織品は、どの産地のものも丁寧な手仕事による景色に心和む温かさを感じますが、花織の清楚な愛らしさはやはり特別なもの。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。
この商品のONLINESHOPページを見る銀座【着物4396】刺繍 訪問着 黒色 四季折々の花
地に織り込まれた細い金糸が小さく瞬く黒の地に、肩から裾へと緩やかなカーブを描く淡いグレイの場を取り、ふっくらとした刺繍で薔薇に秋桜、楓に藤、椿に小菊、蘭に水仙、山法師など四季折々様々な花木が贅沢に表現された訪問着です。白糸と金糸を基調に微かな彩りが重ねられた花たちが皆、柔らかな光を放っているかのような美しい景色はやはり刺繍ならではのもの。華麗な着物が並ぶ社交のお席でも一際輝く、存在感ある装いをお楽しみいただけることと思います。麗らかな春のお呼ばれやお出かけにいかがでしょうか。
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