銀座【着物2533】石川県指定無形文化財 能登上布 潤色 蚊絣 (青山みとも扱い・証紙付・畳紙付)

銀座【着物2533】石川県指定無形文化財 能登上布 潤色 蚊絣 (青山みとも扱い・証紙付・畳紙付)

古来上質な苧麻糸の産地として知られる石川県の能登地方では、江戸期より布の生産が始まり、明治期以降には「能登上布」の名が上質な麻織物として全国に知られるようになりました。隆盛を誇った能登上布ですが、現在では羽咋市の山崎仁一さんの工房ただ一軒が残るのみとなっています。こちらはその山崎さんの工房の作、潤色が近いでしょうか、ニュアンスのあるグレージュ系の地に小さな蚊絣を敷き詰めた、能登上布らしい精緻な技術を活かした着物です。ひんやりとした手触り、風を通す程良い張りが盛夏にも快適な着心地を約束してくれるお品、経糸緯糸共に紡績の苧麻糸(ラミー) を使用していますので、とても丈夫という点も安心ですね。帯合わせも自在な盛夏の街着として気軽にお楽しみ下さいませ。