銀座【着物2963】大彦製 訪問着 鳩羽色 梅楓文 (落款入)

美術品としての価値をも備えるような贅沢な染繍が施された着物や帯で知られた大彦さん。その重厚な作品は高島屋さんの上品会でも一際目を惹く中心的な存在でしたね。こちらは彦兵衛さん、真造さんに続く三代目・野口彦太郎さんのお品から、鳩羽色が近いでしょうか、灰みの強い薄紫を背景にくるりと紐で結わえた梅や楓の小枝が、友禅染めに繍いを添えてゆったりと表現された訪問着です。柔らかな白の糊糸目に縁取られ、ふっくらと立体感のある刺繍で装飾された花葉の枝が、秋冬の静かに枯れた季節の空気を見事に表現しており、独特の存在感が見る人の心に深い余韻を残すことと思います。東博所蔵のコレクションでも知られる通り、初代は江戸期の小袖の蒐集家でもありましたが、大彦さんの着物や帯は、やはり随所に華麗な江戸小袖の気配を感じますね。古典的で抑えた色調のお品ながら、豪華な着物が居並ぶ中にあっても確かな光を放つ高雅な趣きの一点。隅々まで心配られた美しい仕事を、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【着物2962】刺繍訪問着 灰桜色 花枝文

灰桜色が近いでしょうか、灰みを帯びた淡いピンク系の地に白糸や銀糸の刺繍で桜を思わせる花木が表現された訪問着です。白と銀以外には僅かに薄いグレイを添えたのみ、静かな彩りから生まれる清々しい世界が印象的なお品ですね。一歩控えた感のある楚々とした華やかさはどなたにも好感度が高く、付下げ感覚で少し改まったお出かけや年末年始の集まり、また晴れやかな式典など幅広い場面でお楽しみ頂けることと思います。着る人を品良く引き立ててくれる優美な趣きの一枚、この機会にどうぞお手に取ってご覧くださいませ。

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銀座【着物2961】日本工芸会正会員 知念貞夫作 本紅型 小紋 (反端付)

やや灰みを強めた老竹色が近いでしょうか、落ち着いた渋めの薄緑を背景に流水や青海波、杜若や菊梅、愛らしい鳥などが美しい彩りとともに浮かぶ本紅型の着物です。先ず目に飛び込んでくるふっくらとした鳥たちや花々の微笑ましい表情にほっと心和みますね。型を彫り糊を置き、丁寧に色を挿し、隈取りを効かせ…全ての工程が工房内の手仕事で行われる本紅型。地空きの部分が少ない繊細な小紋には、製作にもどれ程の時間と労力が掛けられていることでしょうか。こちらは紅型三宗家の一つとして知られる知念家の紅型を継承し、日本工芸会の正会員としても活躍なさった本紅型の代表的な作家・知念貞男さんの作品。一つ一つのモチーフが地色からくっきりと際立つ力強い景色には、独特の華やかな色彩と共に南国の染めらしい朗らかな個性が眩しく輝いていますね。本紅型の伝統に現代的な洗練を重ねた一枚、合わせる帯次第でちょっとしたお出かけから軽い集まりなど、様々な場面で存在感のある装いをお楽しみ頂けることと思います。

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